今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
ここは貴州省の丹寨県(たんさい-けん)・雅灰郷・麻鳥(マーチョン)村です。
「麻鳥の棚田」です。
規模は大きいが、霞んで遠くは見えません。残念!
水田は集落の下方前面の山腹斜面に展開しています。
用水は集落内を流れる谷川をはじめ、小河川より流れている。
棚田を満たす程の用水を確保できない。
そのため、用水の大半は天水に依存している。雨季は4月から7月である。
この期間の降水量が少ないと、干ばつを起す。
用水の大半を雨水に依存しているため、年ごとの収穫量も変化があるとの事。
手前の水田は苗床です。
日本の農家は、農協の稲床センターから田植え前に購入します。
日本の中山間地(棚田地域)では、ビニールハウス内に稲床を作るのを見かけます。