工藤和彦 うつわ展
日時:10月12日(金)~22日(月)※10/18(木)は休み
11:00~19:00
(10/14(日)14:30-16:30 は演奏会のため作品をご覧頂けません)
場所:花のアトリエ こすもす 三階ギャラリー
金沢市安江町5-14 ?076-222-8720
*工藤さん在廊日 10/12~14日
【共催イベント】
池田千鶴子 グランドハープ演奏会
10月14日(日) 15:00~16:30/19:30~21:00
charge ¥2,500 (要予約)
国内外の ” 特別な場所 ” で演奏活動をする池田さんは
工藤さんの世界と深く共鳴し合う演奏家です。
波動を感じ、紡ぎ出される音楽は、心の奥底まで届きます。
一階の花の中での演奏をぜひお楽しみください。
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今年で三回目となる、陶芸家・工藤和彦さんの作品展。
食の器、花の器 . . . 新作200点近く展示します。
ただ今、その日に向けて猛然と制作中と思われますが、
数点の花の器を、先発で送って頂きましたので、
これから少しづつご紹介していきます。
上の写真の作品は、去年生み出された
「シラカバ」シリーズの進化形です。
工藤さんが掘り出してくる太古の土と
自生する白樺から作った釉薬の融合です。
特筆すべきは、この刷毛目(はけめ)模様です。
一気に描かれるその線は本当に美しく、
かつ驚くほど自然な流れで描かれています。
描き始めと終わりがわからないくらいです。
どんな花にも似合う色、生けやすい形。
すばらしい作品です。
この作品は、工藤さんの代名詞とも言える
「黄粉引(きこひき)」の花器です。
上の方は楕円形で、下へ向かって丸くすぼまっていきます。
普通、楕円形の花器はおさまりが悪く
生けにくいものなのですが、この作品は驚きました。
花が思ったところにぴたっと止まるのです。
そして、横にふわっと広がるように生けられます。
美しさと機能性を合わせ持った、
工藤さんのデザイン力はすごいです。
作品展までに、少しずつ器をご紹介していきます。
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