消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

gooはシステムとしての「水増し登録」があるなら廃止すべきでしょうね、どうでもいいけど…追掲載あり

2018年01月10日 16時13分32秒 | 困ったのう!
  ひょっとして、知らねえのは
 おらたち過疎ブロガーだけかや?!


というわけで、お正月も10日ともなれば、へらへらしているのは引退して特段為すべきこともなき“おまけ”の人たちだけとなりました。

 で、懸案の表題の水増し登録の結論です。
 これは、goo以外には関与出来るものはおらん、ちゅうことだす。

   


 ひとのブログは知ったこっちゃねえ!
 その前に、おらのブログというものに対する考え方、そんな大仰なものではないんですが、をちょびっと書いておきます。
 このブログというやつ、一見、他の伝統的媒体と同じように“公器”ふうに見えないこともないのですが、やはりどこまで行っても“私器”でしかないという大前提に立ちます。ですから、私人であるとすればどこの誰が自分のサイトで何を書こうが主張しようが、一切知らぬ存ぜぬ、関わりを持たない、嫌なものは2度と見に行かない、が原則です。他人同士のブログにまつわるさまざまなやりとりにも、(めったに)口をはさむことはありません。
 したがいまして、この度の旧こうせつさんコピペ登録お願いの事例についても、自分のところに問題コピペが送りつけられてくるまでは、まったく目障りだなという気分はともかく、直接何か行動を起こそうとは考えませんでした。

 そういうわけですので、次にあらわれてきた「水増し読者登録」についても、個人が自分で膨大なエネルギーを費やして登録数を積み上げているとすれば、何も言うことはないのです。そういう数字の大きさが好きな人は、好きでいいじゃありませんか、ちゅうわけ。

 あまり良い例ではありませんが、「おらんちの敷地は2万8000坪」と標榜している人に向かって、「おめんとこは登記簿を見るとこれこれあれこれで1万2000坪程度だよ」とクレームをつける気持ちはさらさらないのです。また、「あたしゃ2億2000万円の預金があるんよ」という人に、「あんたはここにこれだけ借財がある、例の件で損金がこれだけ出た、だからいまあんたの預金は3400万円にすぎない」とか言う必要もないわけです。好きなことを言ったり書いたりしたらよろしがな!

 PVがシステム化しているなら、そりゃ良くねえべよ!
 ところが、この度、気がつくことになった水増し登録は、ブログというものがスタートした時からgooに限らずどこのPVのブログ創設者側でもやっていることであり、完成されたシステムに乗っているのではないか、という疑問を払拭できなくなってきたのです。この点、松田まゆみさんも本日の鬼蜘蛛ブログ追記で同様感触を述べておられます。 鬼蜘蛛ブログの追記はこちらから

 それは、巨大水増しサイトの読者をクリックしていくと、個人では到底実行不可能なゴースト登録の特異点とも言うべき姿があらわれてくることから、確信に近い感触を持つに至りました。特異点とは次のようなことです。
 ①ほぼすべてのゴースト登録が、まったく同じ最も簡素なるテンプレートを使用。
 ②記事はなし、か、あってもひとつ、ふたつ、あっても3つ。その短い記事内容には、驚くべき類似性、同一性がある
 ③このブログはありません表示もゴーストの4分の1ぐらいある。
 ④ゴーストには管理人プロフィル画像はほぼ無しだが、昨日upの上掲ウイリーのように添付されているものもある。

 こういうものを単独のブログ管理者個人が積み重ねる、積み重ねられる、とは到底考えられません。
 もしそういうお方がこの世にいるとするなら、まさに稀代の偏執的人物でなければなりません。なんせ、数千から1万、2万のゴースト登録を積み重ねるわけですから。

 そもそもブログ総数がおかしいんじゃないけ?
 そこで、おらが着目したのが、gooブログ編集ページの「アクセス・ランキング」という表示です。
 ここは、これを読んでいるみなさんはよーく知っておられると思いますが、自分のブログに対する前日のアクセス数が表示され、
 そのアクセス数が、gooブログ全体のブログのうち何位であるかを表示しているものです。
 直近の全体ブログ数は下記のとおりです。


2018.01.09(火)  2,798,044ブログ
2018.01.08(月)  2,797,575ブログ
2018.01.07(日)  2,797,164ブログ
2018.01.06(土)  2,796,795ブログ
2018.01.05(金)  2,796,388ブログ
2018.01.04(木)  2,795,951ブログ
2018.01.03(水)  2,795,546ブログ

 つまり、毎日毎日、ざっと言って500から600のブログが新設されているという格好です!
 これは、おらの記憶では、おらが旧ブログを始めた2011年3月(東日本大震災の年)ごろは、毎日3000程度の増加で、へぇーとぶったまげた記憶があります。途中から、増加の勢いが減少したか、減少させたものと思われます。
 ところが、300万ブログもあるっちゅうのに、おらの知り得るgooブログっちゅうのはほんとに限られた数やで!ランキングポチとかいうのに一切参加していないこととか、おらのネットサーフィンが下手なのかどうか知りませんが、ほんとに限られたメンバーしか見ることが出来ない!
 みなさんはどうですか?「みんなのブログ」を眺めてたって、行ったことはなくたって、見覚えのあるブログばっかでしょ! 上位100なんたらいうところも、いつもだいたい同じ、ほんまに300万もあるんやろか、というのが率直な疑問でありました。

 で、おらの極論私論! なんか、原左都子女史っぽくてええでしょ!

 gooは十数年とかそれ以上の間、毎日毎日、正規の増加ブログ数に何割かを、あるいは何十割を水増しする作業を初めは手作業かな、いまはシステム化して、えいえいと続けてきたんじゃなかんべか、という仮説が色濃く出てきます。
 その水増しには、中身はなくとも個別ブログの体裁を持つ存在は必要であり、かくして大量膨大、気の遠くなるようなゴースト読者登録が発生したんだんべ、というさらに真っ黒な仮説!
 この無用なゴースト読者登録の使い道として、ある種特定のブロガーに対して、「読者倍増のお誘い」みたいなものがあったんじゃ、あるいはあるんじゃなかんべか、という仮説も立ちますよね。これは、例えばそうですねえ、著名有名な人でブログをやっていない人に対して、“山のにぎわい”のためにブログ開設をお勧めするなんていうことがあるとすれば、「でもーん、わたしの書くものに読者が集まるかしらーん?」なんてことになれば、「いんや、だいじょびです!うちで強力にバックアップしますから!」なーんていう形で使えるべよ!
 それに、自力で400とか500とか一定以上の多数読者を獲得しているブロガーに対して、さらに読者数2万、3万、4万という“カリスマサイト”に育てるお手伝いをしますよ!と誘いかける道具としても、もちろん使える。このうち、相当数は、「スタッフおすすめのブログ」として登場してるんじゃないかねえ! 以上のお話は、おらのように自分の年齢程度の登録しかないブロガーとか、あっても数十から百数十程度のいわゆる過疎ブロガー、超過疎ブロガーには縁もゆかりもないので、ひょっとしたら大多数のひとびとはあたりまえにご存じのことなんかもしれんね!

 結局は新聞の“押し紙”と同じ広告料の多寡にかかわる悪弊じゃねーか?
 これまで述べてきたgooブログの総ブログ数の話、どっかで聞いたわなあ、という向きも多いんじゃないかと思います。
 ひとつのメディアの媒体力は、そのメディアを読んだり聞いたり見たりする情報の受け手の数によって大きく変わります。
 なにが変わるんニャだって?

 そりゃ、あなた、その媒体に広告を掲載する際の広告料が違ってくる、したがって広告量も違ってくるわけなんだす。
 早い話が、みなさんはたまにテレビのBS民放チャンネルをご覧になると思いますが、なんだか健康食品だとか健康器具、電器量販店などの長たらしいCMがちょいちょい出てきて辟易したことでしょう。
 BSは見てる人が少ないから、広告料が安く、言いたい放題のだらだらCMを買っても、安上がりだからなんです。
 電波媒体に限らず、紙媒体の新聞も雑誌も「ABC調査の読者数」によって、広告料が決まってきます。
 ですから、どの紙媒体も読者数といえば、電波屋さんの視聴率に匹敵する頭の痛い問題なんです。

 この度のgooブログの読者登録水増し疑惑は、新聞の“押し紙”問題とえらく似ています。
 結論から言えば、ブログ読者登録の多寡は、ブログに貼り付く広告料の多寡に直結しているのです。

 新聞雑誌の読者数とブログ読者登録数の違いは、新聞雑誌は第三者機関のABCが調査するのに対し、ブログではいまのところ、開設者のPVが自前でいわば勝手に表示できることです。ブログは安直ですよね、言いたい放題で読者登録数を設定できるのですから!
 これに対して新聞はそうはいきませんから、実際の部数(有代部数=ゆうたいぶすう)よりはるかに多い部数を印刷して販売所に対して無料ではなく卸値で押し付けることにより、部数を多くカウントしようとしていたし、いまもし続けているのです。
 販売所に押し付け、押し付けられるので、「押し紙」というわけです!「3か月無料で入れるから、1か月とってください!」なんていうのに使われたりしますが、販売店ではそのほとんどを廃棄せざるを得ません。

 いずれにしてもおらをはじめとする大多数の過疎ブロガーは、例えばgooブログとかyahooブログとかのお山の一区画をただで使わせてもらっている半面、お山の賑わいに微力ながら寄与しているというだけの構造で、読者登録の水増しなんて益も損もあらへんわ、ということになりそうです。
 しかし、水増し登録は各ブログ開設者が「規約」等で禁じている違背行為の「なりすまし」とまったく同様ですから、規約制定者が自ら規約を破っているとするなら、それは自らを貶める行為と言わざるを得ませんね。

 つけたり
 新聞の“押し紙”については、黒藪哲哉氏が精力的に取材執筆しました。読売から訴えられたブロクや書籍がらみの裁判は3件にものぼり、勝ち負け半ばしている格好ですが、押し紙は相変わらず全新聞社でおこなわれているものと思われます。
 押し紙の最新記事はこちら
 関連記事はこちら
 黒藪哲哉氏の著作はこちら

 つけたりのおまけ
 1時間ほどまえにメッセージ窓口から入ってきていた「こらなんじゃい」さんからのご連絡。
 「前からおかしいおかしいと思ってたんですけど、新記事をアップしたあと、編集ページからリアルタイム解析へ入っていきますと、
  アクセス数がぐううーんと跳ねあがっているのです。これって、おかしくね!」という内容。

 うーん、このアクセス数もおかしいもののひとつやね。
 おらも気がついてたよ、この現象!
 15とか20とかのだいたい決まったアクセス数が「ぐううーん」と出てきて、追っかけて棒グラフも上昇するってやつ。
 初めはよう、おらの新原稿アップをどっかに通知する機能があって、そこで見た人がただちにアクセスしてくるンかいな、と思ってたけど、こんなくそ原稿をちょいちょい見に来るやつもおらんやろ、と正気にたちかえって考えたら、ひょっとしてこれは新原稿アップの「ごほうび」なんかもしれないニャと思い始めてるよ!
 もう、gooの数字はなにもかも信用できんわ!

 追掲載・その後、鬼蜘蛛ブログにあらわれたコメント 

私もgooブログの編集画面から、スタッフおすすめブログにリンクしてみました。
そのブログの読者登録数は30000を超えていました。
そして、そのブログの読者一覧を見てみました。
すると、驚いたことに私がブックマークしている方のブログと、
全く同じタイトルのブログがありました。
『まさか』と思ってクリックしてみると、そこのブログの記事は、
一つもありませんでした!
その読者は、私がブックマークしているブログとタイトルこそ同じですが、
騙りのブログだということですね。

そのおすすめブログは、ある宅急便を捩ったタイトルのブログでありますが、
ここ数ヵ月もの間、毎日ランキングで一位を取り続けているという状態です。
Posted by MOSSAN at 2018年01月12日 09:36

MOSSANさん
実存するブログと同じタイトルのニセブログは恐らくいくつもあるのではないかと思います。あの数々の幽霊ブログを見ていると、やはり人間がつくっているのではなく、実存するブログのタイトルを利用するなどしてコンピューターが作っている可能性が高いのではないかと思います。であれば「なりすましブログ」であり、gooは規約に基づいて削除せねばならないでしょう。

昨日、ランキングが上位で登録者数が100台の方の登録者一覧を見たら、ちらほらと幽霊ブログからの読者登録が混じっていました。幽霊ブログからの読者登録は、登録者が数千、数万のブログだけとは限らないようです。

私は、読者登録数はアクセス数の増加に関わっているのではないかと疑っています。だから、アクセス数を増やしたい、ランキング上位を目指したいブロガーは幽霊ブログから読者登録されても拒否しないのではないでしょうか。あくまでも推測ですが、
Posted by 松田まゆみ at 2018年01月12日 10:10

   無断転載お詫びします!


  

年寄りの命取り、でもないようだけど…

2018年01月10日 09時56分52秒 | 困ったのう!
 おらは免疫力ゼロらしい!

 今朝はかなり気分も快復し、ほんとに久しぶりに珈琲など淹れてみました。
 また、ニンジン、玉ねぎ、ピーマンの細切りと挽肉をフライパンで炒めたところに溶き卵を入れてかき回したもの、きのう焼いたぶどう食パン一切れ小、おととい焼いたくるみ食パン一切れ小を鬼ゆずジャムで食べたところです。

 で、去年も今頃は、と過去記事を見てみましたら、1月6日からインフルAで埼玉で寝込み14、5日までダウンしていたのでした。過去記事には「熱は39度近くまで」とあるので、今回より病勢はやや下回ったようであり、10日前後で快復したようです。(今回はきょうで15日目) 自宅発病でしたので、ここ伊豆と違って“自動給餌”してもらえたのが、早めの軽快要因と思われます。
 
 この流行病、さらに年をとって罹ると命取りになるな、というのがおらのしみじみ実感なのですが、どうもさにあらず!

 1918年から翌年にかけ全世界で大流行したインフルA型の一種は“スペイン風邪”と呼ばれ、ネット記事によると世界で5000万人の死者、日本でも当時の人口約5500万人に対し、約50万人の死者が出たということです。
 はあ、こりゃ、高齢層は壊滅的だったろうなと思って読む進めていくと、まったく意外なことが書かれていました。
 死者は、発病前はすこぶる健康な若い層に、圧倒的に集中していた、というのです。
 そういうもんかね、と驚きました。

 免疫の問題らしいのですがねえ。
 んじゃ、自慢じゃないけど、1年もたたないうちに同じA型に2回罹ったおらの立場はいったいどうなるんや!
 スペイン風邪の死者は若者!の記事はこちら

 「gooブログ水増し読者登録」の話、さっさっさと結論を書いて終わりにしたいのですが、どうも面倒くさくて、別の記事でお茶を濁しています。しかし、きょうあす中には打ち上げて、きのうやっぱ来た山中くん(下田「レジデンス OF ラベンダーズヒル」管理人)の近況につき書きはじめたい考えです。