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2017/11/28 春日井市「愛岐トンネル群」へ紅葉狩りに行って来ました。

2017-12-05 | 尾張文化の会

2017/11/28 春日井市「愛岐トンネル群」へ紅葉狩りに行って来ました。
 愛岐トンネル群「秋の特別公開」(平成29年11月25日から12月3日)はNPO法人愛岐トンネル群保存再生委員会よって開催されました。
 会場は入口から約1.7Kmの公開された廃路線にトンネル4基(3基76m,4基75m,5基99m,6基333m)をはじめ、廃線路の自然、渓谷などが保存会の人々でさまざまな色づけされて紅葉と共に楽しめる文化遺産に成っていました。

〇愛岐トンネル群とは
 明治33年(1900)国鉄中央西線は名古屋から多治見間が開通しました。しかし戦後の大量輸送時代に対応できなくなり、昭和41年(1966)に廃線となり、14基有ったトンネルも現在は高蔵寺駅と多治見駅の約8Kmは4から5基の長いトンネルになった。

入口の行列

入口の階段登っての美しい紅葉

平成28年(2016)に登録有形文化財に認定される。

公開された1.7Kmの廃線路

3号トンネルの照明

落石防止柵には古レール

落石防止柵には古レールに刻印が確認できる。「八幡製鉄の社章と1911年号」

もみじ広場

もみじ広場

東屋前の竹林



玉野川(庄内川)の流れともみじ

県境の深見沢橋の基礎と諏訪大橋は名古屋市愛岐処分場入口の橋

4号トンネル

4号トンネル

6号トンネルで当時の蒸気機関車が残した真っ黒な「すす」跡

6号トンネルで当時の蒸気機関車が残した「すす」跡
〇暗渠(あんきょ)
 廃線路の下にあるレンガ製の水路で100年前の施工当時のレンガ色の輝きが残っている貴重な設備です。

暗渠概要

下部側の出入口

上部側を覗く



天井のレンガは100年も経過したとは思えない美しいレンガである。

開口部の下部から上部を覗く。下の写真は廃線路より上部から下部を覗く

廃線路より開口部の上部から下部を覗く。
〇玉野道

特別公開中だけ通行できる玉野道より玉野川(庄内川)を見る。
〇玉野堰堤・玉野用水(玉野水力発電所導水路)
 江戸時代の享保14年(1729)に、当時の玉野村の水不足を解消し水田に水を送ったのが始まりで、現在は大正2年(1903)に改修されて水力発電のための取水堰として運用されている。

案内板

堰堤(えんてい)と手前が玉野用水(水取堰)

帰りのJR定光寺駅(12:45頃)、無人駅で普段は人影も無い駅が混雑する。
         以上

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