マイスター制度の政治利用はご法度なので、こんな絵柄はさすがに使えないし、姻族も家族も政治理念的には真逆と思われるので、いまさらそれらを失う覚悟で、というのはありえないが、もし小生が今回、H氏に勝てる長野選挙区の候補として出馬したならば、こんなことを言うだろう。
「地方」の価値が見直され、田園回帰が進行している。地域おこしの目的は「活性化」というよりは持続可能性の追求ではないか。旧住民も移住者も、ともに幸せに持続可能に暮らせるような長野県でありつづけよう。
地域の発展(人口、経済など)のみならず、持続可能性も重要である。地域の子供が「選びたい道」を選び、その選択なりの郷土への貢献ができる教育をきちんと残そう。同時に、地域における就労の機会創出という甘い話だけではなく、国土や社会の構造、(高学歴・高収入などに象徴される上昇志向を基調とした)人々の価値観にメスを入れる覚悟を持とう。身の丈を考えた持続可能な社会を築こう。
新興宗教の教祖みたいにも聞こえるが、比例区に出る場合はこれと真逆のことをいうかもしれない。現在ならば、国民(か維新)を選ぶのだろう。
環境学者(国立研究開発法人)、大学教授、工学博士、辰野町出身、T大学大学院修了。62歳。
2015年に私大転出を選んでいたら、その後の多くの論文は出なかったかもしれないが、確実にこの世界線に乗っていたかもしれない。人生はどっちがよかったのか。

岳父は宮下創平先生の大物支援者というべき存在でした。私自身は自称リベラル、学歴も宮下家に劣りません(しかも理系の博士)。ここまで好きな学問の道で生きてきました。今回の選択肢みて、友人や親戚に言われてたことが冗談ではなかったと自覚。10年前から準備してれば今回。