頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

飛び降りを見たら(高校物理で解く人命救助問題)

2020-05-02 14:24:40 | 日記

新疆ウイグル自治区で発生した女性の飛び降り事件。警察官が果敢な行動で負傷しながら命を救ったが、高校レベルの物理学で最善の策を導きたい。

地上で女性を受け止める場合は男性が速度変化ゼロで非弾性衝突するしかなく、実際には両者大けがとなってしまう。

そこで、図のようなパターンで弾くのが正解ではなかろうか。

もちろん特撮のように空中で抱きかかえる(跳躍の頂点において非弾性衝突で一体化する)ならば、体重が一気に倍以上になるので速度は半分以下になるだろう(運動量保存の法則)。
実際これは難度が高いので、弾性衝突的に弾くことになるだろう。

50kgの女性が4階からなので約15m/sで降ってきた場合、男性の体重が75kgだったなら、横方向の速度はどのくらいでぶつかるのがよいか。女性がけがをしないためには、衝突後の鉛直速度を5m/sに落とせばよいとして、男性の鉛直速度はどのくらいを覚悟すべきか。また、衝突後に両者が水平方向へ飛ばされる速度はどうなるか。(跳躍高度は無視してよい。)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「9月始まり」の実際はどうなる | トップ | 地理学者としてこんな時にで... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (本人)
2024-09-02 14:42:14
横浜での不幸な事件はまことに悲しいが、海外(先進国ではない)では実際小生の知人の兄弟も巻き込まれて働けない身体になってしまった経緯がある。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事