泉区生活支援ネットワーク

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障害者施設発の七夕グッズ人気 土産用にも 仙台~河北新報~

2010年07月29日 | 就労・生活自立
(「河北新報」平成22年7月29日(木)付け記事より引用)
 仙台七夕まつり(8月6~8日)を控え、仙台市内の障害者施設で、七夕関連のグッズ作りが最盛期を迎えている。七夕飾りのストラップやちりめん細工、図柄付きのマグネットなど種類も豊富。アート感覚あふれる小物は、仙台土産としても人気を呼んでいる。

 宮城野区の障害者施設「第二啓生園」は、吹き流しをかたどったビーズ細工のストラップを作っている。色違いの2段のくす玉に花のビーズがつくデザイン。障害者6人が担当する。七夕期間の受注増に備え、7月から生産する数をそれまでの2倍の1日約100個に増やしている。
 秋保温泉のホテルなどの土産店にも卸し、価格は600~735円。くす玉部分をしま模様にするなど、昨年6月にデザインを変えたところ販売数が大幅に増え、前年度は約6000個を売り上げた。県外の人への土産品に購入するリピーターもいるという。
 「ひたすら七夕飾りに似せる工夫をした。手作りでいろんな種類があるのが魅力」と職業指導員の斎藤博さん(28)。「まつりを広めることになるストラップが売れると障害者の賃金も増える。今後も継続して作りたい」と意気込む。
 ストラップ作りを担当する宮城野区の下山真由美さん(44)は「接着剤を付けすぎないよう注意している。大人も持てるデザインなので、大勢の人に買ってもらえたらうれしい」と忙しく働く。
 ほかの施設でも、この時期は七夕関連商品の製造に追われ、どの施設も作業に当たる人数を増やすなどして対応している。「工房けやき」(太白区)は七夕飾りをかたどったちりめん細工の置物(735円)が一押しで、「いずみ授産所」(宮城野区)は刺しゅうふきん(600円)が人気。メッセージカードや色紙といった商品もある。
 施設製品を販売するエスパル仙台店(青葉区)3階の「ゆめの森」では、9月まで七夕関連グッズを扱う。「七夕関連の小物はアイデアが生まれやすく、種類は年々増えている」と担当の盛野真樹子さん(33)。「ほかにもある施設の製品を知ってもらうきっかけにもなる。ぜひ多くの人に手にとってほしい」とアピールする。

2010年07月29日木曜日
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