苫小牧市と同じ胆振管内の東側に位置するむかわ町は恐竜の町です。
2003年に町内の穂別地区から発掘されたハドロサウルス科の「むかわ竜」化石は、国内最大級の全身骨格化石として世界的に注目されています。
白亜紀には海だったという同地区は、そのほかにも状態の良い海と陸の古生物化石が多く見つかっており、町内の穂別博物館でその成果を見ることができます。
そんなこともあって、町内、特に穂別地区にはあちこちに恐竜を模したオブジェや遊具があります。
・森の中に巨大ホッピー!
(ほべつ道民の森 勇払郡むかわ町穂別108番地2)


穂別博物館から徒歩5分程度の場所にあります。
1977年に発掘された白亜紀の首長竜「ホベツアラキリュウ(通称ホッピー)」がモチーフになっているようです。
かなり規模の大きいアスレチック遊具で、顔の部分までは長い階段で上ることが出来ます。
高所恐怖症には中々厳しそうです(^^;)。でも子供たちには人気の様子。
ちなみにホベツアラキリュウの化石は全身骨格として国内2例目で、道内では初。博物館創設のきっかけになりました。
博物館エントランスで全長8メートルの迫力ある化石を見ることができますよ。


公園すぐ近く(博物館の真向かい)にあったベンチはよく見ると海生哺乳類のデスモスチルスの歯をモチーフにしているようで、こちらもレア。油断できませんね。
その他にも、道民の森はタイムトンネルがあったり、恐竜オブジェや本物の化石が置かれた野外博物館が楽しいので要チェック。
・穂別中心部のミニ恐竜たち
(ホッピー公園とふれあい公園 勇払郡むかわ町穂別)



穂別地区のメインストリートにある小さな「ホッピー公園」の恐竜オブジェたち。ステゴザウルスと……ティランノサウルス??(注:オブジェの前の説明版ママ)
公園入口の車止めアーチもトゲトゲしていて、どことなく恐竜チックなのが可愛い。

こちらは「ホッピー公園」から少し歩いた「ふれあい公園」の遊具。
よく見るとティラノサウルスの形をしていますね。
目などは無く、口を開けたシルエットのみのデザインですが、それでもティラノと分かる秀逸なデザインですよね。
正面から見たらちゃんと立体ですよ。

隣にはむかわ竜かステゴザウルスか、ともかく草食恐竜と思われるすべり台も。
これまでの恐竜遊具たちとタッチが異なりますが親しげのある顔をしています。
この他、噴水にアンモナイトや古生物の壁画があったりなど、恐竜好きの子供には楽しめそうな公園です。
さて最後に。穂別地区を出まして……。
・減るだけじゃないタコすべり台
(福住たこ公園 勇払郡むかわ町福住2-74)


さて今回もタコすべり台。当ブログ3回連続の登場ですね。
愛称が「タコ公園」というのは全国各地に数多いと思われますが、こちらの公園は正式名称が「たこ公園」という少し珍しいパターンです。
そしてこのタコ、これまで当ブログに登場した個体と比べて作風というか年季が違うことにお気づきでしょう。
実はこちらは2021年設置の新参タコなのです!


遊具にくっついた銘板にも「2021年10月」の表記が確認できます。
この公園にも長らく旧型のタコすべり台が鎮座していました(撮影しに行かなければとダラダラしているうちに消えてしまったのは内緒)。
老朽化で撤去されてしまったものと思われますが、その後は「たこ公園」の名にふさわしいよう、安全面に配慮した新たなタコすべり台が新設されたのです。
公園施設などを手掛ける東京のメーカーが設計したもので、表面はなめらかなモルタル重ね塗りとし、高さや傾斜、子供たちの動線に配慮したデザイン。
個性には欠けますが、なんとも親しみやすく優しげなシルエットではありませんか。
この「タコすべり台の更新プロジェクト」は同社が全国で手掛けているもので、道内で似たような時期だと北広島市の「やまぶき公園」の例もあります(改修前は2015年に訪問していました)。
タコすべり台は永遠ではないですが、無くなるばかりでもないのですね。少しうれしい。
次回で「おもしろ公園ぐらんぷり2024」、最終回です。
苫小牧市のお隣の白老町にいる愛くるしい遊具を紹介します。
(すべて2024年訪問)
2003年に町内の穂別地区から発掘されたハドロサウルス科の「むかわ竜」化石は、国内最大級の全身骨格化石として世界的に注目されています。
白亜紀には海だったという同地区は、そのほかにも状態の良い海と陸の古生物化石が多く見つかっており、町内の穂別博物館でその成果を見ることができます。
そんなこともあって、町内、特に穂別地区にはあちこちに恐竜を模したオブジェや遊具があります。
・森の中に巨大ホッピー!
(ほべつ道民の森 勇払郡むかわ町穂別108番地2)


穂別博物館から徒歩5分程度の場所にあります。
1977年に発掘された白亜紀の首長竜「ホベツアラキリュウ(通称ホッピー)」がモチーフになっているようです。
かなり規模の大きいアスレチック遊具で、顔の部分までは長い階段で上ることが出来ます。
高所恐怖症には中々厳しそうです(^^;)。でも子供たちには人気の様子。
ちなみにホベツアラキリュウの化石は全身骨格として国内2例目で、道内では初。博物館創設のきっかけになりました。
博物館エントランスで全長8メートルの迫力ある化石を見ることができますよ。


公園すぐ近く(博物館の真向かい)にあったベンチはよく見ると海生哺乳類のデスモスチルスの歯をモチーフにしているようで、こちらもレア。油断できませんね。
その他にも、道民の森はタイムトンネルがあったり、恐竜オブジェや本物の化石が置かれた野外博物館が楽しいので要チェック。
・穂別中心部のミニ恐竜たち
(ホッピー公園とふれあい公園 勇払郡むかわ町穂別)



穂別地区のメインストリートにある小さな「ホッピー公園」の恐竜オブジェたち。ステゴザウルスと……ティランノサウルス??(注:オブジェの前の説明版ママ)
公園入口の車止めアーチもトゲトゲしていて、どことなく恐竜チックなのが可愛い。

こちらは「ホッピー公園」から少し歩いた「ふれあい公園」の遊具。
よく見るとティラノサウルスの形をしていますね。
目などは無く、口を開けたシルエットのみのデザインですが、それでもティラノと分かる秀逸なデザインですよね。
正面から見たらちゃんと立体ですよ。

隣にはむかわ竜かステゴザウルスか、ともかく草食恐竜と思われるすべり台も。
これまでの恐竜遊具たちとタッチが異なりますが親しげのある顔をしています。
この他、噴水にアンモナイトや古生物の壁画があったりなど、恐竜好きの子供には楽しめそうな公園です。
さて最後に。穂別地区を出まして……。
・減るだけじゃないタコすべり台
(福住たこ公園 勇払郡むかわ町福住2-74)


さて今回もタコすべり台。当ブログ3回連続の登場ですね。
愛称が「タコ公園」というのは全国各地に数多いと思われますが、こちらの公園は正式名称が「たこ公園」という少し珍しいパターンです。
そしてこのタコ、これまで当ブログに登場した個体と比べて作風というか年季が違うことにお気づきでしょう。
実はこちらは2021年設置の新参タコなのです!


遊具にくっついた銘板にも「2021年10月」の表記が確認できます。
この公園にも長らく旧型のタコすべり台が鎮座していました(撮影しに行かなければとダラダラしているうちに消えてしまったのは内緒)。
老朽化で撤去されてしまったものと思われますが、その後は「たこ公園」の名にふさわしいよう、安全面に配慮した新たなタコすべり台が新設されたのです。
公園施設などを手掛ける東京のメーカーが設計したもので、表面はなめらかなモルタル重ね塗りとし、高さや傾斜、子供たちの動線に配慮したデザイン。
個性には欠けますが、なんとも親しみやすく優しげなシルエットではありませんか。
この「タコすべり台の更新プロジェクト」は同社が全国で手掛けているもので、道内で似たような時期だと北広島市の「やまぶき公園」の例もあります(改修前は2015年に訪問していました)。
タコすべり台は永遠ではないですが、無くなるばかりでもないのですね。少しうれしい。
次回で「おもしろ公園ぐらんぷり2024」、最終回です。
苫小牧市のお隣の白老町にいる愛くるしい遊具を紹介します。
(すべて2024年訪問)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます