2023年 Jリーグディヴィジョン1 第1節 サガン鳥栖 1-5 湘南ベルマーレ
3分 0-1 湘南 大橋 祐紀
36分 0-2 湘南 大橋 祐紀
45分+5 0-3 湘南 平岡 大陽
45分+9 1-3 鳥栖 小野 裕二
60分 1-4 湘南 大橋 祐紀
64分 1-5 湘南 小野瀬 康介
雨のアウェイ開幕戦はDAZN観戦だったが、想像以上の大勝で本当によいシーズン開幕となった。去年は9試合目まで勝利がなかったチームとは別のチームのようで、本気で5位を狙っているチームにとって波に乗っていくための重要なスタートになった。試合前は、山本・池田・茨田・中野と先発予想の選手が4人もいなかったので不安しかなかったけど、それも杞憂に終わったな。よかった。
なにより開始3分で先制点が大きかった。しかも去年は2得点しか取れなかった大橋！ その直前に石原が自陣から持ちあがって、チーム全体が前に前にという姿勢が見えていたところで、杉岡が西川から奪い切って、平岡→大橋→杉岡とワンタッチでつないでからの杉岡のグラウンダの早いクロスに大橋がスライディングで飛び込んで朴のニアをぶち抜くという素晴らしい先制点！
11分にはゴール前でフリーキックを与えてしまい、日本の選手の特徴は知らないだろうボムグンに少しの不安を持っていたけど、やはり全く動けず・・やられてしまった。けども、VARに助けられてゴール取消に。助かった。
21分には館が左足でミドルシュート。積極性がみられてイイね。 このプレーからのコーナーキックは杉岡のサインプレーで小野瀬がボレーを狙うが大きく外れた。のちに、これが後半のゴールの練習になったとはね。
27分、右際d0のショートカウンタ。小野瀬がマイナスのボールを帰したが、町野のシュートはミートせず惜しい。29分には、左サイドで相手がミスをして畑が持ちあがって町野に渡すもシュートは弱く簡単に防がれた。
30分、岩崎のシュートはネットをゆらしたけど、これはVARにもならずに取消に。序盤から2回もネットをゆらされるが審判のジャッジに救われた。
35分、石原のカットから前線の町野に・・・見た目は町野のオフサイドだったけど、そのままプレーを続けて並走する中央の大橋に丁寧なパスを送り、左足でのシュートがネットをゆらす。線審はオフサイド判定も、VARで町野のオンサイドが確認されてゴールが認められ2-0に。ここで大橋が画面に映ったが、胸板がメチャ厚くなっていてビックリしたね。オフの期間にかなり鍛えたのかな・・・今シーズン大いに期待できるかも。
44分、永木にイエロー。ちょっと身体が重いようにも見えた。フリーキックからまたもや河原がよいボールを送り、ゴールポストに直撃弾から福田に決められてしまった。一番決められたくない選手に決められたと思いきや・・・河原のキックの際に相手がオフサイド判定となり、このシーンもVARによりゴールは取り消しに。2-0のまま。
その直後の45＋5分、右サイドで相手ボールを引っかけてからのショートカウンタ。小野瀬がうまく中央に送り、全力で走り込んでいた大陽にふんわりパス。難しいボールも丁寧にトラップしてからの右足一閃・・これで3-0。冷静に決めた。
ここでハーフタイムに突入したかったが、長いロスタイムの末に小野に決められてしまった。ここはVARの何もなく3-1。
後半、みんなが集まっている中で石原が出てこない・・ちょっと心配になったけど遅れて入ってきた。キックオフ直後に町野が惜しいシュート。相手のDF2人がぶつかって、冷静にシュートしたけどね。52分、大橋がゴール前でドフリーになって、畑に丁寧にパスしてJリーグ初ゴールかと思ったけど朴に防がれてしまった。小野瀬がメチャフィットしてるわ。鳥栖は選手交替を準備中。
59分、町野がショートカウンタから大橋に丁寧にパス。DFに引っ張られながらも前にドリブルで進み、丁寧に朴の横を抜いてハットトリック。本当に凄すぎる。開幕戦でのハットトリックは何と史上6人目らしい。誇らしいぜ大橋。
62分、ゴール前で大陽がシュートも朴に防がれてしまったけどコーナーキックに。タリクが準備中。永木がストレート系のボールを送り、またもや小野瀬がボレーでゴールを狙った。前半にもあったデザインされたコーナーキックは、今度は見事に決まり何と5-1に。信じられない展開。町野がタリクに交替。
67分、山下と淳之介がIN。平岡と永木とがOUT。淳之介がんばれ。
79分、鳥栖は原田→藤田に交替。まったりと試合が進む、、というか淳之介は大雨の中でも半袖・・・石原、舘、畑も半袖で笑うしかなかった。 82分、大橋、石原がOUTで、山田、岡本がIN。88分、相手のコーナーキック。ボムグンが飛び出してパンチングするも、田代と接触して流血してしまった。
92分、タリク、淳之介とボールがつながり、メチャ面白かった。タリクのシュートは朴に防がれたけど、ここもコーナーキックに。山下のシュートは惜しくも防がれてしまったけど。彼もゴールを決めると大きいわ。93分、杉岡のクロスは相手がヘディングで防いでコーナーキック。94分、とっくに時間は過ぎていたのにこっちのコーナーキックも蹴らしてくれて、相手がヘディングで逃げたところで試合終了。
畑がボムグンの傷をポンポンと叩いて微笑ましかった。みんな笑顔。最高の開幕戦でした。
