技術的にも9/1入学に支障はなさそうです。唯一気がかりなのは、生気象学的な根拠で設定されている夏休みの開始時期と、それとは真逆の関係となる寒中休みなど。日本の気候の地域差を考える場合、北海道や長野県などはお盆明けに夏休みが終わります。春休みは不要になるからそれで調整できますが、始まりの時期の差はそのままですね。大学などは国際標準の6/30卒業でよいとして初等中等教育機関の卒業式(卒業)を全国一律とするなら、東京以南は夏休み期間中である7/31でがフェアでしょうか。式の前後は旅行に行くなみたいな?
余談ですが、卒業式から社会人になる、あるいは上の学校に進学するまで、つまり従来なら年度末に刑事事件を起こした学生は、日本なら在校生として報道されます。同じ質問を新浪微博でも聞いてみたけど、レアケースと思われているのか、回答は得られていません。9/1入学、入社となれば、8月あるいは7月の社会的身分はどうなるのでしょう。
学年や入社同期などの構成を従来の4/2~翌年度4/1までのままとしながら、年度の開始を9/1にするのであれば混乱は最小化できそうだ。8ヶ月も令和4年と令和3年度が混在するのが唯一の悩みか。
一方、9/2生まれから下の学年へとする場合、何が起きるのか。すでに小学校へ上がった子は「分断」を味わわされることになる。小学校から高校まで一斉にやるならできそうな気がする。大学は単位制なので先に行くやつはどんどん先に行かせればよい。優秀な子の飛び級もあちこちで出るだろう。
定年延長論議みたいに、段階的にとか言い始めると、わけがわからなくなりそうだ。あるいは、ある学年だけ半年分しかいない学年を挟むのか。となると何が起きるか。できるとしても、幼稚園から小学校に上がるタイミングだけ。すでに小学校に上がっているのであれば、9月以降生まれは同じ内容を2回学ぶことになってしまうので不可能。
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