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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

デジットの「1.5VでLED点灯回路キット」を作ってみた

2013年05月22日 22時17分54秒 | 電子工作
気が付いたら、積みキットが色々あるので、腐らないうちに作っていこうと思います。(笑
まずは、先日買ったこんなLEDが出てきたので、
乾電池1個でLEDを点けるのは、特別なことでは無くなってしまいました。

と言うわけで、デジットのこんなキットは回路の研究に役立てようと思います。
「1.5VでLED点灯回路キット」


タイトルのまんまですが、このキットはLEDは基板に実装します。


1Ωを直列に入れて電流波形を見てみると、ピークは170mAにも達しています。

テスターでは98mAでした。

回路はインダクタを隣り合わせにして結合させ、ブロッキング発振器にして、
さらに、負荷電流を18mAに制限するようにフィードバックを掛けています。
0.6[V] ÷ 33[Ω] = 18[mA]

トランジスタ2個で、巧妙な回路構成です。



ちなみに、例のLEDの場合も測定してみました。




波形を見てみると、よく似ています。周波数が違うだけです。
デジットのが30kHzに対して、これは100kHzです。

テスターでは91mAと、これまたよく似ています。



さらに、ジャンク箱を見てみると、ありました。秋月のキットです。
「1.5V電池白色LED投光キット」


このキットは、単3が2本の電池ボックスに組み込んで、ケースにしてしまうと言うアイデア商品です。
ただ、そのため部品の前加工がたくさん有って、作るのに時間が掛かりました。
同様に、上と同じ条件にするため、単4で点灯させます。


波形を見ても分かる通り、電流は少なめです。

周波数は130kHzで、ピークでも50mAしか流れていません。
テスターでは35mAでした。
やはり上の2つに比べれば、少し暗い感じです。

こちらの回路は発振に555を使ったタイプです。



結局、どれも似た感じのインダクタを使った昇圧回路でした。
定電流に制御するかどうかがポイントですね。