讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

真空管アンプのマイクロフォニックノイズについて

2023-09-27 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 中華製6BQ5シングルパラのアンプだが、こないだからキーンキーンというノイズが気になりだした。別に夏にかき氷を食べたわけではありません。


 最初からこのノイズがあったわけではなく、5~6年たったころから気になりだしたので、真空管の劣化があるかもしれない。ロシア製の6BQ5だが、ギターアンプなどでも人気の球なので、そこそこお高いのであります。

 キーンキーンとなり出したら、真空管の頭を少し抑えてやると鳴りやみます。真空管のガラス部分は高音になっているので、火傷には注意です。また、OPT(アウトプットトランス)やシャーシを、こんこんと叩いてみるとノイズが出ることが分かります。物理的な振動が真空管に伝わっている感じがします。これがけっこうな頻度で発生するので、そのたびにイラっとすることが多くなりました。

 真空管は高価なのでおいそれと交換はできず、なにか手がないか調べてみたところ、真空管の振動を抑えるリングというのが通販(密林)で売っているのを見つけました。

 1パック4個入りで使用例の写真を見ると、真空管の上部と下部付近に2個つけていた。1パック数百円なるも送料がかかるし、他にも流用ができるかもと思って4パック注文しました。それでも、合計は千円台前半です。まあ、効果がなくてもしかたがないという気持ちで買いました。


 密林の口コミを見てみると、音が変わらなかったとかとかいうものが多いのだが、そりゃ当然である。あくまで振動を抑えるリングなので、これを装着したからといって音質が向上することはないのである。しかし、マイクロフォニックノイズに悩まされているユーザーからは効果ありというものもあります。販売店の写真のように、真空管の中部に装着するのではなく、下部に装着しシャーシと密着させるといいというのもあったので、試してみることにします。
 
 リングは、シリコン素材の耐熱仕様ということなので、高音になる真空管でも大丈夫なのでしょう。出力管が怪しいのですが、余分に買っているのでドライバ管(12AX7)にも装着しました。


 リング装着後は、キーンキーンはなくなったので、それなりの効果はあるものと思います。当然ですが、音に変化はありません。
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 追記
 数か月快調に動作していましたが、ある日「キーン」となりました。なんでやねん。向かって左から二番目の6BQ5を触るとキーンは収まります。動作中の真空管は高熱になるので、いきなり触ると危険なのですが、ファンを使って強制空冷をしているので、短時間なら我慢の範囲です。(お勧めはしないが)

 リングを上部にずらしてみましたところ、異音は収まりました。リングは耐熱仕様なので大丈夫でしょう。シンフォニックノイズが発生した場合は、二個付けたり位置を変えてみるとかすると効果がありそうです。
コメント (2)
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