1日目 午後3時
普通列車 稚内行きに乗車中。
乗客はやはり少なく4人ほど。皆さん心なしか、雄信内駅からひとり乗りこんできた僕を珍奇の目で見ていた気がする…(^_^;)。
列車内は暖房が効いており、ずっと極寒の中にいた僕にとっては束の間の休息です。
…しかしもう次の駅で降りなくてはなりません…(笑)。再び極寒の中へ。
午後3時2分、温まる間もなく下車。

宗谷本線 安牛駅(北海道天塩郡幌延町字開進)



列車を降りたとたんに鼻を突く強烈なバイオトイレの臭い(笑)。ここも近くに汲み取り式トイレがあるのでしょうか。
しかもホームは申し訳程度にしか除雪されておらず、積雪のおかげでものすごく狭い(;一_一)。先程からの大雪のせいでいきなり足首まで真っ白に。
ホームからの眺め。…やはり何もない。

ポツンと置かれた待合室は貨車(車掌車)の廃車体。しかもボロボロ。



…こういった駅舎は道内には比較的多いですが、いくら何でもココは酷過ぎるのでは…(^_^;)。塗装が浮いてパリパリになっていますよ。薄い鉄板の部分なんてサビすぎて破れそうです。
この駅、さっきから中々のレベルですね。
こんなにみすぼらしい駅は初めて見ました(笑)。
待合室の中へ。



壁が腐りかけている…。耐久年数ギリギリのようですね~大丈夫なんでしょうか。
列車本数は上り3本、下り3本。次の列車は1時間後ですが…ちょうどいい感じですね、この駅に関しては(^_^;)。
ここにも駅ノートが。

最終の書き込みは1月6日でした。やはりここも全国からの訪問者が多いようです。
…どんな駅にもファンは必ずいる。
駅前通りへ。

…完 全 無 人 地 帯 です(^_^;)
数年前は廃屋と数軒の民家が並んでいたようですが、もはやここも人が去ってしまった後なのでしょうか。
数百メートル続く1本道からは、ただただ雪原が広がるのみ。
大雪の中をしばらく歩いて見ましたが、道路には車の通った跡すらありません。
無人地帯に取り残された駅

…真ん中に写る黒い箱が、先ほどの腐りかけの待合室。改めて駅の立地に驚かされます。
この駅の現状は雄信内駅以上に危ういですね。いつ廃止されてもおかしくないです。
やっと建物があると思ったら…廃墟。

これは廃校跡でしょうか?雪に埋もれており近づくのは不可能でした。

こちらは牧場設備の残骸でしょうか。駅前通りから見えるものといえば、廃校とこれだけ。
T字路に出るも…何も無し。


車通りは比較的ありました。皆さん無人地帯に突っ立っている僕を不審そうに眺めています…。
車が通るたびに雪が巻き上がって周囲が真っ白になるので、ヘタに道路に立っていると後続車にはね飛ばされかねない(汗)。
…秘境駅巡りも命がけですね(^_^;)。

おぉ~い!誰かぁ~!!
どこを見回しても真っ白。現在、安牛駅の利用者は本当にいるのでしょうか??
これ以上探索しても何もないので、駅へ戻ります。雪も強くなってきたし。

安牛駅、間違いなく「いま最も廃止に近い駅」と言えるでしょう…。あと何年持ちこたえられるか。
それにしても。

こりゃヒドい…。
海が近いわけでもないのに、この異様なサビ具合は何故なんでしょうね。ここまで補修されないのは、やはり駅の将来も長くないからなのでしょうね…。
待合所から外を眺めていると、程なくして列車の明かりが。
16時2分 旭川行き普通列車

ほとんど定刻どおりでした。近年のJR北海道はいろいろと言われていますが、この大雪の中での定時運行は凄いと思いますよ。
薄暗くなってきましたが、本日最後の秘境駅へと向かいましょう!(^O^)/
次回!安牛を越える衝撃待合室が登場!
板張り極小ホームに●●!
続く。
普通列車 稚内行きに乗車中。
乗客はやはり少なく4人ほど。皆さん心なしか、雄信内駅からひとり乗りこんできた僕を珍奇の目で見ていた気がする…(^_^;)。
列車内は暖房が効いており、ずっと極寒の中にいた僕にとっては束の間の休息です。
…しかしもう次の駅で降りなくてはなりません…(笑)。再び極寒の中へ。
午後3時2分、温まる間もなく下車。

宗谷本線 安牛駅(北海道天塩郡幌延町字開進)



列車を降りたとたんに鼻を突く強烈なバイオトイレの臭い(笑)。ここも近くに汲み取り式トイレがあるのでしょうか。
しかもホームは申し訳程度にしか除雪されておらず、積雪のおかげでものすごく狭い(;一_一)。先程からの大雪のせいでいきなり足首まで真っ白に。
ホームからの眺め。…やはり何もない。

ポツンと置かれた待合室は貨車(車掌車)の廃車体。しかもボロボロ。



…こういった駅舎は道内には比較的多いですが、いくら何でもココは酷過ぎるのでは…(^_^;)。塗装が浮いてパリパリになっていますよ。薄い鉄板の部分なんてサビすぎて破れそうです。
この駅、さっきから中々のレベルですね。
こんなにみすぼらしい駅は初めて見ました(笑)。
待合室の中へ。



壁が腐りかけている…。耐久年数ギリギリのようですね~大丈夫なんでしょうか。
列車本数は上り3本、下り3本。次の列車は1時間後ですが…ちょうどいい感じですね、この駅に関しては(^_^;)。
ここにも駅ノートが。

最終の書き込みは1月6日でした。やはりここも全国からの訪問者が多いようです。
…どんな駅にもファンは必ずいる。
駅前通りへ。

…完 全 無 人 地 帯 です(^_^;)
数年前は廃屋と数軒の民家が並んでいたようですが、もはやここも人が去ってしまった後なのでしょうか。
数百メートル続く1本道からは、ただただ雪原が広がるのみ。
大雪の中をしばらく歩いて見ましたが、道路には車の通った跡すらありません。
無人地帯に取り残された駅

…真ん中に写る黒い箱が、先ほどの腐りかけの待合室。改めて駅の立地に驚かされます。
この駅の現状は雄信内駅以上に危ういですね。いつ廃止されてもおかしくないです。
やっと建物があると思ったら…廃墟。

これは廃校跡でしょうか?雪に埋もれており近づくのは不可能でした。

こちらは牧場設備の残骸でしょうか。駅前通りから見えるものといえば、廃校とこれだけ。
T字路に出るも…何も無し。


車通りは比較的ありました。皆さん無人地帯に突っ立っている僕を不審そうに眺めています…。
車が通るたびに雪が巻き上がって周囲が真っ白になるので、ヘタに道路に立っていると後続車にはね飛ばされかねない(汗)。
…秘境駅巡りも命がけですね(^_^;)。

おぉ~い!誰かぁ~!!
どこを見回しても真っ白。現在、安牛駅の利用者は本当にいるのでしょうか??
これ以上探索しても何もないので、駅へ戻ります。雪も強くなってきたし。

安牛駅、間違いなく「いま最も廃止に近い駅」と言えるでしょう…。あと何年持ちこたえられるか。
それにしても。

こりゃヒドい…。
海が近いわけでもないのに、この異様なサビ具合は何故なんでしょうね。ここまで補修されないのは、やはり駅の将来も長くないからなのでしょうね…。
待合所から外を眺めていると、程なくして列車の明かりが。
16時2分 旭川行き普通列車

ほとんど定刻どおりでした。近年のJR北海道はいろいろと言われていますが、この大雪の中での定時運行は凄いと思いますよ。
薄暗くなってきましたが、本日最後の秘境駅へと向かいましょう!(^O^)/
次回!安牛を越える衝撃待合室が登場!
板張り極小ホームに●●!
続く。
すごい駅を見つけましたね。駅とは言えない程の朽ちた列車の
箱。漁村には今でも倉庫として使われているバスやコンテナが
ありますがそれにも劣らない「王者の風格」を漂わせるサビ方
でして。思わずのけぞってしまいました~♫(汗多々。^^;)
極小駅舎にも関わらず、この風格。周囲に誰も居ないのが怖さをさらに倍増させますね。
安牛駅周辺はここ数年で無人化が加速しており、しばらく気になっていた駅でした。下車する事ができ満足です!(^_^)
宗谷本線には他にも貨車駅がありますが、内外装が綺麗にリニューアルされているものも増えてきました。そんな中、安牛駅はご覧の通り放置プレイ…。この状態からすると、近々撤去されるか建て替えられるかの運命ですね…。
小規模だけど必ず小学校(小中学校)がありました。
上幌延小学校はもう取り壊されましたが、
木造の立派な校舎で、町(村)内第一号の
学校だったそうです。
安牛も雄信内も問寒別もそうで、石炭が取れてた頃は
さらに奥地に軽便があったり、學校が建ってました。
安牛の駅前には郵便を取り扱う建物もあったりと
今のようになったのははるか昔ではないです。
建物がなくなってしまったところに立派なごみステーションがあって、
それを見るたび、ちょっち寂しく感じます。
・・・校舎はあっという間に生えてきた木にこわされていきますはじめっち
貨車の駅はほとんどトイレ無いけんど、
宗谷線は結構多く残っていたりするのだ。
しかもどの駅もきれいに清掃されているのだ。
本当にあるだけ幸せ、感謝なのだ。
・・・歌内で紋穂内で世話になったのだつるみん
道北地方もかつては多くの生徒が居たんですね。(^-^)
そういえば問寒別の駅舎に、石炭を運ぶ列車や軽便鉄道の解説が貼られていました。
安牛の駅前にも、石炭が栄えていた頃には駅前通りの名にふさわしい空間が広がっていたんですね。雄信内、安牛ともに街から離れていて不便な場所なだけに、現在は廃れていく一方で悲しいですよね。消滅の危機に追いやられている集落もあるそうです。
>つるみんさん
宗谷本線のトイレ、他の駅にも雄信内のような汲み取りトイレがいくつか残っていそうですよね。
自分も、今回訪問した駅はどこも管理が行き届いていたのが印象に残りました。常に綺麗なのは訪問者が行っているのか、付近の住人が行っているのか、はたまた利用客が少ないから元々汚れないのか…。
周囲にトイレを借りられる場所がないぶん、その存在も重要ですよね。
紋穂内駅も秘境駅レベルの高い駅としてマニアに有名ですね。確か安牛とうり二つの貨車駅舎がありましたっけ…。