頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

2016年1月28日(劣等生の吹きだまり)

2019-06-01 02:15:49 | 日記

 2009年にQQや微博を始めるまで、中国からの留学事情がひどいことになっているという認識はなかった。こういう学生との接点もなかった。非常勤で接した学生の大学を機械的に偏差値だけで並べると、TK大が底である。いわんや日本人をや。小生の中の大学教育神話は崩壊。しかし要求水準は下げない。

 小生が舌鋒鋭く批判してきたのは、
「日語系を卒業します(した)。日本に行きたいです。修士はどこを受けたら受かるのでしょうか(知るか(怒)!)。日本語学校の学費高いので学部研究生させてください(学部研究生の指導は物理的に無理です)。仲介会社高いので直接招聘してください(既に奨学金を持っている人に限ります)。」
という人々。しかし、もっととんでもない人々がいるらしい。幸い、いまだに接点(時々行ってきた学部レベルでの非常勤でもこういう人には)がない。それだけ、日本人学生も劣化が激しいのだろう。

(読売新聞)
「中国の劣等生の吹きだまりになりかねない日本の大学」
 中国の普通の大学に合格しない子を安易に日本の大学に「留学」させる例が増えているような気がする。留学というと聞こえはいいが、落ちこぼれを拾ってくれる日本の大学に子弟を預けるという構図である。

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(この時いただいたご意見)
实际上某些留学热门国家高水平院校的研究生申请会对“985、211”的学校出身把 关,很多普通本科的学生在这一关就被刷下去了。日本顶尖大学(东大京大)是不是有卡身份我不清楚,我学校(北海道大)这方面挺好的,不看出身但凭本事,机会多。
日本語学校で大学院に進学するクラスメートを聞いて日本語さえ分かれば進学できると答えたらびっくりしました。ですが、学部に進学したいのなら、日本語・歴史・地理・政治・経済とTOEFLを勉強しなければならないのです。ほとんどの日本語学校や日本の大学の教授のこと連絡先とか、仲介しか知らないからって友達が言った。

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