きままな旅

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2023/11/15 名古屋市瑞穂区 史跡散策路 「民間信仰のみち」を散策した。

2023-11-25 | 尾張文化の会

2023/11/15 名古屋市瑞穂区 史跡散策路 「民間信仰のみち」
《コース》
 地下鉄桜山駅→神明社→信正寺→八高古墳→金龍寺→盛屋寺→八劒社→高田城跡→冨士八幡社→神之内八幡社→一之御前神社→直来神社→海上寺→八幡社・白山神社→薬師寺→眞好天神社→地下鉄瑞穂区役所駅

✿中山神明社(しんめいしゃ)
 寛文7年(1667)養林寺住職専誉上人が高田村新田字藤塚の古墳上に祠を建立したのが創始と云う。
 明治40年(1907)に現在地へ移った。
 御神木は楠に龍神様鎮座されている、その御神徳は広大無辺、御神烕は願いごとにあらわれる、と多くの人々が信心され、何時とはなしに神木と呼ばれるようになった。

鳥居と石標

天満宮

拝殿
 
御神木   説明版

✿信正寺(しんしょうじ)浄土宗
 もともと養林寺の末寺であり、かつて養林寺領高田村新田を中心にした農民の信仰念所としての百万遍念仏道場でもあった。
 門前に野仏阿弥陀・三観音がある。明治年間には瑞穂小学校の分教所であったと云う。
 
山門   本堂

野仏阿弥陀・三観音

✿八高古墳(はちこうこふん)<名古屋市立大学内>
 名古屋市立大学山の畑キャンパス東南部にある前方後円墳である。
 
八高古墳   説明版
 八高古墳の北部には剣ヶ森の場所には八高古墳陪塚(ばいづかまたは陪冢とも)が有る、日本の古墳時代に築造された古墳の様式と伝える。
 ここには創立八十年にあたり、八高青春像「わが友 若き旅人よ」を建てて永く記念している。
 
八高青春像   説明版

第八高等学校所在之地

名古屋市立大学教育研究会館

✿金龍寺(きんりゅうじ)

山門 

✿盛屋寺(せいおくじ)曹洞宗
 天正2年(1574)に虎岩賢龍大和尚により開創され、以来、聖観世音菩薩を本尊としている。
 薬師堂・観音堂・鎮守の社を創建して日待、月待、庚申待など当時の信仰の寺として名を残している。
 また、門前左側には青面金剛(2体)と石像がある。
 
石標と山門   本堂

地蔵
 
境内の保存樹
 
お堂   青面金剛(2体)と石像

✿八劔社(はっけんしゃ)
 小高い丘の上に建っている。
 境内社に源太夫社、白山社、山上社がある。

鳥居と参道

拝殿

✿高田城跡(たかだじょうあと)
 旧高田村字城ノ内にあり、現在の御剱小学校がその跡だといわれている。
 この城は村瀬浄心が居城していたとい伝える。
 
御剱小学校   城跡表示

✿冨士八幡社(ふじはちまんしゃ)
 鎌倉期に宇佐八幡宮の分霊を、更に冨士浅間神社の分霊をそれぞれ勧請して高城の鬼門と思われるところに祭られたのが創始と伝えられる。
 その後、文政9年(1826)に現在地に合祀された。
 
石標と鳥居   参道 

拝殿
 
雁道伏見稲荷大神   参道

✿神之内八幡社(じんのうちはちまんしゃ)
 熱田天王祭の宵祭りには熱田まで提灯を奉納する習わしがあった。
 境内には『肴瓮石(ナベイシ) 』といわれる祈願石があり、弘法大師が頭痛、歯痛、腰痛が治ると伝えられている。

石標と鳥居 
 
鳥居と参道 拝殿と常夜燈

拝殿
 
肴瓮石    説明版

✿一之御前社(いちのごぜんじゃ)
 祭神は天照大神の荒魂、大伴武日命、あるいは日本武尊の荒魂と伝える。
 
参道   拝殿
 
龍神社   

✿直来神社(なおらいじんじゃ)直會社(なおかいしゃ)
 木曽義仲は、義経軍との宇治勢多の戦いを前に女達を木曽へ都落ちさせた。落ちのびる途中この辺りで「かつら姫」はできものがもとで亡くなり、この地に葬られた。その後、姫の墓に植えられた桂の根元にある小石で、できものをなでると治るという信仰が芽生え、「おできの神様」としてあがめられるようになったと云う。

石標(直會社)と鳥居
 
白龍社祠   直會白龍大神「かつら姫」の傳説

✿海上寺(かいじょうじ)真言宗豊山派
 かつては寺の下あたりまで海が入り込んでいて、潮が満ちてくる時には熱田神宮から見ると海の上に建っている見えことでとで「海上寺」と名付けられたといわれている。
 本堂内本尊は薬師如来(古くから粟薬師)で弘法大師が刻んだと伝える。客殿内本尊は乳花薬師如来であり、母乳調整のために乳形のぬいぐるみを奉納するという珍しい信仰で、「ちばなやくし」の名で親しまれている。
 
山門   説明版

本堂
 
本堂前おっぱい絵馬 

大師堂

愛しのおっぱい

尾張名所図会前編五ノ四十四 海上寺

✿白山社 八幡社
 
鳥居と拝殿   拝殿

✿薬師寺

本堂

✿眞好天神社(しんこうてんじんじゃ)
 創建は天保年間(1843)と云う。
 御祭神は真好真如天満自在天神(菅原道真)です。
 現在地に遷宮したのは明治2年(1969)と云う。

石標
  
神殿   説明版 

保存樹

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