ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

中学2年時の超大作

2013-07-17 23:49:55 | 車、プラモ、ミニカー
昨日は徹夜でレポート仕上げてたんで頭痛いです・・・。
得意のデッチ上げで何とか完了した次第です。

さて、そんな状況の中で久々のブログ投稿なので、文章がおかしいかもしれませんが許してください。


今回の徹夜仕上げレポートもそうでしたが、僕は面倒くさいことをすべて後回しにする、最悪な人間です。中学の時は勉強もろくにしないアホ少年でした・・・。

ホント中学時代は怠けて自分の好きなことばっかりやっていて、今考えるともっとマシな生活を送っていればよかったと反省するばかりであります。


・・・しかし、そんな中学時代の僕が成し遂げた尊敬する事柄が唯一あります。


昔から工作大好き少年だった僕は、厚紙などを使い、たまに作品を作ったりしていたんですね(もちろん勉強ほったらかしで)。
で、その時作った大作が、今でも捨てられずに本棚に飾ってあります。自分で言うのもアレですが、今見てもけっこうな完成度ですよ。御覧ください!!


バスの巨大模型!!

結構デカイです。

真ん中:24分の1プラモデル 右:トミカ。

我ながら、よくこんな物を作ったなぁと。中学2年生の時の作品ですよ。
材料は、ほとんど厚紙のみ。ガラス部分は、家にあった透明シート(おそらく何かの表紙)を使いました。



モチーフとなっているのは、マツダ・ライトバスという1965年~72年に発売されていたマイクロバスです。ロケットのような曲線ガラスが強烈に印象に残るぶっ飛んだデザインのバスでした。(トミカでもリリースされていました)

それまではトミカ(しかも写真)でしか見たことのないバスで、「こんなデザインのバス、ホントに存在するのかよwww」と半信半疑でしたが、中学生当時、旧車雑誌で初めて実物写真を見て「スゲェ!!ホントにトミカと同じ形だ!カッコイイイ!」と衝撃を受け、制作を決意したわけです。


ネットで見つけた数枚の画像から適当に寸法を割り出したため、かなりデタラメな形です・・・。特に車幅広すぎて気持ち悪いです。縮尺も全く謎。
カラーリングは、ずっと欲しくて憧れだったトミカと同じピンク色。ピンクの折り紙を総動員して張り付けるという訳のわからない手法です。
今となっては、純正色のブルーで再現してほしかったです。


裏はかなり適当です。「マツダライトバス 2007年4月29~7月19日」と殴り書きされています。
製作期間3カ月!しかも6年前!!
あぁ・・・。この制作時間を勉強に注いでいれば、今頃こんなゴミ人間にはなっていなかっただろうに。


意外と巧みに再現されているカーブ。グリルも立体的でよろしいですが、実車ではもう少し上に付いています。



こちらも我ながら秀逸なテール周りのカーブの再現。今ではこんな技術力ありませんわ。
・・・ちなみに、タイヤは昔作った32分の1ボンネットバス・プラモからもぎ取って装着。そのため後輪が実車とは異なりダブルタイヤになってしまっています。やれやれ・・・。




内装も適当ですが再現されています(セロテープ丸見えですが)。インパネ部分は意外と見るに堪える出来。・・・しかしバスならではの大量の座席の制作がかなり苦痛だった記憶が・・・(汗)


これだけの大掛かりな作品なもんですから、完成したときの達成感はそれはもう・・・って感じでした。今でも覚えています。


ということで、何だか自慢記事みたいになってしまいましたが。当時はこの他にも、「コニーグッピー」という軽トラックや、札幌市営地下鉄5000形や札幌市電の模型(しかも2台!)など作ったりしたんですが、すべて解体済みでこの世には現存しません。このバスのみが、潰すのがもったいなくて未だに残っている状況です。

このバスの完成の後も、スバル360、メッサーシュミット(3輪のバブルカー)など制作を試みたのですが、いずれも上手くいかなくて挫折、きっちりと完成させたのはこのバスが最後です。(実は、最近も途中で放置している作品があるんですが・・・)、ホント、当時の自分の忍耐力は尊敬します。もうこんな大作、完成させるのは不可能ですわ。