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(「河北新報」平成24年6月28日(木)付け記事より引用)
津波で全壊 障害者支援事業所 「まどか荒浜」再開
仙台袋原 市営住宅跡地に新施設
東日本大震災の津波で全壊した仙台市若林区荒浜の障害者支援事業所「まどか荒浜」が27日、太白区袋原の市営住宅跡地に建てた新施設で、再スタートを切った。利用者38人の就労を支援する。
施設名は「まどか」に改称。モダンな意匠の木造平屋で、床面積は751平方封。中にはクラフトやパンの工房があり、一般の人も利用できるカフェや作品展示スペースなども設けた。
被災した旧施設で利用者は無事だったが、女性職員1人が犠牲に。施設を運営する社会福祉法人「円(まどか)」は昨年3月下旬から、太白区の別の障害者支援事業所の一角を間借りし事業を継続、再建支援を求めて奔走してきた。土地は市から無償貸与されたほか、再建費用の最大6分の5が助成される国の制度などを活用できる見通しも立った。
「荒浜には多くの思い入れがあるが、津彼の恐怖から逃れられる場所で再建するしかなかった」と施設長の中村正利さん(79)。「多くの方々の支えでここまで来られた。他の施設や地域住民と手を携えて活動していきたい」と語った。
施設はオープンしたが、利用者が新設の機材に慣れるまでカフェなどは当面開かず、施設の全面稼働は8月中旬以降を見込む。
津波で全壊 障害者支援事業所 「まどか荒浜」再開
仙台袋原 市営住宅跡地に新施設
東日本大震災の津波で全壊した仙台市若林区荒浜の障害者支援事業所「まどか荒浜」が27日、太白区袋原の市営住宅跡地に建てた新施設で、再スタートを切った。利用者38人の就労を支援する。
施設名は「まどか」に改称。モダンな意匠の木造平屋で、床面積は751平方封。中にはクラフトやパンの工房があり、一般の人も利用できるカフェや作品展示スペースなども設けた。
被災した旧施設で利用者は無事だったが、女性職員1人が犠牲に。施設を運営する社会福祉法人「円(まどか)」は昨年3月下旬から、太白区の別の障害者支援事業所の一角を間借りし事業を継続、再建支援を求めて奔走してきた。土地は市から無償貸与されたほか、再建費用の最大6分の5が助成される国の制度などを活用できる見通しも立った。
「荒浜には多くの思い入れがあるが、津彼の恐怖から逃れられる場所で再建するしかなかった」と施設長の中村正利さん(79)。「多くの方々の支えでここまで来られた。他の施設や地域住民と手を携えて活動していきたい」と語った。
施設はオープンしたが、利用者が新設の機材に慣れるまでカフェなどは当面開かず、施設の全面稼働は8月中旬以降を見込む。