葬られた事件。
兵庫県警巡査部長、捜査書類引き継がず…8年以上放置(抜粋)
4月5日 読売新聞
兵庫県警の男性巡査部長(49)が
1998年に東灘署から機動捜査隊に異動した際
同署で担当した窃盗事件などの捜査書類を
後任者に引き継がず
「約8年半にわたり放置」
していたことが4日、わかった。
捜査書類は昨年末に見つかったが
「少なくとも十数件の事件で時効が成立」
しているとみられる。
<巡査部長>
「私物とともに異動先に持ち込んだまま忘れていた」
<県警>
巡査部長を処分する方針。
①巡査部長は98年10月に同隊に異動した際
②担当していた窃盗などの事件に関する被害届や証拠品を入れた段ボール箱1箱を
③神戸市長田区の同隊の車庫の中に置いた
④2001年11月に同隊から別の部署に異動した後も放置していたが
⑤昨年末の大掃除の際、同隊員が箱の存在に気づいた
あるある。
担当が
シゴトを抱え込む職場では
ありがち。
しかし
犯罪には
「時効」
というものがある。
「仕方ないね」
ではすまない。
記事では
「県警は巡査部長を処分する方針」
と言ってるが
本来は
「巡査部長」同様
「県警」自体も
処分されるべきですね。
「引継ぎ」
には
「引き継がれる相手(人もしくは組織)」
があるわけだから
「引き継がれなかった」
という異常事態に
「誰も気付かないこと」
これは
「明らかなミス」。
もう一つは
通常時のチェック体制だ。
いくら
「シゴトは担当任せ」
とはいえ
「どんな事件」を
「誰」が
担当しているのか程度は
「組織として」
把握すべきだし
「捜査資料」は
私物化されず
「共有管理されるべきもの」
だ。
今回も
「○○事件の資料がない」
ということから
資料が見つかったわけじゃない。
つまり
資料がなくなっても
「定期的なチェックや監査が行われていない」
から
「誰も気付かない」
ということですね。
問われるべきは
「ヒト」
でなく
「組織もしくはシステムの欠陥」
だろう。
「ヒトは間違いを犯すイキモノ」
そのミスをカバーする仕組みが
全く無い。
これでは
「消えてしまったかもしれない事件」
の被害者は
ナットクできないだろう。
まずは
「ケイサツの怠慢で消えてしまった事件」
の被害者一人ひとりに
「土下座」ですね、ケイサツカンブが。
兵庫県警巡査部長、捜査書類引き継がず…8年以上放置(抜粋)
4月5日 読売新聞
兵庫県警の男性巡査部長(49)が
1998年に東灘署から機動捜査隊に異動した際
同署で担当した窃盗事件などの捜査書類を
後任者に引き継がず
「約8年半にわたり放置」
していたことが4日、わかった。
捜査書類は昨年末に見つかったが
「少なくとも十数件の事件で時効が成立」
しているとみられる。
<巡査部長>
「私物とともに異動先に持ち込んだまま忘れていた」
<県警>
巡査部長を処分する方針。
①巡査部長は98年10月に同隊に異動した際
②担当していた窃盗などの事件に関する被害届や証拠品を入れた段ボール箱1箱を
③神戸市長田区の同隊の車庫の中に置いた
④2001年11月に同隊から別の部署に異動した後も放置していたが
⑤昨年末の大掃除の際、同隊員が箱の存在に気づいた
あるある。
担当が
シゴトを抱え込む職場では
ありがち。
しかし
犯罪には
「時効」
というものがある。
「仕方ないね」
ではすまない。
記事では
「県警は巡査部長を処分する方針」
と言ってるが
本来は
「巡査部長」同様
「県警」自体も
処分されるべきですね。
「引継ぎ」
には
「引き継がれる相手(人もしくは組織)」
があるわけだから
「引き継がれなかった」
という異常事態に
「誰も気付かないこと」
これは
「明らかなミス」。
もう一つは
通常時のチェック体制だ。
いくら
「シゴトは担当任せ」
とはいえ
「どんな事件」を
「誰」が
担当しているのか程度は
「組織として」
把握すべきだし
「捜査資料」は
私物化されず
「共有管理されるべきもの」
だ。
今回も
「○○事件の資料がない」
ということから
資料が見つかったわけじゃない。
つまり
資料がなくなっても
「定期的なチェックや監査が行われていない」
から
「誰も気付かない」
ということですね。
問われるべきは
「ヒト」
でなく
「組織もしくはシステムの欠陥」
だろう。
「ヒトは間違いを犯すイキモノ」
そのミスをカバーする仕組みが
全く無い。
これでは
「消えてしまったかもしれない事件」
の被害者は
ナットクできないだろう。
まずは
「ケイサツの怠慢で消えてしまった事件」
の被害者一人ひとりに
「土下座」ですね、ケイサツカンブが。