<script src="http://jss.afpbb.com/sdata/newsdelivery/blogzine/js/utf8/4043000/e96b378c99a677bb11c37b4228361c55.js" type="text/javascript"></script>
今夜の国別対応フィギュア団体戦の最終日でペア競技と女子フリーを最初から見ることが出来ました。
初日のショートプログラムの時にも思ったのですが、シーズン最後なので各選手のレベルが上がってるのと安定した演技が見れて、いい大会ということかもしれないですね。全世界から参加できないのは残念なところがありますが・・・
それで、期待の日本はやはり総合力では3位という結果になりましたが、これはテレビが最強日本というキャッチコピーで盛り上げようとしてましたが、妥当な順位でしょうね。1,2位になる可能性はあったと思いますが、この競技は全員が思ったとおりの演技ができることはまれでありますから・・・
それで、ショートが終わった時点で絶好のポイントを得た真央ちゃんは、私の密かな期待通り200点越えを達成してくれました。残念ながらYu-Na KIMの世界最高得点を超えるには至りませんでしたが、来年の楽しみができたと言うことにしましょう。(^^)
それにしても、素晴らしい演技でしたね。ジャンプもスパイラルもスピンもステップも・・・シーズン見納めになりますが最高の演技でした。
Yu-Na KIMを越えるためには何が必要かと、得点を並べてみました。
まずProgram Components (このグラフはクリックで拡大できます)
上のグラフでは真央ちゃんはジョアニー・ロシェットに殆んど勝ってるのですがTransition, Linking Footworkで唯一負けています。そしてその項目はYu-Na KIMがさらに優れた点を獲得してる項目でもあります。今回はYu-Na KIMは不参加のため、前回の最高得点を出した際の得点を点線で入れておきましたが、凄い点数が出てます。まあ、この辺はISUの公式ジャッジといえども大会ごとに点数はふらつくこともあるようなので、そこは気にしないでおいて、真央ちゃんの点数が凹んでるところが分かったと言うことで、納得しましょう。恐らくジャンプに向うスピードとかジャンプの後のつなぎなど、荒川静香さんが解説で良く「流れが良いですね」と表現されてるところをモノにすれば点は上がると思いますが、それが容易ではないにしても頑張って欲しいものです。
上のProgram ComponentsとTechnical Elementsの点数をまとめてみると
このようにTechnical Elementsでは前回のYU-Na KIMに1ポイントほど負けてますが、これは誤差範囲でしょう。今回失敗となった2回目の3Aジャンプを成功させれば、間違いなく点数が伸びて勝てることは疑いありません。1年後のオリンピックでは3Aの正確さを上げることと、ジャンプ後の流れを作れば無敵のスケーティングを披露できることになるでしょう。来年が本当に楽しみですね。
安藤美姫ちゃんは4回転を失敗しましたが、そのチャレンジは無駄ではないと思います。これも来年に向けて大きな飛躍の基になることでしょう。ニコライコーチと共に頑張ってほしいです。
今回の大会ではそのニコライコーチのコーチ姿以外の表情が色々見れたのも、楽しかったです。
なお、審査点の付け方について次のシーズンからは審査員の感触でほぼ成功したように見えるジャンプについては審査員の判断でダウングレードの判定はしないことに改正されたそうです。それは浅田真央にとってメリットかデメリットかいくつかの大会で試行錯誤する必要がありそうです。wrong edgeと判定されたジャンプは成功ジャンプとみなされるのか?回転不足と判定されたジャンプは救われるのか・・・審査員の判断で決められるというのもおかしなことです。今の点数制度の一番おかしいところ・・・ダウングレードと言う変なルールを抹消して欲しかったのですが・・・
・
・