光と風の世界3

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充実してきた第5回「第20回東北学生音楽祭」

2009-02-15 | 東北学生音楽祭

今日は5回目の「第20回東北学生音楽祭」でした。

第20回というのは音楽祭のタイトルです。分かり難いですが間違えないように、してください。映画「スウィングガールズ」に登場した音楽祭のタイトルそのままを、現実の音楽祭にしてしまったものです。

それが、早くも5回目を数えることになった今年、雪の少ない山形県、置賜平野は予報とは打って変わって、朝から明るい日差しがありました。そこで見たのは、

・・・

なんと・・・

虹、Rainbowであります。

  雪の季節に虹が出るのか~?

  晴れてるのに虹が出るのか~?

なんて、思った方は科学的な思考ができる方のようです。(^^)

珍しいので、音楽祭に急ぐ道ながら、途中でしっかりと撮影をしました。

時間がたっぷりあれば、この虹に素敵な前景を組み合わせたいところでしたが・・・

そこまでの余裕はなく・・・

ついでに、この虹はずいぶん平べったいなあ、と思ったお方、

あなたは自然観察力があるようですね。

この虹の撮影時間はお昼近くです=太陽が最も高い位置にありますから、虹はもっとも地面に近づくのですよ。その逆に日の出や日没頃に見える虹は半円にちかい虹になります。

日本よりもっと南に行けば、太陽がさらに高い角度になるので、虹の上辺だけが見える場合もあるでしょう。アーチ型の虹ではなく、ほとんど水平に出現する虹・・・そういうのが見えると面白いでしょうねぇ。そういうシーンを見てみたいものです。(^^)

ともかくも、写真を紹介。

色調がおかしいかもしれませんが、お許しください。・・・今使用しているPCのブラウン管のモニターの色バランスがおかしくて、本当の色が見えてないので・・・

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それで、東北学生音楽祭の様子は・・・

ホール内の撮影・録音・録画禁止でしたので伝えることができません。

でも、楽しい時間でした。音楽の内容にもバラエティが出てきてます。

実行委員の方の工夫や苦労が実を結んできてるように思います。

音楽祭第一部では、学生のロックバンドが登場・・・

これには、「アンプ上げすぎだズゥ」とクレームつけたいです。いくらなんでも・・・彼らはもう難聴になってるんじゃないでしょうか。特にギターの男子は危ないでしょう。健康診断を勧めるべきですね。

その後、静かになったところで、ゲストの山口れおさんと、真島さんが登場し、ブラス・トライブ編集長の榎本さん司会による映画「スウィングガールズ」撮影裏話をいろいろと聞くことができました。私が興味深かったのは、映画の演奏シーンの音はそのシーンとは別に録音を行ったそうで、やはりそうなんだなぁ、と納得しました。実際のステージ演奏をあのように並んで演奏したものが、映画で聞くようなクッキリ・ハッキリ・メリハリ・ドンドンと録音できるわけがないようですね。録音時には個別にマイクをつけてしっかり拾って、ミックスしたのでしょう。

あ、そうそう菅原大作さんと辰巳奈津子さんのビデオレターを見せてくれましたが、いやこれは良かったですね。罪子と呼ばれてた頃のハチャメチャトークはなくて、テレビやグラビアで活躍ぶりを感じさせる、しっかりした挨拶で、随分大人になったかなぁ、なんて感想が出るくらいに成長したところも感じさせてくれました。

第2、第3部で演奏された際に、ソロ用マイクを使う場面がありましたが、大半のSaxの人はマイクから遠くて、せっかくの演奏がバックの演奏に負けてるケースが多かったのは、ちょっともったいなかったですね。この辺はリハのときに、経験者やディレクターや音響さんが指導すべきポイントなのですが、その辺が手作りの音楽祭の現状なのでしょう。と言うことで、今後の課題と思います。

まあ、しかし、こういう細かいことを言いたくなるほど、演奏のレベルが上がってきてるので、音楽祭と言う名前に恥じぬ中身になってきたように思いました。

毎年参加されてる、SOLAというバンドの方も年々うまくなっておられますが、今年は映画音楽のアレンジを担当された岸本ひろしさんに縁があって、特別にアレンジをしてもらったと言う演奏を披露されましたが、良かったです。ドラマーはいつも元気なおじいさんなのですが、今年は特に完璧なスティックさばきで、いやホントに楽しめました。

それから、天神森スウィングオールスターズという初登場バンドが出てましたが、バンマスは以前この音楽祭の実行委員長も務めた片桐さんで、置賜一円から集めたそうですが、外国人が3人もいたような(うち二人は英語の先生でした)これが演奏が素晴らしかったですよ。同じメンバーで来年やるのは難しいかもしれませんが、もう一度期待したいものです。

毎回楽しみにしてるSMJO: Snow Monster Jazz Orchestraの演奏は、今年もばっちりで、小泉Gさんのテナー、タカさんのハイノートTp、アドリブの楽しみなマンマルさんのTb, Tpそれぞれしっかり良かったです。

ステージ写真は撮れてないので、ロビーの展示物の写真などペッタンしておきます。

午前中は1Fロビーで初心者向けに山口れおさんの指導などありましたが、甘ーい音を聞かせてくれましたよ。「少年時代」と「聖者が街にやってくる」だったかな?

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階段踊り場には、樹里ちゃんとミサイルの等身大ボードがお出迎え

確かこのボードはどなたかの手作りだと聞いたような記憶が・・・

中央のスナップ写真のあれこれも黒いバックに素敵なレイアウトでした。

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2階の展示コーナーには色々と飾ってありました。記念グッズ半分、マニアお手製の手作りの品もなかなかのものがところ狭しと並んでいました。いっぱい並んでると、何か目移りしちゃって、じっくり見れてないんですよね。ちょっともったいなかったかも。

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会場の川西出身の作家にちなんで「ひょっこりひょうたん島」も二つ登場

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フラワー長井線応援コーナー、写真にジオラマに

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あさかぜさん作品のナインゲージもしっかり動いておりました。

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今回、矢口監督作品の「ハッピーフライト」にちなんで大きな模型も登場してました。

バードストライクに関係のピトー管までしっかり再現されているのは、さすがでした。

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グラスにリューターで摺り加工を施したゲージツ的ワイングラスがありました。

これはあべなぎちゃんでしょうか。

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こちらは、随分細身な樹里ちゃんぽい。

SGのファンの皆さんはなかなかの芸ジツ家が多いようです。(^^)

これで、「神の雫」ワインを飲んだらうまいべなぁ。

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こちらにも長井線車両と季節を組み合わせたいい写真が並んでいました。

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