今朝も昨日に続き04時前に起き出して7MHz帯を聞いてみました。此の時間帯は思いの他にバンド内のノイズ・レベルが低く全体的に静かな感じ、CWの周波数帯では昨日に続き本日も殆どDX局の信号は聞えずSSBの周波数帯に上がると直ぐにOK2RZの59プラスの信号が聞えて来ました。
早朝に良く出て居るJAの常連組が次々と59~59プラスのRSを送りながらも「今日はDXコンディションが悪い。」と言って居るのを聞いてあんぐり状態に・・・・・・多分、諸中QSOをして居て何時もならもっと強力な信号強度で聞えて居るのだろう。其れを物語るかの様に其れ以外の局の信号は聞えなかった。20分間程しても他が聞こえない状態に無線のワッチを諦めて未だ薄暗い中を家内と散歩に出掛けた。
堤防から河川敷の散策道に入ったら草叢から心地良い鈴虫の音が聞えて来て、その音は1Kmほど途絶える事無く続き、早朝散歩の御利益を家内供に味わった。行きの段階では足元が何とか解かる程度の明るさだったが折り返しての帰り道は東向けに歩く為に未舗装の道に生えた背丈の短い雑草の葉に宿った朝露が日の出前の明るさに照らされて銀色に綺麗に輝いて見え、其の中に私達が歩いて来た足跡だけが点々と続いて緑色に見えて此れは極ありふれた景色だったが今朝は一寸した感動物だった。家内が即興で名付けた「すずむし街道」の帰り道は明るく成り始めると鈴虫の音に機械的なガチャガチャの虫の音が加わって少し興醒めの感、河川敷から我家に通じる堤防への階段を上がる頃に漸く太陽が水平線の雲間から顔を出し始めると正対する私の体の前部分が急に温かく成り、1週間ほど前の生暖かい早朝の空気感とは違う遠ざかる夏と近付いて居る秋を感じる空気感に変って居た。