(「河北新報」平成29年6月29日(木)付け記事より引用)
生活困窮者に食料品を提供する富谷市のNPO法人ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)が、「就労サポートセンターあがいん」を開所して障害者就労移
行支援事業に乗り出した。フードバンク団体が就労移行支援を行うのは全国で初めてという。
配送、事務で経験積む
5月に開所した就労サポートセンターは定員20人で、最大2年間利用できる。現在40代の男性1人しかおらず、法人は利用者を募集している。関わる業務は企業や個人から寄贈された食料品の仕分け、配送、事務といったふうどばんく東北の事業全般にわたる。
5月初旬から週3日通所する男性は、ふうどばんく東北のスタッフと共に食料品の受け取りや配達、在庫整理などを担当する。外部とのコミュニケーションが多く、「やりがいがある」と話しているという。
法人の白木福次郎理事は就労移行支援事業の経験が豊富なNPO法人ほっぶの森(仙台市)の理事長を務める。ほっぷの森のノウハウを生かして履歴書の書き方や面接の受け方といった座学も用意し、利用者は個性に合ったメニューを組むことができる。
就労サポートセンターの小椋亘管理者は「フードバンク活動は誰かの役に立つという実感を得やすい。復職や就労に向け、ここでの経験を自信につなげてほしい」と語る。
連絡先は就労サポートセンターあがいん022(779)7150.
生活困窮者に食料品を提供する富谷市のNPO法人ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)が、「就労サポートセンターあがいん」を開所して障害者就労移
行支援事業に乗り出した。フードバンク団体が就労移行支援を行うのは全国で初めてという。
配送、事務で経験積む
5月に開所した就労サポートセンターは定員20人で、最大2年間利用できる。現在40代の男性1人しかおらず、法人は利用者を募集している。関わる業務は企業や個人から寄贈された食料品の仕分け、配送、事務といったふうどばんく東北の事業全般にわたる。
5月初旬から週3日通所する男性は、ふうどばんく東北のスタッフと共に食料品の受け取りや配達、在庫整理などを担当する。外部とのコミュニケーションが多く、「やりがいがある」と話しているという。
法人の白木福次郎理事は就労移行支援事業の経験が豊富なNPO法人ほっぶの森(仙台市)の理事長を務める。ほっぷの森のノウハウを生かして履歴書の書き方や面接の受け方といった座学も用意し、利用者は個性に合ったメニューを組むことができる。
就労サポートセンターの小椋亘管理者は「フードバンク活動は誰かの役に立つという実感を得やすい。復職や就労に向け、ここでの経験を自信につなげてほしい」と語る。
連絡先は就労サポートセンターあがいん022(779)7150.