静かな住宅街に、植物につつまれた建物。
小さな表札のみのお店。
門をくぐると、また緑。
緑の中を進んで、扉を開けると
お茶を売る小さなお店。
気品ただよう、ご主人とマダムが迎えてくれた。
よく手入れされた植物の息吹き。
あるいは 室内のそこここに置かれた調度品の
美しい佇まい。
良い気に満たされて、いただくお茶の美味しいこと。
台北の街を歩いていると、人々がいかに植物を愛し、
共存していこうとしているかがよくわかります。
少しのスペースにも、植物。
こまめに水やりをしていないと、すぐ枯れそうな場所にも . . .
そして、ビルの植木鉢から生えているような大木。
素敵なカフェの外には、水の庭。
建物が密集する静かな界隈に、
また ビルから生えているように見える木が目にとまり、
近づいてみたら、なんと木の中に
色とりどりの光が灯り、
手作りのランプのお店。
作業台で集中していた男性が、手を止め、招き入れてくださった。
使われなくなったモノを組み合わせて、
新しい命を生み出す人。
サクスフォーンやトランペットから、光。
緑の館は、生き返った光のキノコの家だった。
ここにも、あたたかくて心地よい気が流れていた。
つづきは、やはり植物のよい香りに包まれた、
Chenさんのレストランについて書きます。