1日目 午後3時15分。
いきなり1.5車線となった道を恐る恐る進みます。
観光名所の「かずら橋」と反対方向なので車通りは少ないかと思いきや、これから向かっている場所も名所(迷所?)として比較的有名なため、それなりに車の往来があ…
うぉ!いきなり対向車が2台連続!!(急ブレーキ)
幸い、一定の間隔で道路が広くなっている場所があるので、こちらがバックして何とかやり過ごしました(^_^;)。
景勝地「ひの字渓谷」
少し広くなった場所に車を停め谷を覗き込んでみると、ご覧の絶景が。谷底まで100メートルは超えてそうな高さです。
山の狭間を縫う祖谷川の流れがひらがなの「ひ」に似ている事からこのような愛称で呼ばれています。
こちらも祖谷渓の絶景ポイントの一つとなっています。
その後も激狭道路は続く…。
譲って譲られての繰り返しで、急カーブの続く山道をウネウネ進み続けるしかありません。
渓谷ばかりで何もないと思いきや、この先には祖谷温泉があるようで、旅館目当ての利用者たちの車が多く通るようです。
大型車こそ来ませんが、たまに7人乗りのミニバンがヌッと現れた時はやはり緊張しますね(^_^;)
そして山は深くなるばかり……。
午後3時27分、小便小僧に到着!!
狭い道路が申し訳程度に広がっていて、小さな駐車スペースとなっていました。
旅館が近いため、ひっきりなしに観光客が来ている感じです。
皆さんお待たせしました。この場所こそが、私が目指していた最初のスポットでございます(*^_^*)。
渓谷を見下ろすように小便小僧が立っています!
なんと谷底まで200メートルもあるそうで、柵から身を乗り出してみるとその高さに寒気がします…(^_^;)
なんでこんな大秘境に小便小僧が?といいますと、渓谷に飛び出したこの岩では、その昔子供たちによって度胸試しに使われていたという噂があり、そのお話にちなんで設置されたようです。
ちゃんとした由来はあるようですが、ポツンと立つ子供の像が何ともミスマッチでワクワクしませんか?(^O^)
「祖谷渓の小便小僧 1988 河崎良行」とあり、比較的新しく設置された像のようですね。
なぜか祠のようなものがあり、皆さん像に向かってお賽銭を投げ込んでいるようですが、度胸試しの男の子にお賽銭あげてどうしようというのか……。
心なしか、ちょっと足がすくんでいるように見える(笑)。
この場所は小学生ぐらいの時に写真で見て心が打たれ、四国に行ったらぜひ行きたいと思っていた場所だったので大満足です(*^_^*)。
----------
午後4時。
お目当ての小便小僧を訪問できたので、隣の愛媛県に向かう事にしましょう!
他の観光客が小便小僧の場所で引き返すなか、私一人だけそのまま道なりに進んで行きます。
方向的にはこのまま進むべきなんだけど……、なんかさっきより道が狭くなってね??
相変わらず続く狭い山道、しかし先ほどと違って車通りが全くありません。
完全に1車線なので対向車が無いのは非常に助かるんですが、この辺は地元の人にも殆ど利用されていないのかな?
落石なのか、道路の真ん中に真新しい石が落ちていたり、崖から染み出す水で道路に小さな川が出来ていたりと中々スゴい。
…まぁ、こういった場所は個人的に大好きなので不安とかは殆ど無いのですが(^O^)。
人家は全くありませんが、たまに道端に祠や地蔵堂があったりします。
車を停めてエンジンを切ってみると、祖谷川の清流の音とウグイスの声が風に乗って聞こえてくるだけで、何とも静かな一本道でした。
祖谷川地蔵
午後5時ころ、ようやく1車線道路を脱出!
そのまま徳島自動車道と並走する国道11号線へと合流し、愛媛県へと入ります。
ひとまず松山市へ向けてひたすら走行。この辺はひたすら片側1車線の幹線道路です。
何とな~く松山市の道後温泉まで行ってひとっ風呂浴びたいな~、と思ったのですが予想以上に遠く、なかなか進まない(^_^;)
とりあえず、西条市の定食屋で夕食を食べて外へ出ると、既に真っ暗でした。
道後温泉は明日の楽しみに取っておくことにして、この辺で今日は終わりにしましょうかね。
少し車を走らせると、ちょうどよく「道の駅 左折1キロ」の看板を見つけたので、ここの駐車場で車中泊する事にしました。
午後8時、道の駅「小松オアシス」へ到着!
国道から逸れた途端に道路が真っ暗でしたが、この場所も暗くてほとんど何も見えません(^_^;)。
既に何台か車中泊の車もいるようです。
さっそく車のシートを倒して、持参した寝袋を敷いてみると……、おぉ!なかなか快適に寝られそうじゃないの!
フルフラットにこそなりませんが、身長170に及ばない私にとっては充分なスペースです。
そのまま座席のヘッドレストを外して寝袋の下に置き、枕代わりにして就寝です。
夜中に目が覚めて、暗闇のなか公衆トイレに向かって歩いていると…。
闇にボンヤリ浮かぶ「イノシシ注意」の看板を発見しました。
怖っ。もう車外には出ないようにしよう…。
本日の走行距離:182キロ
1日目、完。
次回!2日目、愛媛編スタート!
あの近代文学の舞台に超感動します。
続く。
いきなり1.5車線となった道を恐る恐る進みます。
観光名所の「かずら橋」と反対方向なので車通りは少ないかと思いきや、これから向かっている場所も名所(迷所?)として比較的有名なため、それなりに車の往来があ…
うぉ!いきなり対向車が2台連続!!(急ブレーキ)
幸い、一定の間隔で道路が広くなっている場所があるので、こちらがバックして何とかやり過ごしました(^_^;)。
景勝地「ひの字渓谷」
少し広くなった場所に車を停め谷を覗き込んでみると、ご覧の絶景が。谷底まで100メートルは超えてそうな高さです。
山の狭間を縫う祖谷川の流れがひらがなの「ひ」に似ている事からこのような愛称で呼ばれています。
こちらも祖谷渓の絶景ポイントの一つとなっています。
その後も激狭道路は続く…。
譲って譲られての繰り返しで、急カーブの続く山道をウネウネ進み続けるしかありません。
渓谷ばかりで何もないと思いきや、この先には祖谷温泉があるようで、旅館目当ての利用者たちの車が多く通るようです。
大型車こそ来ませんが、たまに7人乗りのミニバンがヌッと現れた時はやはり緊張しますね(^_^;)
そして山は深くなるばかり……。
午後3時27分、小便小僧に到着!!
狭い道路が申し訳程度に広がっていて、小さな駐車スペースとなっていました。
旅館が近いため、ひっきりなしに観光客が来ている感じです。
皆さんお待たせしました。この場所こそが、私が目指していた最初のスポットでございます(*^_^*)。
渓谷を見下ろすように小便小僧が立っています!
なんと谷底まで200メートルもあるそうで、柵から身を乗り出してみるとその高さに寒気がします…(^_^;)
なんでこんな大秘境に小便小僧が?といいますと、渓谷に飛び出したこの岩では、その昔子供たちによって度胸試しに使われていたという噂があり、そのお話にちなんで設置されたようです。
ちゃんとした由来はあるようですが、ポツンと立つ子供の像が何ともミスマッチでワクワクしませんか?(^O^)
「祖谷渓の小便小僧 1988 河崎良行」とあり、比較的新しく設置された像のようですね。
なぜか祠のようなものがあり、皆さん像に向かってお賽銭を投げ込んでいるようですが、度胸試しの男の子にお賽銭あげてどうしようというのか……。
心なしか、ちょっと足がすくんでいるように見える(笑)。
この場所は小学生ぐらいの時に写真で見て心が打たれ、四国に行ったらぜひ行きたいと思っていた場所だったので大満足です(*^_^*)。
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午後4時。
お目当ての小便小僧を訪問できたので、隣の愛媛県に向かう事にしましょう!
他の観光客が小便小僧の場所で引き返すなか、私一人だけそのまま道なりに進んで行きます。
方向的にはこのまま進むべきなんだけど……、なんかさっきより道が狭くなってね??
相変わらず続く狭い山道、しかし先ほどと違って車通りが全くありません。
完全に1車線なので対向車が無いのは非常に助かるんですが、この辺は地元の人にも殆ど利用されていないのかな?
落石なのか、道路の真ん中に真新しい石が落ちていたり、崖から染み出す水で道路に小さな川が出来ていたりと中々スゴい。
…まぁ、こういった場所は個人的に大好きなので不安とかは殆ど無いのですが(^O^)。
人家は全くありませんが、たまに道端に祠や地蔵堂があったりします。
車を停めてエンジンを切ってみると、祖谷川の清流の音とウグイスの声が風に乗って聞こえてくるだけで、何とも静かな一本道でした。
祖谷川地蔵
午後5時ころ、ようやく1車線道路を脱出!
そのまま徳島自動車道と並走する国道11号線へと合流し、愛媛県へと入ります。
ひとまず松山市へ向けてひたすら走行。この辺はひたすら片側1車線の幹線道路です。
何とな~く松山市の道後温泉まで行ってひとっ風呂浴びたいな~、と思ったのですが予想以上に遠く、なかなか進まない(^_^;)
とりあえず、西条市の定食屋で夕食を食べて外へ出ると、既に真っ暗でした。
道後温泉は明日の楽しみに取っておくことにして、この辺で今日は終わりにしましょうかね。
少し車を走らせると、ちょうどよく「道の駅 左折1キロ」の看板を見つけたので、ここの駐車場で車中泊する事にしました。
午後8時、道の駅「小松オアシス」へ到着!
国道から逸れた途端に道路が真っ暗でしたが、この場所も暗くてほとんど何も見えません(^_^;)。
既に何台か車中泊の車もいるようです。
さっそく車のシートを倒して、持参した寝袋を敷いてみると……、おぉ!なかなか快適に寝られそうじゃないの!
フルフラットにこそなりませんが、身長170に及ばない私にとっては充分なスペースです。
そのまま座席のヘッドレストを外して寝袋の下に置き、枕代わりにして就寝です。
夜中に目が覚めて、暗闇のなか公衆トイレに向かって歩いていると…。
闇にボンヤリ浮かぶ「イノシシ注意」の看板を発見しました。
怖っ。もう車外には出ないようにしよう…。
本日の走行距離:182キロ
1日目、完。
次回!2日目、愛媛編スタート!
あの近代文学の舞台に超感動します。
続く。