光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
ブログ開設2005.8~gooブログに移設2014.9

第14回姫路ジャズフェス2011

2011-05-14 | BFJO2011

2011.5.08(sun) 姫路文化センター大ホールにて姫路ジャズフェスティバルが行われました。

多数のアマチュアバンドが、次々に素晴らしい演奏を披露して、拍手を浴びていました。

司会は元ラジオ関西アナウンサーの三浦紘朗さん

昨夜のクリニックも参加して帰りが遅くなり、今日は出遅れてしまい、見たかったTwinkle Jazz Orchestraの午前中の出番に間に合わないという、情けないことになりましたが、午後のジャズ演奏は全バンドを聞くことが出来ました。

演奏シーンを下に置きました。スライドショーで見れるはずです。(右下隅のマークをクリックすると元画像が見れるかもしれません)

<embed height="267" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" width="400" src="https://picasaweb.google.com/s/c/bin/slideshow.swf" flashvars="host=picasaweb.google.com&amp;hl=ja&amp;feat=flashalbum&amp;RGB=0x000000&amp;feed=https%3A%2F%2Fpicasaweb.google.com%2Fdata%2Ffeed%2Fapi%2Fuser%2F109678578636111166508%2Falbumid%2F5604356286058248817%3Falt%3Drss%26kind%3Dphoto%26authkey%3DGv1sRgCO_q696N257oNA%26hl%3Dja"></embed>

#5. Sunday Sounds Jazz Orchestra

前日のクリニックで指導を受けたCorner Pocketはかなり雰囲気が良くなったようでした。クリニックではベースの納浩一プロがベースの音量が大きいので、p(音量記号のピアノ)で演奏すべきところが音が小さくならないと的確な指摘があり、そこを調整して臨まれた筈です。その用に演奏の出来はバンドだけでなく、音響さんの適切な調整との掛け算でのパフォーマンスになるので、音響でどのように変わるのかと言ったことは、この姫路ジャズフェスでの前日クリニックで何度か見ていますが、このような経験ができるバンドクリニックはとても有意義ですね。

#6. Castle Jazz Band

3曲目に演奏されたAmazing Graceではバンジョーとピアノで物悲しく始まり、涙誘われそうになりました。その後上原さんのTpのメロディーに移りだんだん賑やかな元気が出る編曲は好みでした。

#8. Swing Cats

姫路ジャズフェスで一番華々しいパフォーマンスでした。もともとこのバンドはイエロージャケットを着て明るいのですが、さらに今回登場した3人の歌姫さんは、司会の三浦さんによるとフラダンスしそうな・・・という雰囲気のカラフルでロングドレスでしたので、目に良かったです。(笑)私的にはmadocaさんが2年ぶり?にスリムになって素晴らしい声が完全復活で聴けたのが特に嬉しかったです。

#9. Mega Tone Jazz Orchestra

熱いサウンドを得意とするメガトーンは健在でした。

#10. Miki Sound Blast Orchestra

結成されて2年ほどでベテラン+若々しさの混成部隊ですが、スイング系を中心にやってるので今後の成長が楽しみです。近藤和彦As+ボーカルシンディさんが加わってのAll of Meは見応えありました。

#11. 高砂高校ジャズバンド部 Big Friendly Jazz Orchestra 吉村組

どの曲もこれまで聴いたことが無いくらい丁寧に演奏されてました。昨夜のクリニックでの知識・意識がそうさせたのでしょう。全く次元の違う演奏になってました。各ソロもかなりしっかりとやれたようです。

(1) Well Git It!

(2) One More For The Count・・Jr Band

(3) Blue Bossa 守屋セクステットのリズム3人と共演守屋純子P、納浩一B、小山太郎DS

(4) Not Yet Over The Hill

P5084911e

#12. Saturday Night Gang

Polka Dots And Moonbeamsの演奏に村田陽一さんが共演。張りのある村田さんの音は独特ですねえ。

#13. Westwinds Jazz Orchestra

1曲目のFascinating Rhythmは私がこちらに来てビッグバンドを聴き始めた時のBFJO2005斎藤組の熱気と若さあふれる演奏が記憶に残ってるので、ついついそれと比較して物足りなく思ってしまいます。すいません。

3曲目のMoliendo Cafe(コーヒールンバ)は女性3人のボーカルでフリ付が楽しめましたが、かこむで見たフリの方が好きだったかも。(笑)

5曲目のHeat's OnにTpの岡崎好朗さんが共演。どこまでもまっすぐでピュアな音色が見事でした。

全体としては今年のボーカルさんはどのバンドも色彩豊かで、目でも楽しめましたよ。

アマバンドの幾つかは守屋純子スペシャルセクステットのプロの方と共演が出来て、得難い経験を積むことが出来たでしょう。

アマバンドのパフォーマンスが終わった後、長い休憩を挟んで、この日のメインイベントである今回のゲスト守屋純子スペシャルセクステットの演奏になりました。

今年のメンバーは守屋純子P、岡崎好朗TP、近藤和彦AS、村田陽一TB、納浩一B、小山太郎DSでした。

フロントホーンの近藤さん、岡崎さん、村田さんはジャケット着てて、守屋さんはうす茶系に切り替え模様のドレス、納さんは白シャツに黒っぽいベスト、小山さんは白シャツに緩めたネクタイというファッションでした。納さんは今まで見た中で一番のフォーマルっぽいオシャレでしたね。それと見て面白かったのが、小山さんのドラムのマイクが頭上から両側のシンバルを狙ったマイクはドラム席の後ろに束ねたようなスタンドがあり、立ちあがって頭の上で両サイドに分かれる配置でした。あのマイクスタンドは小山さん持参のものなんでしょうか?珍しい形でしたね。

演奏されたのは多分

1. Four In One この曲はタイミング合わせるのが難しそうな演奏者泣かせの名曲ではないかと。各パートの良さを盛り込みつつアンサンブルを聴かせるオーケストレーションの絶妙さが好きです。それを如何にもやすやすと演奏するこの人たちはさすが。でも若干村田さんtbにはこれまでの片岡さんに感じなかったものを感じる。音質音量タイミングなど。私にはツヤ・ハリがあり過ぎの感だけど、それが好きな方は多いだろう。

2. Walts Steps 1週間たって既に記憶が・・・

3. For Daniel 守屋さんの欧州活動を手伝ってくれた同年代の方が亡くなったのでその思いで作曲されたという。落ち着いた佳曲。

4. It's Don't Mean A Thing 納さんのベースソロが延々と面白かった。しばらくbに小山太郎さんのdsを合わせるだけでの流れがなかなか素敵で今夜一番ワクワクしたと思えた演奏。後半での村田節炸裂も良かったし。岡崎さんはまっすぐな音にアドリブ加えても揺るがない明瞭な音で前日クリニックで講師の何人かから言われてた「活舌」の良さというのが最高に良いのかも。全て楽しい。

5. Take The A train ・・・守屋さんのピアノソロ。これは良かった。あの曲をどこまで表現できるかと、恐らく会場の皆が固唾を飲んで聴き入ってた感じだけど、終わってからの拍手が一段と多かったのでは。

6. I Got It Bad   4~6がエリントンナンバー3つ揃えたとのことでした

7. Wolking Down The NAKAMISE Street ・・・浅草ジャズのために作ったそうです。いいですね、そんなテーマ曲が出来るなんて、姫ジャズも来年は15回目のキリの良い数字になるので、守屋さんに頼んで作ってもらうってのはいいかも。

アンコール

Night Stars (見上げてごらん夜の星を)

 ・・メロディラインは岡崎さんtpや近藤さんのssでシンプルだけど、そこからの展開はさすがに皆さん聴かせてくれます。イントロ含めて要所にB+Pの独特のフレーズが聞こえる。これはサウザンドクレイン(別の曲かも)に使われてたのと似た感じかな物悲しい曲想の基礎作りになった感じで印象深かった。