りんのアトリエ

趣味の工作、手芸、絵画、料理などを楽しむ主婦の気まぐれ日記です

残暑と闘う

2011年09月11日 | 今日の出来事

「今日は行きたい所に行っていーよ
と夫に言うと
それじゃあ…と辿り着いたのが吉備大神宮。(小田郡矢掛町)

吉備真備(きびのまきび)由来の地が気になっていたらしい。


この方が吉備真備。
遣唐使として派遣されたとか カタカナを作ったとか
石碑には書いてありましたが…

吉備真備と聞いて一番に思い出すのは、怨霊の話
日本が怨霊(となった魂)を
神と崇めて祀ってきたという、その怨霊です。

私が怨霊と聞いて浮かぶのは道真と将門と
早良(さわら)親王と崇徳天皇の四人だけですが…


日本史上には
記録に残る有名な六大怨霊だか八大怨霊(だか忘れました)
が存在していて、
確か吉備真備氏も入っていました。

なんで吉備真備がまた?と思って調べたら
彼は道真と並ぶほど優秀な人物だったので妬まれることも多く、
彼を妬んだ者たちによって騙され、どこかに幽閉され
その恨みが怨霊になったとか…

数か月前に読んだ本なのであやふやですが
確かそんなことが書かれていました。

「ここはそんな視点で作られてはいないな」と夫が言うとおり
石碑などのどこにも
そんな記録はありませんでした。

記録があろうとなかろうと
私の中では菅原道真と吉備真備が重なります。
学問の神様という意味でも…


上の画像は神社の裏にある吉備真備公園。(古代オブジェ公園)
四神の碑に囲まれているので結界みたい


この中央に立って精神統一をして…
みたかったけど秋なのに暑すぎて
とっとと木陰に逃げました ふぅ~暑い暑い

 

その後、幼なじみSちゃんが
「大きな神社だったよ。ぜひ行ってみて」
と教えてくれた総社宮に行きました。(岡山県総社市)


広々とした庭園
巨大な鯉とスッポンのいる池(←夫がスッポンを見つけた)
それに
吉備津神社に似た長い回廊がありました。(釘、使ってなさそう)

総社にはこんな大きな神社があったんだなぁ…

 

お昼は中世夢が原(井原市美星町)のすぐ隣にある
「夢味庵」というお店で角煮そばを食べました 
 
(850円じゃ)

暑かったのでざるそばを食べようと思いながら入ったけれど
名物と聞いたからには試してみないと…

と思い、汗だくでいただきました。
角煮のサイズにびっくり 
(10cmくらいあったような気がする。厚みは5.5cmとみた!)

そうそう。ちなみに中世夢が原といえば
市川新之助主演の「宮本武蔵」、
上戸彩主演の「あずみ」のロケ地になったようです。

また新しいところでは
美星町の田園は「坂の上の雲」のロケ地にもなったそうです。


主人公が海軍士官学校から松山に初帰省して
駐在さんと挨拶したシーン…(って見た人しかわからないか)(^_^;)

そのときの田んぼと山の風景、あれが美星町とのこと。
へぇー。松山かと思ってた


録画してあるのでもう一度見てみよっと。