黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 JH5JEO嶋村さんの移動運用のアンテナ装置

2012年05月14日 16時08分20秒 | 日記

 


 先日 嶋村さんが阿南市の「道の駅の移動運用」とJA5CHQ宅(私の実家)に立寄られた際に御会いする機会が有り高知県や愛媛県の道の駅や町村移動の際に活躍したアンテナシステムを見せて戴きながら説明を受けた。最初の写真は車の牽引フックから溶接された部分から垂直に立ち上がった支柱部分 そして其の先端には同軸のM型コネクター(メス側)が取り付けられており車内の無線機への入口と成っている。三角部分はステンのアングルを切断加工アングルの開いた部分はステンの平板を加工、アルゴン溶接して三角柱にしている(全て自作)


 
 写真2はポールを固定する為の部分を取付けたところ 取付け部分は上下2箇所のボルトの頭を回すことにより着脱が可能(車の美観の為に着脱式にしているとの話であった)アングルの山が重なっている為に取付け時のズレやぐら付きが無いように態々三角柱に加工している理由が解った。

 写真3番目はポールの固定部分にポールを固定したところの写真 単管足場用の継ぎ手を利用 ボルトの頭の回転で締め付ける。


 写真4番目でアンテナエレメントの取り付け 脚立等無しでの取り付けが可能に成っている。

 写真5番目 実際の運用常態まで立ち上げた常態の姿



 嶋村さんは当然タイヤベースでポールを立てて運用する逆Vのアンテナも常に持って行かれる様だが「道の駅の運用」も多いので場所を取らず素早い設営や撤収が(5分以内位で出来るとの事)出来るこのアンテナシステムを考えられて作られたとの事であった。全国の移動運用中に沢山の移動局のアンテナシステムを見たが全て周囲に有る物を利用して加工、アルゴン溶接をして鏡面仕上げしているのには驚いた。色々な自作の物を見ると其々の人の考えや工夫が活かされており参考に成る部分が多い。私の場合は「道の駅」の運用は基本的に遣らないが 時々運用場所の狭いところ(ロケーションは抜群だが運用場所が狭い)で残念ながら運用を諦める事が時々有るので この様な装置も作ってみようと思う。