7日目 午前11時。
「瀬戸大橋記念館」に到着!!
ずいぶんと立派な施設ですが、なんと入場料無料!!
昭和63年にオープンし、平成25年に大規模リニューアルしたばかりとの事。これは楽しみ。
さっそく内部へ。
館内は予想以上に大きく、各種模型やパネル展示で瀬戸大橋完成までの道のりや海峡の交通史などを学ぶことができます(*^_^*)。
なお、瀬戸大橋は1988年に開通、今年(2018年)でちょうど30周年を迎えます。建設期間は9年半にも及びました。
瀬戸大橋開通の要となったお二人
右は明治の香川県会議員であった大久保諶之丞氏。四国の発展に尽力し、現在も四国の大動脈となっている国道32号線(当時の名称は「四国新道」)を開削。そして本州と四国を結ぶ長大橋、すなわち現・瀬戸大橋の提唱者です。
左は杉田秀夫氏。「本州四国連絡橋公団坂出工事事務所」所長として、瀬戸大橋建設期間のうち約4年半のあいだ、工事関係者約5000人の先頭に立った責任者です。
2人の間にあるテレビでは、瀬戸大橋にまつわる映像を選択して視聴することが可能。なんとあのプロジェクトX・挑戦者たち『 男たち不屈のドラマ 瀬戸大橋 ~世紀の難工事に挑む~』(2001年/NHK)を全編フルで見ることができます!!(T_T)
時間があったらじっくり見たかったなぁ。
橋が架かるまでの順序が、各種模型により分かりやすく説明されているのが非常に嬉しいです(*^_^*)。
まずは陸地で「ケーソン」と呼ばれる巨大な箱をあらかじめ造り、それを海中に沈めます。
一番大きいケーソンは14階ビルに匹敵する高さなのだとか。やはりスケールが違いますね。
…可愛らしい模型はボタンを押すとケーソンが上下します(笑)。
そして、沈めたケーソンの中にまずは細かい石を大量に投入し、その隙間にモルタルを注入。コンクリートの強度を均一にするため、モルタルの注入は昼夜ノンストップで行われたそうです。
…こちらは模型に映像を投影し、音声とともに解説する展示でとても勉強になります(*^_^*)。
これにて橋の基礎部分が完成。その後、支柱を立てて橋げたを通して…と続きます。
その橋げたですが、なんと最大で5メートルもたわむのだとか…。
温度変化や橋、車、電車のすべての重さがいっぺんに加わったとすると、南備讃瀬戸大橋の場合5メートル下がるらしいです。
しかし、道路伸縮装置や鉄道緩衝桁の働きにより強度には問題ないとの事です。
――――――――――
…さて、期待以上に充実した展示で、無料なのが申し訳ないくらいに楽しんでしまいました(^_^;)。
そして、瀬戸大橋の展示ももちろん素晴らしかったのですが、館内の壁に描かれていたイラストに思わず感動してしまいました…。
道後温泉、宇和島の闘牛、はりまやばし、桂浜に坂本龍馬……。
あぁ、なんと私がこの1週間で見たもの全てが凝縮されています…。
1週間いろんな出会いと感動がありましたね。どの場所をとっても素敵な思い出ばかりです(*^_^*)。
「四国、完全制覇したぜ!」
……と言いたくなるショットですね(笑)。車で辿った道筋を指でなぞってみたのは言うまでもありません(^_^;)。
瀬戸大橋から上陸したところから始まり、祖谷渓、四国カルスト、足摺岬、室戸岬…。ぐるっと回ってまた瀬戸大橋に戻ってきました。
距離にすると1200キロ以上でしょうか??よく走ったものです。
記念館の上にある展望台へ。
瀬戸内海と、そこに架かる巨大な瀬戸大橋を一望することが出来ます。
1週間前に見た時と同じように、本日の瀬戸内海も青空の下で優しく輝いていました。
橋を渡る車や電車がよく見えます。
電車が来るときはゴーゴーとものすごい音がしますが、橋が大きすぎるせいで遠くに望む電車はNゲージのようです(笑)。
気持ちの良い風を受けながら、展望台のイスに座って行き交う電車をしばらく眺めました。
橋のふもとには、実際に工事で使われた機械類が。
自由に触ったり上に登ったりできるので、子どもたちの公園遊具のようにもなっていますね(笑)。
ちょっと時代を感じる複雑なボタン類を触れるのは何とも嬉しい……。子供みたいに押して遊んでしまいました(^_^;)。
次回、最終回。
最後に砂の巨大コイン!?そしてエヌボちゃんとお別れ…。
長かった旅がついに終わります……。
続く。
「瀬戸大橋記念館」に到着!!
ずいぶんと立派な施設ですが、なんと入場料無料!!
昭和63年にオープンし、平成25年に大規模リニューアルしたばかりとの事。これは楽しみ。
さっそく内部へ。
館内は予想以上に大きく、各種模型やパネル展示で瀬戸大橋完成までの道のりや海峡の交通史などを学ぶことができます(*^_^*)。
なお、瀬戸大橋は1988年に開通、今年(2018年)でちょうど30周年を迎えます。建設期間は9年半にも及びました。
瀬戸大橋開通の要となったお二人
右は明治の香川県会議員であった大久保諶之丞氏。四国の発展に尽力し、現在も四国の大動脈となっている国道32号線(当時の名称は「四国新道」)を開削。そして本州と四国を結ぶ長大橋、すなわち現・瀬戸大橋の提唱者です。
左は杉田秀夫氏。「本州四国連絡橋公団坂出工事事務所」所長として、瀬戸大橋建設期間のうち約4年半のあいだ、工事関係者約5000人の先頭に立った責任者です。
2人の間にあるテレビでは、瀬戸大橋にまつわる映像を選択して視聴することが可能。なんとあのプロジェクトX・挑戦者たち『 男たち不屈のドラマ 瀬戸大橋 ~世紀の難工事に挑む~』(2001年/NHK)を全編フルで見ることができます!!(T_T)
時間があったらじっくり見たかったなぁ。
橋が架かるまでの順序が、各種模型により分かりやすく説明されているのが非常に嬉しいです(*^_^*)。
まずは陸地で「ケーソン」と呼ばれる巨大な箱をあらかじめ造り、それを海中に沈めます。
一番大きいケーソンは14階ビルに匹敵する高さなのだとか。やはりスケールが違いますね。
…可愛らしい模型はボタンを押すとケーソンが上下します(笑)。
そして、沈めたケーソンの中にまずは細かい石を大量に投入し、その隙間にモルタルを注入。コンクリートの強度を均一にするため、モルタルの注入は昼夜ノンストップで行われたそうです。
…こちらは模型に映像を投影し、音声とともに解説する展示でとても勉強になります(*^_^*)。
これにて橋の基礎部分が完成。その後、支柱を立てて橋げたを通して…と続きます。
その橋げたですが、なんと最大で5メートルもたわむのだとか…。
温度変化や橋、車、電車のすべての重さがいっぺんに加わったとすると、南備讃瀬戸大橋の場合5メートル下がるらしいです。
しかし、道路伸縮装置や鉄道緩衝桁の働きにより強度には問題ないとの事です。
――――――――――
…さて、期待以上に充実した展示で、無料なのが申し訳ないくらいに楽しんでしまいました(^_^;)。
そして、瀬戸大橋の展示ももちろん素晴らしかったのですが、館内の壁に描かれていたイラストに思わず感動してしまいました…。
道後温泉、宇和島の闘牛、はりまやばし、桂浜に坂本龍馬……。
あぁ、なんと私がこの1週間で見たもの全てが凝縮されています…。
1週間いろんな出会いと感動がありましたね。どの場所をとっても素敵な思い出ばかりです(*^_^*)。
「四国、完全制覇したぜ!」
……と言いたくなるショットですね(笑)。車で辿った道筋を指でなぞってみたのは言うまでもありません(^_^;)。
瀬戸大橋から上陸したところから始まり、祖谷渓、四国カルスト、足摺岬、室戸岬…。ぐるっと回ってまた瀬戸大橋に戻ってきました。
距離にすると1200キロ以上でしょうか??よく走ったものです。
記念館の上にある展望台へ。
瀬戸内海と、そこに架かる巨大な瀬戸大橋を一望することが出来ます。
1週間前に見た時と同じように、本日の瀬戸内海も青空の下で優しく輝いていました。
橋を渡る車や電車がよく見えます。
電車が来るときはゴーゴーとものすごい音がしますが、橋が大きすぎるせいで遠くに望む電車はNゲージのようです(笑)。
気持ちの良い風を受けながら、展望台のイスに座って行き交う電車をしばらく眺めました。
橋のふもとには、実際に工事で使われた機械類が。
自由に触ったり上に登ったりできるので、子どもたちの公園遊具のようにもなっていますね(笑)。
ちょっと時代を感じる複雑なボタン類を触れるのは何とも嬉しい……。子供みたいに押して遊んでしまいました(^_^;)。
次回、最終回。
最後に砂の巨大コイン!?そしてエヌボちゃんとお別れ…。
長かった旅がついに終わります……。
続く。