▲ 緊急復刊 朝日ジャーナル 2016年7.7 定価550円
本日は、『文明学原論』 穴沢咊光 「世界史の中の日本古墳文化」 要約・抄録はお休み
緊急復刊 朝日ジャーナル 2016年7.7 号 リベラルへの最終指令
随分昔に廃刊となっていたものと思っていたのだが、休刊だったのか わからないが、東日本大震災の時に、臨時増刊が出ていた記憶があり、入手していたはず。
本日、6月27日 突然のことだが、
1990年代の終刊号まで、定期的に配達してくれていた近くの書店が、定期購読している雑誌の集金を兼ねて、「こんなものが出ました」といって、置いていった。
編集後記からすると朝日ジャーナルが、継続的に復刊するというわけではなく、『週刊朝日』の編集部が、へたれながらも、緊急復刊号を出したということか・・・・・・「リベラルの最終司指令」という やや悲壮感が漂っているのだが・・・・・・
▲緊急復刊 朝日ジャーナル 2016年7.7号 目次1
▲ 緊急復刊 朝日ジャーナル 2016年7.7 号 目次2
▲緊急復刊 朝日ジャーナル 2016年7.7 号
冒頭インタビュー での 翁長 沖縄県知事のことば
「戦後の日本は凧のように米国が操っている」
反米左翼リベラルの発したことばではないのだ。
安倍さんと同じ、保守陣営の人のことばなのだ。
朝日新聞社 記者の質問
「妻の樹子さんは「万策尽きたら夫婦で、一緒に辺野古に座り込むことを約束している」と話しています。知事も同じ考えですか。」
翁長知事
「辺野古移設阻止」は自分の信念だけれども、それが通るか通らないかは、正直いってわかりません。私はピストル一発で消える人間ですから。
その意味では、勝敗は言えない。それは近くで見ている妻もよく知っています。座り込みについて妻が言ったことは、話が違うわけではありません。辺野古移設阻止が挫折して
一人間
一市民
一県民 に戻った場合に何をするかは、沖縄県民のみんなと一緒です。」
翁長さんのただならぬ決意が見える。沖縄はもはや決して負けることはないだろう。沖縄は米軍海兵隊を追い出し、勝利するだろう。フィリピンが米軍を撤退させることが出来て、日本にできないはずはないと・・・・
このほか
▲ 気鋭の論者 臼井聡と矢部宏治 の徹底対談
『永続敗戦論』の著者と『日本はなぜ「基地」と「原発」は止められないのか』 の著者との安保法制の徹底検証
矢部
「沖縄の事件を受けて地位協定の改定を求める声が高まっても、安倍首相は 「相手があることだから」 と言うだけです。
外交に 「相手がある」 のは当然でしょう。いったい(安倍晋三は)何をいっているのか (笑い)
世界で最も不平等な条約である日米地位協定や指揮権密約に指一本触れられない首相が、憲法を改正していいはずがない。」
白井
明治維新から第2次世界大戦の敗戦までが77年。今年8月で戦後71年ですから、、あと約6年で日本近代史の前半と後半が等しくなる。その観点から考えても、今の日本の状況は2度目の「敗戦」を迎えてもおかしくない状況にあります。
その時に「護憲」か「改憲」かという従来の対立構造を越えて、永続敗戦の戦後史を終わらせる新しい権力をつくらなければなりませんね。」
なぜ150年にもなる日本近代史のうちほぼ半分、
70年以上もの長い間、米国への従属が続くのか。!?
これには永続従属への隠された秘密があった!