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ネカマ現る/「女子高生作」小説、盗作と判明

2007-04-22 23:20:19 | ニュース
気軽にいたずらできちゃうのが「困りもの」です。










「女子高生作」小説、盗作と判明 電子書籍サイトが削除(抜粋)
2007年4月16日

「女子高生が作者」

と銘打って

インターネット書籍の販売サイトで販売された

官能小説二十数作が盗作とわかり

削除される騒ぎになっている。

盗作をサイトに投稿したのは

「女子高生ではなく男子高校生」

だったことも判明。

「執筆者の身元や中身があまりチェックされない」まま

「電子作品」

がネット上で流通している実態が浮かび上がった。


<事件>
①盗作が起きたサイトは「でじたる書房」
②登録執筆者の作品を電子書籍として販売し
③売り上げを執筆者とサイト側とで分けるというシステムをとっている
④登録者のほとんどが素人

⑤問題の執筆者は「綾波美夏」という名前で昨年9月に執筆者に登録し
⑥これまで官能小説二十数作を投稿、販売してきた
⑦著者紹介欄に「女子高生3年が書いた小説です」と掲載
⑧さらに個人サイトに女性の顔写真入りで過激な文言もあったことから
⑨ネット上で話題を呼んでいた

⑩今年1月、官能小説家の安達瑶さんの元に読者から情報が寄せられ
⑪12年前に出版された安達さんの著書と、タイトルも中身もまったく同じものがあることが判明
⑫連絡を受けたサイト運営会社が調べた結果、綾波氏が投稿した官能小説の大半が盗作で
⑬被害を受けた作家も約10人に及んでいた
⑭同社は、すべての作品を削除した

⑮でじたる書房は電子書籍を販売する前、登録執筆者とメールでのやりとりしかしていなかった
⑯担当者が盗作発覚後に綾波氏あてにメールを送ったものの、連絡はつかなくなり
⑰安達さんがネット上の足跡などをたどって居場所を突き止めた

⑱綾波と名乗る人物は実際には男子高校生で

「話題を作りたくて、軽い気持ちでやってしまった」

<安達さん>
「二度と著作権を侵害しない」と誓約書を書かせ

刑事告訴は見送った。


<フランス書院>
数人の作家が被害にあった出版社のフランス書院は

作家らの意向を聞いている。


電子書籍は

この数年、売り上げが急増しているが

「ネット上で簡単にコピーできるテキストデータ」

で販売されているものも少なくない。

男子高校生も

こうした小説を

「ファイル交換ソフトを使って入手」

していた。


<ネット上の著作権問題に詳しい山下幸夫弁護士>
「コピー・アンド・ペーストで簡単に盗作できるようになった今、販売する側が著者と契約書を交わすなどして、問題がないか確認する必要がある。管理があまりにずさんだと、著作権侵害の不法行為の使用者責任に問われる可能性もある」









ネットの匿名性のリスクは

以前から言われてるハナシで目新しいことじゃないけど

「コピペ」

の危険てのは確かにあるよね。



「住基ネット」

なんかもそうなんだけど

「紙媒体」から

「データ」

に変換すると

「効率もよくなり」

「場所も取らなく」て

「利用も簡単になる」。



イイコト尽くめのようだが

「紙」だったら

「個人情報を持ち出すのに」

「全部写真に撮る」か

「コピーしなきゃいけない」のに

「データ」なら

「一瞬で盗め」てしまう。



盗作もそうだ。



この例で言えば

「テキストデータ」

っていうものがあったからカンタンに出来たわけで

もし紙媒体からやろうとしたら

「大変な手間」だ。



「いたずら半分にやろう」

なんて思わないだろう。



それにしても

「ネカマが盗作」。



何一つとして

「真実がない」。


「虚実だけだ」。



空しくなりますねえ。









ネット時代の明日はどっちだ!




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美しいウソ/窪塚洋介猛反撃「井筒監督はアホ」

2007-04-22 00:06:14 | ニュース
映画の出来は分からないが「井筒」さんの言葉はよく分かる。











窪塚洋介猛反撃「井筒監督はアホ」(抜粋)
4月20日 デイリースポーツ

石原慎太郎東京都知事(74)が製作総指揮した映画

「俺は、君のためにこそ死ににいく」

(5月12日公開)

のPR会見が

19日、大阪市内で行われ

W主演の俳優・徳重聡(28)

窪塚洋介(27)と

新城卓監督(63)が出席。

特攻隊員を描いた作品で

井筒和幸監督(54)が

「戦争の美化」

と批判していることに対し

窪塚は

「見る前に言うヤツはアホ」

と猛反撃に出た!

同時期に公開される2作で期せずして

“映画戦争”

がぼっ発した。

窪塚は

「特攻を志願し、出撃する隊員」

の姿を熱演。

自身も3年前

自宅マンション9階から転落した経験があり

「簡単にはいえないけど、生きてることはありがたい」と

作品への思い入れは強い。

井筒監督の批判に対し

窪塚は黙っていられなかったようだ。
 

<窪塚>
「この映画を見て、戦争賛美だというヤツはアホだと思う。もう一回見た方がいい。見る前に言うヤツはアホ」

「右だ、左だ、というけど、鳥は両方の翼がないと飛べないという思いで、日々、生きています」

"窪塚節”もさく裂
 

<井筒監督>

新作「パッチギ!LOVE&PEACE」

(5月19日公開)の中に

「俺は-」

を連想させる劇中映画を登場させた上

新作のPR会見の席上などで批判を展開。

「戦争の美化はアカン。若者を右へならえさせたいだけ」

などとこき下ろしていた。


<新城監督>
同じ映画監督として
「映画を見てからコメントしてほしい。それがお互いの礼儀でありルール。パフォーマンスとしての発言は、やがて本人に返ってくる」

「沖縄出身で国歌も聞いたことなく、上京しました。右翼というのなら、どうぞ。史実をとらえありのままに描きました」









「井筒監督」

反権力タイプ。



言い方はスマートとはいえないが

「ああいう映画」

に対して

そのセリフが出ることはナットクできる。



映画自体は

もしかしたら

すごくいい映画かもしれない。



だが、残念ながら

見るつもりは毛頭ない。



「石原慎太郎東京都知事(74)が製作総指揮」

だから。



ああいう人格の人が

作ったものを見る気には

全然なれない。



クボヅカくんもあいかわらず

「セリフが軽い」。



反論のつもりの詭弁

「右だ、左だ、というけど、鳥は両方の翼がないと飛べない」

というセリフをお借りして反論させていただけば

「右の羽根だけが大きすぎる鳥は果たして飛べるか?」

そんなバランスの悪い鳥、飛べるわけない。



要はそういうことで

「右」

なんていわれる人は

「偏ってる」

のである。



鳥が空を飛ぶために必要なのは

むしろ「バランス」。



同じように

比喩で返すなら

「例え片翼だけでも名人級のパイロットは飛行機を飛ばし続けるではないか」



そう、そんな比喩には何の意味もない。



しかし、バランスがくずれ

「悪い方向に世の中が傾いていくこと」

そういうコトに対しては警句を発していかないといけない。



監督に対してもヒトコトある。

「沖縄出身で国歌も聞いたことなく、上京」

というが、いやしくも

「戦争」

というシリアスなモンダイを扱おうという人が

その裏に広がる暗闇や

思想を理解しないで作品を作れるのだろうか?



「国歌」は

そういうことを象徴するダイジな問題だ。



「国歌について考えたこともないヒトが戦争の映画を作っていいんだろうか?」



「映画を見てからコメントしてほしい」

そのことについては

「もっともなハナシ」

と思うが

「後のコトバ」

は全く余計だ。



どちらにしろ見るつもりはないが

この映画が

「青年の死」

を美しく書いていたら

それはもう

「ウソ」

である。



「親や兄弟・大切なヒト」

への気持ちを

「国を守る」

というコトにすり替えられ

「ごく一部のヒトの利益」

にしかならない戦争を

続けざるをえなかった

「不幸な時代」だ。



そう考えると

まずタイトルが気に入らない。



「俺は、君のためにこそ死ににいく」



特攻した青年たち本人の気持ちを代弁したタイトルなんでしょうが

「美しすぎませんか?」



実際は

「国のために死ね」

と言われていたわけだし

誰もが

「特攻志願してたワケじゃない」

でしょうしね。



このタイトルは

「そういう汚い・じめじめしたものを覆い隠してしまう」

気がする。



そんなキレイごとじゃないと思うなあ。



このタイトルで

「特攻隊員の映画をイシハラさんが制作」

って言ったら

見なくても

「戦争賛美」

と言ってしまう気持ちはよく分かる。



もっとも

「国のために死ね」

ってタイトルじゃ映画見るヒトいないでしょうけど



確かに

あの当時の青年達は

「すがすがしく純真、そして立派な人格者」

だったかもしれない。



だから

「その姿をクローズアップ」

して、映画を作れば

「感動的なもの」

になるだろう。



だが、そういう作り方は

「一面的」

だ。



イチバン強調しないといけないのは

「不幸」

であり

「ミジメ」

であり

「戦争の反対者への弾圧」

だ。



それをヒトコトで言えば

「理不尽」。



思想を統制された

もっとも不幸な時代

それが

「太平洋戦争」

当時だ。



美しい青年の姿を書いてもいいが

そのシーンに加え

「醜い権力者」の姿を

徹底的に描くことが

「本来の戦争映画」

だと思う。



「ありのまま描く」

というのは

こういう関係の映画については

「カンタンじゃない」。



その意味では

「森山未來, 上野樹里」

で少し前にやった

テレビドラマ

「僕たちの戦争」

はリアルだった。



「軽すぎる」

って意見もあったみたいだけど

「少なくとも醜い部分をしっかり表現していた」



もし

この映画が

そういうリアルなものであるなら

自分は

「この映画を支持したい」

と思うし

「否定的なことを言ったことについても謝罪したい」

(やっぱり見る気にはなれないが)



ちなみに

「映画紹介」

はここにありました。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6382

(ネタバレあるかも、とあったので映画を見るつもりのヒトは見ないほうがいいかな)

「特攻隊員が母のように慕う女性の視点で描かれた映画」

だそうです。



その女性でもいいが

映画のラストシーンで誰かに

「二度と戦争なんかしちゃいけないよ。あんなことするのは愚か者だ。」



そうつぶやいて欲しいものです。

チンプだが

その時代に生きた人たちにとってはおそらく

「真実の叫び」だろう。



通り過ぎてしまった過去は

「美しく見えるもの」

かも知れないが











この先「二度と出会いたくない」シーンをタクサン含んでる。



僕たちの戦争 完全版

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