付け焼き刃の覚え書き

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「スタートレック:ディスカバリー」 配信:ネットフリックス

2018-01-29 | 宇宙探検・宇宙開発・土木
 ネットフリックスで配信中の『スタートレック:ディスカバリー』を視聴中。
 画像がすごく綺麗で、いかにも予算がつぎ込まれていて、宇宙船の内部やユニフォームや小物もすごくクールで、上級士官に女性が多いし、クルーにも異星人がわちゃわちゃいるので、ついつい時代的にも最新の話で劇場作品のような気がしていたけれど、設定的には第1作のTOSこと『宇宙大作戦』のおよそ10年の物語なんですね。そしてテレビ番組。

 通信衛星の異常の調査に連邦辺境に派遣された宇宙船USSシェンジョウは、そこで破壊された施設とデブリ帯に潜伏している謎の反応を確認。調査の結果、太古の異物であることを確認したが、副長マイケル・バーナム中佐はそこでクリンゴン人の襲撃を受ける。クリンゴン人は好戦的な種族だが、銀河連邦としての接触は100年ぶりとなる。
 クリンゴン艦の増援艦隊到着が想定される中、USSシェンジョウは懸命に対話を求めて信号を送るが反応はない。両親をクリンゴンに殺されてバルカン人に養育された地球人であるバーナム中佐は、養父サレクにバルカンがいかにしてクリンゴンとの間に外交チャンネルを開いたか尋ねるが、その答えは「先に相手を叩き潰す」ことだった。
 好戦的種族であるクリンゴンは、まず叩きのめされてからでないと対話のテーブルには着かないのだ。しかし、宇宙平和を掲げる宇宙連邦の艦としては、先制攻撃など許されるはずもなかった……。

 叛乱を起こして星間戦争を引き起こし、反逆者として無期懲役をくらった女性士官が主人公の新シリーズです。
 もう初っぱなからドンパチしているし、エイリアンもモンスターもうようよしているし、艦内はチームワーク以前のギスギスした雰囲気ですが、それでもやっぱり「スタートレック」です。
 登場する艦長やら提督やら上級士官を観ていると、「あのカーク船長の行き当たりばったりの猪突猛進で、臨機応変という名のゴマカシで世渡りしているところは、実は連邦士官の血脈を受け継いで生まれてきたもんなんだねえ」と変な納得をしてしまいます。

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