黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 私の無線活動での最大の失敗、

2022年05月30日 23時06分48秒 | アマチュア無線

 

  

 

 

 昨晩の可也遅い時間帯にインターネット動画で現在、堀江謙一さんが『サントリーマーメイドⅢ号で成功すれば世界最高齢者の太平洋単独無寄港記録』に挑戦中に土、日曜日と祝日にJR3JJE/MMでオンエアし日本のアマチュア無線家と交信している動画を見付けて見入って居た。

 

 其れを見終わって其の下側にJARL監修の『沖の鳥島 DX Pedition』なるタイトル動画を見付けて早速見始めた。此のDX PeditionはJARL創設50周年を記念した特別行事で沖の鳥島からの運用は1976年の5月30日の09:10Jからスタートし4日間で世界70カントリーの9000局との交信をした様である。

 

 私は此の頃は28歳で既に現在のコール・サインで実家で再開局をして居り此のDXペディションのニュースは当時購読していたCQ誌等で見た憶えはあったが此の沖の鳥島からの信号を聞いた覚えが無く其の段階では然程重要な事とは考えて居なかったが、今に成ると私のアマチュア無線活動の中で最大の失態と成って居る。

 

 其の交信出来なかった理由を今よくよく考えて見ると調度此の時代は家内との結婚が決まり掛かって居た頃で徳島市内のアパートを借り自家とアパート間を行き来して居た時代で私の無線活動の中で数少ない無線運用がQRT状態に成って居た頃で過去の業務日誌を確認したら1976年度の交信数は50局余りで調度DXペディションが行われて居た時期には運用形跡が全く無かった。

 

 当時の私は『沖の鳥島』は普通の離島のイメージしか無く、『其の内に再びDXペディションが行なわれだろう?』位に考えて居たが後でCQ誌の写真を見ると潮位の変動で島(岩礁)が浮き沈みを繰り返す様な場所でDXペデイション処か現在は上陸する事さえ許可され無い状況か?

 

 其れに此の場所が『ARRLのDXCCのルール上でニューカントリーに成るには問題が有る。』との世界のアマチュア局からの指摘も有り、又前記の様に簡単に沖ノ鳥島に上陸出来ない事から現在は失効カントリーと成って居る。然し幾等此の時にJARLのごり押しと言えどもARRLに一度認定された場所との未交信(増してや失効カントリーと成った今)は現時点では如何しようにも取り返しの出来ない失敗!で此のDXペディションで使用された『7J1RL』のコール・サインを見聞きすると今でもチクリと胸の痛い思いがする。