黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

多機能なコントロールBOXが保々完成

2020年05月20日 23時23分15秒 | アマチュア無線

 

    

 

 

 私が3.5MHz帯や7MHz帯でCWモードを運用する時にノイズの谷間で浮き沈みする弱い信号や隣接の強いQRMの中で弱い方のDX信号を受信する場合に其の状況に応じてアクティブ・フィルター(CW,SSBモード共用でAF信号の通過帯域は可変可能)とEME通信などで月面で反射し返って来たノイズの中の微弱な信号を受信する為に開発されたCW NOISE SMOOTHER(峡帯域固定のAFデジタル・フィルター)を使い分けて居たが、其々が独立したケースに収められた附加装置でAF・AMPも其々独立している為にCW運用中はトランシーバーの直接の音、アクティブ・フィルタから出る音、CW NOISE SMOOTHERから出る音を状況に応じてヘッドホンのプラグを其々の附加装置のヘッドホン・ジャックに挿し替えながら受信して居た。

 

 此れは運用段階では結構、面倒な作業で然も抜き差しの回数が如何しても多くなりヘッドホンの線が途中で断線するトラブルが多く大体、年に1~2個のヘッドフォンを潰して仕舞っていた。(最近のヘッドフォンは線が非常に細い物や半田付けが出来ない商品が多い)此れは非常に不経済なので少し前に此の切替え作業を簡単に行うコントロール・BOXを作る事を計画して、其は直ぐに出来上がったが廃材を利用したケースが余りにも大きかったので此の装置をU・VHF帯のトランシーバでも使用可能にしたり1本のマイクで3台の無線機が運用出来たり、逆に3本のマイクを切替えての運用や、一つの組込みI・Fでワン動作で4台の無線機の何れかでデジタル・モード(PSK,RTTY,SSTV,FT8)の運用が可能な切替回路、U・VHFのリニア・アンプの制御回路(ALC,送受の切替)、アンテナ直下型のプリアンプの電源供給回路と送受信の制御回路、第二送信機で運用時にCW符号の送出スピードと符号スペースが簡単に切替え出来なかったので操作パネルのツマミで自在に調整できるエレキー回路を組み込んだ。(VR部品の関係で此の部分は完全に完成は出来ていない)

 

 此れが出来上がってからは煩雑なCWモードで運用中にヘッドホンのプラグの抜き差しの必要が無く成り、ワン動作でトランシーバーからの受信音、其れにアクティブ・フィルターを通過した受信音か、CW NOISE SMOOTHRを通過した受信音の何れかをチョイスし一番適合した状態で微弱なDX信号を受信出来る態勢が出来上がった。

 

 又無線運用とは直接の関係は無いが日中、常に作動して居るパソコン2台の何れでもワッチで疲れたりブログ記事を書き込み中にBGMとしてインターネット配信の音楽を良く聞いて居るが後ろのステレオ設備で聞くか、ヘッドホンで聞くか?の切替回路とヘッドホン用のアンプも今回、組み込んだので可也の多機能コントロールBOXと成って無線運用以外でも役立って居る。

 

 あとエレキー用のVRを2個とテプラーで表示文字を作りパネルに貼り付ければ完成と成るが其れには未だ1週間位は掛かりそうだ。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。