「アマチュア無線の将来は」、なんて難しいことを考えると楽しい趣味もどこか重くなってくる。
若者のアマチュア無線離れが取りざたされ、入門の敷居を下げて間口を広げているようだが、どうも方向が違っているような気がしてきた。
人間は簡単に手に入ったものは簡単に手放してしまいます、ある程度の苦労をして得たものは自分のステータスとして保持します。
中身の分からないブラックボックスを与えられ、ハイ電波を出してごらんなさい、では何事も生まれない。
そこから何をどうすれば興味を持つかは個々に違えども、人間の好奇心を刺激するものは知識欲なのかもしれない。
苦労して取得した資格、動作をある程度理解して作成したアンテナ、電波の生まれる仕組み、伝搬のメカニズム等々、それが揃って楽しみが分かってくるのではないだろうか。
20年以上前の無線雑誌はそのことを証明するように、周辺機器の自作やアンテナの作成、細かな理論など現代の無線雑誌にはもう見られない記事が沢山出ている。
50年前になると完全に送受信機の製作記事や電子デバイスの解説記事である、広告も真空管の規格と特性表まで解説している。
あまり難しいことは言わないが、若い人はもっとヤンチャで自由に屁理屈を言って、皆でよい競争をしながらアマチュア無線を楽しんでほしいと思うのであります。
アマチュア無線を始める若い人達に足りないのは、お互いに刺激を与えあう良き仲間たちなのだろう。
子供は子供同士で競い合い、大人は出しゃばらず温かく見守り導くだけでよい。
なんてことを書いていると爺ちゃんの独りよがり、時代が違うぞ、と言われるのが落ち。
さて今年も終わり年が明けます、来年もしっかり楽しみましょう。
若者のアマチュア無線離れが取りざたされ、入門の敷居を下げて間口を広げているようだが、どうも方向が違っているような気がしてきた。
人間は簡単に手に入ったものは簡単に手放してしまいます、ある程度の苦労をして得たものは自分のステータスとして保持します。
中身の分からないブラックボックスを与えられ、ハイ電波を出してごらんなさい、では何事も生まれない。
そこから何をどうすれば興味を持つかは個々に違えども、人間の好奇心を刺激するものは知識欲なのかもしれない。
苦労して取得した資格、動作をある程度理解して作成したアンテナ、電波の生まれる仕組み、伝搬のメカニズム等々、それが揃って楽しみが分かってくるのではないだろうか。
20年以上前の無線雑誌はそのことを証明するように、周辺機器の自作やアンテナの作成、細かな理論など現代の無線雑誌にはもう見られない記事が沢山出ている。
50年前になると完全に送受信機の製作記事や電子デバイスの解説記事である、広告も真空管の規格と特性表まで解説している。
あまり難しいことは言わないが、若い人はもっとヤンチャで自由に屁理屈を言って、皆でよい競争をしながらアマチュア無線を楽しんでほしいと思うのであります。
アマチュア無線を始める若い人達に足りないのは、お互いに刺激を与えあう良き仲間たちなのだろう。
子供は子供同士で競い合い、大人は出しゃばらず温かく見守り導くだけでよい。
なんてことを書いていると爺ちゃんの独りよがり、時代が違うぞ、と言われるのが落ち。
さて今年も終わり年が明けます、来年もしっかり楽しみましょう。