
ならば大和撫子がそれを見守るのは義務なのだと宮野先輩の言葉。
またまた会長の独断で生徒会執行部も文化祭に出店することに。
それが“ひつじ”ならぬ“しつじ”喫茶なのはいいけれど、なぜか“なるたま”こと成田真一郎は執事服ではなくメイド服を着る羽目に陥り……。
1冊丸ごと文化祭の話。正確には準備期間から1日目の終わりまで。次巻は2日目になるかというと、小旅行篇になりそうだけれども。
文化祭で大わらわの中で、しっかり相談業務をおこなう「迷わない子ひつじの会」。小説の中に登場する伝説の必殺剣の正体を調べろとか、『 々人事件』なる奇妙な同人小説を読み解けとか、あいかわらずの事件に加えて貴腐人的発言ありの5冊目。
悩み相談の本質で悩む会長に、すっぱり割り切るなるたまが格好良いです。こういう言動を繰り返していくと、へんたいハーレムになっちゃいそうですよ?
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