
しかも、その個体には「吸喰能力」があり、捕食した相手の能力を身につけることができた。それはゴブリンとして生まれる前、星々の世界で人間として生きていた前世から引き継がれた能力だった……。
ゴブリンとして生を受けた転生者が、怪物だらけの異世界で壮絶なサバイバル世界を息抜き、小鬼の巣窟を支配するまでのピカレスク・ファンタジー。善人が報われる話とか弱い者が工夫して強い相手に勝つ話は好きですが、強い者が油断しないで精進してさらに強い相手を蹂躙していく話も好きですし、悪人が開き直って世渡りしていく話も頭ごなしに否定はしません。ご都合主義でストーリーや設定がぐだぐだでなければ、要は面白ければ良いのです。
基本、主人公の回想だか日記のようなスタイルなので、話がさくさく進みます。「存在進化(ランクアップ)」で上位種族にチェンジするので、形態もがんがん変わります。ゴブリン女もだんだん可愛くなっちゃう不思議。もちろんモンスターなので、同族だって人間だって戦って殺せばバリバリ食べちゃうし、軽く流してるけど性欲もしっかり発散してるし、アンモラルといえばアンモラル(人間視点)。
でも、イラストのせいか、なんとなくほんわかしてはいますね。名前も出てこないし容姿の描写も会話もほとんどないけれど、赤毛ショートの冒険者さんとか錬金術師さんもかわいいですね。食われちゃうけど。
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