讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

ペトラ遺跡と死海_ヨルダン旅行記6

2013-07-04 20:00:00 | 旅行
 Day6 関西国際空港

 やっぱ、日本のラーメンは美味いわぁ。あ~幸せの一杯である。
 

 福岡行きの便を待っていたときのことである。一人の外国人がやってきた。アジア系だが、東南アジア~中東の手前くらいまでの地域の人か? つまり何人だかわからないのである。いきなり話しかけられた。

がい「○×□・・・・・」
N村「英語は?」
がい「○×□・・・」

 意思の疎通が出来んがな。共通の言語がない。それに、聞いたこと無いような言語だ。クリンゴン人か?

 公衆電話の所に来いと、ひっぱって行かれた。彼はメモを見て、どこかにかけた。次の瞬間、受話器を渡されたのてある。

N村「あー、もしもし」
受話器の向こうは、外国人だ。なまりのある日本語で話している。
がい「その人を新幹線に乗せて、○○駅まで行かせて下さい」
N村「あ~、○○駅ですね、分かりました。じゃあ新幹線を教えます」
というか、彼のメモ用紙に「新幹線で○○駅」と書いて、インフォメーションセンターに連れて行った。こちとら、もうすぐ福岡行きの便に乗らないとならんのだ。

N村「この人、新幹線で○○駅に行きたがってます」
インフォ「あー、どうやって意思の疎通をしたんですか?」
事前に、ここに来たようだ。全く話が通じなくて、オレの所に来たんやぁ。
N村「いゃ、強制的に電話に出さされまして」
インフォ「分かりました、あとはこちらでやりますから」

 ちゅうか、一人で来るんだったら、片言の英語くらい話せよ。または、出迎えをつけるとか。電話番号書いた紙切れ1枚持って、日本に来るなんてあきれるわ。(笑)多分無事に着けたと思います。

 編集後記

 中東の中でも、治安は良いし人も良い。エジプトみたいに、たかられたりすることもなかった。高速の事故現場でも、行きずりの人達が集まって助け合いの精神を発揮する。バスの運転手も一時停車して、携帯電話で緊急機関へ連絡していた。ツアーバスなので、長く停まっておくわけもいかず、連絡後に出発したのである。

 そうはいっても、外国なので注意は必要である。でも引き馬のチップを除けば、おつりをごまかされることも、ぼったくられることも無かった。ペトラの店員と少し世間話をしたところ、彼は日本に行ったことがあるという。お互い、片言の英語で話していたんだけど、日本という言葉を出して物を売りつけようという意図は最後までなかった。じゃあね、と言って分かれたのだが、純粋に会話を楽しんでいるようだった。

 代々の国王は国民に尊敬されており、国を良く統治しているように見える。政治が良ければ、国民も自ずと良くなるのだろう。アラブの春と呼ばれた中東の混乱の中でも、この国は揺らぐことが無かった。また、Welcome to Jordanと言われに行ってみたいものである。
コメント
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