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付け焼き刃の覚え書き

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「“朧月夜 ”~ヒカルが地球にいたころ……(4)」 野村美月

2012-05-17 | 学園小説(ミステリ)
 夭逝した希代のプレイボーイ、ヒカルの心残りを晴らして成仏させようと、遺された彼の恋人たちの後始末に奔走する是光だが、驚天動地の“葵”の申し出があり、式部帆夏の思わぬ告白もあり、是光までもがヒカルに影響されてきたのかという昨今、まだ小学4年生ながら“紫”こと紫織子の言動も怪しい。
 そんな是光の前に姿を現したのは、日舞研の月夜子。
「蜘蛛が月を隠したら、あの女が、現れる」
 そんな月夜子が是光にした頼みとは……。

 正体不明の相手から嫌がらせを受ける葵。葵を溺愛している頭条や朝衣会長は怒り心頭に達し、そのしわ寄せが是光に来ます。そして、兄嫁の“朧月夜”の登場。もちろん、その“兄”の一朱も登場し、頭条や朝衣の動きにも大きな変化が生じます。
 それぞれのキャラクターの役回りがやっと読み解けてきたような気がして、話がますます面白くなってきました。

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