黄昏叔父さんの独り言

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 若鮎の遡上

2018年05月16日 23時56分22秒 | その他

             


 毎年此の時期に成ると小さい若鮎が川を上って行きます。此処2~3日の夕方の散歩時に覗いてみると3m強の堰堤を越すために5段前後の溜まりを鮎が一段ずつ力を付けながら登って行く状態を見る事が出来ます。鮎は未だ可也小さ目ですが元気良く水中を泳ぎながら登って行くものから大きくジャンプして上段の溜めに直接ダイブするものや目測を誤って大ジャンプをしながら元の溜めに落ちるものまで様々ですが其の力強さには驚きます。


 其れを目当てに鷺が20羽以上飛来し溜めと溜めの間の堰の部分に陣取って若鮎を啄ばんで居ましたが私が近付くと一斉に飛び立ち50~100m位の距離を置いて「邪魔者の爺さん早く立ち去ってくれないかなぁ~?」の思いでじっと此方を観察して居ます。鷺の存在は若鮎にとっては危険な存在なので3~5分間は若鮎は余り飛びませんが天敵の鷺が居ない事が解かると段々と遡上を始め多い時だと一瞬に20匹以上の若鮎が移動を始めます。従って鷺にとっては邪魔者の爺さんでしか有りませんが若鮎にとっては天の助けともいえる安全に遡上が始められる良い爺さん?の役目を果たす事になります。兎に角見て居て飽きません。今年も此のシーズンが来て後1週間もすれば愈々夏の始まりを告げる蛍の乱舞が庭先で見られる時期と成ります。


 最期の写真の黒く写ってる部分は若鮎の魚群で千匹以上居るのでは?と思える程です。

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