黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

三島村での実績と出会って御世話に成った人

2013年05月30日 19時51分46秒 | アマチュア無線 移動運用


      





 三島村の硫黄島に上陸して一番最初にした事は前回に書いたが郵便局に行き、不足気味の軍資金の調達で在った。其の後、離島訪問記念に ビューローにQSLカードを(1000枚ほど)硫黄島の郵便局から送った。そして郵便局を出て駐在さんの所に挨拶に行こうとしたらスクーターに乗って走って来た駐在さんと偶々、局前で御会いして少し立ち話をしたが至急の用事で出掛ける途中の様子、後程に駐在所に出向く事を伝えて別れた。この日の硫黄島への入港は13時過ぎで在ったのでこの時間では国内コンディションは良くないので取合えず島を一周し観光を兼ねて運用ポイントを探す事にした。


 港近くの集落を離れると直ぐに雑木林か竹林の景色が広がり人家は全く無く軽四自動車が辛うじて対向出来る程度の道が島のメイン道路と成っている。最初は島のどの方角に向かっているのか?解らなかったが一本道を進むと後で解った事であったが島の北西側に在る、坂本温泉に向かう道で在った。どんどんと先に進む程、道路の状態が悪く成りやがて道に覆い被さる竹を掻き分けながら進む道と成り「此れは拙い」と考えバックし車を回せる広い場所まで下がったが其の場所が「坂本温泉」であった。


 道端に畑等は見当たらなかったし、人家の無い付近に生えている背丈の高くない木々の根元や竹林は綺麗に草抜きや手入れが行き届いて居る事に私は驚いた。四国で在ればこの様な場所は蛇の巣窟と成る所、ハブは居ないとは下調べで解っていたが見知らぬ土地なので油断は出来ないが地面が見える程の手入れが成されて居る為、安心して散策する事が出来た。


 もと来た道を引返すと道路が交差する場所場所に丸太棒に矢印の形をした道路標識が打付けられて居る事に気付き、下調べしていた飛行場方面に向う道を進む事に、飛行場は直ぐに解ったが手前の駐車上は思ったより狭く3.5MHzのフルサイズのアンテナを張るには少し狭い感じと下調べでは現在は定期便は飛来していないと成っていたが小型のセスナ機がエプロンに駐機して居たので第一予定運用場所で在ったこの場所での運用は諦めた。この場所は島の西側に位置し東側の硫黄岳方面とは違い海抜50~60mHの小高い平地で馬や牛の放牧が行われグリーン一色の台地であった。滑走路の側面を南に進むと恋人岬の展望台に向う途中の空地が有りロケーションの良さと高さが在ったのでこの場所を運用地に定めた。


 運用場所を決めた後に一旦、島の居住地区に帰り駐在所を訪ねたが駐在さんは所用から帰られておらず奥様が在宅で有ったので事情を説明すると直ぐに御電話をして頂き「直ぐに帰るので此処で少々御待ち下さい」と案内された。少し待つ間に茶菓子を御馳走に成り非常に恐縮したが世間話をしていると駐在さんが御帰りに成り、ご挨拶の後、今回の硫黄島への訪問目的を説明し運転免許証と無線の従事者免許と免許状を御見せし事情を説明した。私の運用スタイルは車で乗込み人家の無い場所で長時間の運用と成る為、如何しても一般の住民の方に不審者扱いされる事が有るので「島内で馬鹿でかいアンテナを張り訳の解らない事を遣っていると警察に通報される可能性が在るので御足労戴くのは申し訳無いので事前に申し出に来ました」と言ったら「事情は良く解りました その様な連絡が有れば此方の方で説明して置きます。免許証のコピーの了解と宜しければ何か有った時の為に携帯番号を教えて下さい」と言われたので番号をお話したら後はザックバランな世間話に成った。会話の中で島内での危険な場所と観光スポットを教えて戴いたりアマチュア無線の事も色々聞かれたので今後この島で運用される方も居られると思い世間話をしながら40分程、今回の全国各都道府県ごとの人口の少ない順の10箇所をピックアップし其の合計の470箇所との交信を競うプチ・アワードの事や其の中でこの三島村が如何に注目されて居るかの事情を説明したり、最後には電波伝搬の電離層の事まで話が飛躍したがアマチュア無線の事は可也、御理解を戴いたと思うので今後に運用予定が有る方は是非訪問されるとバックアップが戴けると思うし、その様に御願いをして来た。


 三島村(硫黄島)JCG-46006Bの最初の運用は北緯30度46分46秒、東経130度16分31秒、海抜約40mHの高台から5月2日16:49JSTから7MHzで始まり22:15JSTまで運用、其の後22:19JST~23:59JSTまでを3.5MHzで5月3日の04:59JST~09:40JSTまでを7MHzで運用し432交信し其の中で3.5MHzは52交信に終わった。コンディションは悪くは無かったが全体的な数字としては伸び悩んだ。久し振りの移動運用のオペレートとで十分でなかった事や3番手の三島村からのQRVであり移動運用の情報は流して居なかったので其れ等が原因の一つでも有るが最大の原因はアマチュア局数の加速度的な減少が最大の要因であろうと思う。


 



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