(「河北新報」令和3年1月31日(日)付け記事より引用)
県内企業9年連続更新
20年 労働局まとめ
宮城労働局がまとめた県内企業の障害者雇用率(2020年6月1日時点)は前年比0.06ポイント上昇の2.17%で、9年連続で過去最高を更新した。全国平均は2.15%。47都道府県中の順位は34位で、前年の36位から上昇した。
民間企業の雇用障害者数は前年比2.2%増の6235.0人(短時間労働者は0.5人で計算)。法定雇用率の2.2%を達成した企業の割合は、1.0ポイント上昇の51.4%と全国(48.6%)を上回り、順位は39位と昨年の41位を上回った。対象は県内に本社を置く従業員45.5人以上の1529事業所。労働局の担当者は「3月から民間の法定雇用率が2.3%に引き上げられることを受けて、障害者雇用に対する企業の意識が高まっている」と説明する。
雇用の内訳は身体障害者3842.0人(前年比1.3%減)、知的障害者1555.5人(3.2%増)、精神障害者837.5人(19.2%増)。同局は「専門相談員の配置などで精神障害者の雇用は大きく増えた」と話した。
法定雇用率2.5%の市町村関連54機関の雇用率は2.27%。達成率は57.4%で、全国平均の70.6%を下回った。県と県警本部の2機関(2.81%)は法定雇用率を達成したが、法定2.4%の3教育委員会(県と仙台市,石巻両市)は,2.36%で未達成だった。
県内企業9年連続更新
20年 労働局まとめ
宮城労働局がまとめた県内企業の障害者雇用率(2020年6月1日時点)は前年比0.06ポイント上昇の2.17%で、9年連続で過去最高を更新した。全国平均は2.15%。47都道府県中の順位は34位で、前年の36位から上昇した。
民間企業の雇用障害者数は前年比2.2%増の6235.0人(短時間労働者は0.5人で計算)。法定雇用率の2.2%を達成した企業の割合は、1.0ポイント上昇の51.4%と全国(48.6%)を上回り、順位は39位と昨年の41位を上回った。対象は県内に本社を置く従業員45.5人以上の1529事業所。労働局の担当者は「3月から民間の法定雇用率が2.3%に引き上げられることを受けて、障害者雇用に対する企業の意識が高まっている」と説明する。
雇用の内訳は身体障害者3842.0人(前年比1.3%減)、知的障害者1555.5人(3.2%増)、精神障害者837.5人(19.2%増)。同局は「専門相談員の配置などで精神障害者の雇用は大きく増えた」と話した。
法定雇用率2.5%の市町村関連54機関の雇用率は2.27%。達成率は57.4%で、全国平均の70.6%を下回った。県と県警本部の2機関(2.81%)は法定雇用率を達成したが、法定2.4%の3教育委員会(県と仙台市,石巻両市)は,2.36%で未達成だった。