伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

Fishing club HUSLER「狩野川例会」報告

2007-08-07 | Fishing club HUSLER
 今年の6月から遂に狩野川でルアーを引けるように成った。Fishing club HUSLERの例会を急遽企画し、8月5日に狩野川水系大見川とその水系の菅引川を写真に写っている5人で楽しんだ。しかし、状況的には厳しい釣りに成りました。

 4日2127伊東線終電で都会から参加の吉田名誉会長と鵜殿さんが伊東駅到着。kidと共にお出迎えで、大見川最下流部の駐車&仮眠ポイントへ移動。行程約30分で到着。車中では鵜殿さんが主役のDVDつり名人シリーズ「アジ名人」の撮影やら編集の苦労やら秘密の話やらで盛り上がり、仮眠時間が限られているにも関わらずkidが興奮しまくりでなかなか話が終わらない。0030Myキャラバンの集中ロックの「ガシャ」でやっと仮眠に入るが、近隣への迷惑などを考えるとエンジンは止めなければ成らない、多少窓を開けたり工夫するがエンジンが腹に在るワンボックスの宿命で何しろ熱い。おまけに熱帯夜です。結局、私が寝れたのは0300頃、他の殆どの人が寝てないのではないでしょうか。
 0400携帯のアラーム「Jump」が鳴る。そう私の携帯は土日0400には「釣りするぞ!」のメッセージと共にこの曲が流れるのです。目を覚ますと横に「釣り専用車」が停まっている。約束通りに超エキスパートの山本氏です。朝の挨拶を交わし取り合えず朝食と入漁券を調達にセブンに移動、なんと日釣り券が2枚しかないアクシデントで山本氏に漁協の自動販売機に走ってもらうもここでも金だけ飲み込まれて発券されないアクシデント発生。狩野川漁協さんしっかりして下さい。
 大見川最下流部、先ずは水温測定で20.6度と高すぎな感じながらも吉田名誉会長、鵜殿さん、kidが先発で釣り開始。いつもの如く私はのそのそと仕度。山本氏は近くの釣り具屋に漁協販売機のトラブルをねじ込み券を貰いに0500を待ち、結局そこでも券が無く、一筆書いてもらった物を身につける事でなんともお粗末な話し。そうこうしながらも結局仕度がのろい私が最後に川に入る。皆さんの様子を聞くと全然ダメとの返事。やはり水温が高すぎが良くない感じで上流に移動を決める。そうこうしている時に橋の上から覗いていた鮎師に「狩野川はルアー禁止だぞ!」と声を掛けられる始末で山本氏がルアー解禁に成った旨を話してひとまずはその場をしのいだが、それでなくてもルアーマンが偏見視される狩野川なのだから狩野川漁協さんもっとインフォメーションして下さい。お願いしますよ。

 今回のガイドをお願いした、山本氏の誘導で大見川中流域に移動。川への入り方を教わり、私達4人は橋の所から入渓、堰堤の溜まりの丁度バックウォーターな感じの所に流れ込みが有りその上流はガンガン瀬と好条件のポイント、しかし魚の反応は川ムツのみそれも小さい奴。水温測定結果は瀞場で19.5度、瀬で18.4度とここでもまだまだ高水温。一応次の堰堤まで釣り上がるも全くアマゴには出会えないまま約束の時間。車に戻り、山本氏と合流で様子を聞くと私達より少し上流で20㎝位のを2キャッチとの事。流石この川を知り尽くした超エキスパートは違う。彼が入った少し上流には既に友釣り師が入っているとの事で大見川を諦めもっと上流の菅引川に移動する事にする。

 菅引川の中流域、川沿いの道路の所々が広く成っていて駐車が可能。車を停めて例会記念写真撮影。そこをベースに少し釣ってみることにする。吉田名誉会長と鵜殿氏は写真に写る落差工の落ち込みを中心に、kidは皆さんに促され落差工から上流に釣り上がる。私は少し下って橋から入り駐車ポイントまでの約200m程を釣り上がる事にする。水温は18.5度と相変わらずの高水温。橋から少し釣り上がり右岸は間知石積の護岸、左岸はアシが密生した比較的緩い流れ、数m間隔でコンクリート帯が河床に入っているシチュエーションのポイント。小段落差工の落ち込みよりもかなり手前にトラウトチューンのホロオリーブバックをプレゼンしてトウィッチ&リトリーブで丁度コンクリート帯下流側でヒット。20㎝位のアマゴで、今まで見たことの無いような色白、パーマークも綺麗な魚でした。写真を撮ろうとデジカメを出しているスキに逃げられました。今度は落ち込み白泡にプレゼンでまたもやヒット。今度のは少し小さい見慣れた感じのアマゴでこれは即リリース。
 次の小段落差工は手前では反応が無かったが、上段の流れが緩く水深が有り木が被さり手前にはアシの根っこが漂っている所。掛けてもアシの根っこに引っ掛かって獲れないだろうと思いつつキャストするもミスキャストで奥までトラウトチューンが入って行かないが数匹がチェイス。次のキャストは決まった、ワントウィッチでバイトさせたが案の定手前のアシの根っこに根掛かりでフックアウト。そうっと根っこを取り除いて引き続き攻めるがチェイスはするもののバイトまでは持ち込めずでした。
 車に戻り皆さんと合流、上流へ釣り上がったkidを探しながら車で上流へ向かう。200mほど上った所でkidを発見し合流で様子を聞くとバイトは多数もバラシまくりでキャッチは2匹との事。この時点で吉田名誉会長だけが未だキャッチ出来ていない。丁度良い具合に路肩に桜の木陰が出来ているのでそこにMyキャラバンを駐車で名誉会長を山本氏にお願いして源流部に案内してもらい。私達はkidが揚がった所から再び入り釣り上がる事にして2時間後に合流を約束し再入渓。
入って直ぐにkidがキャッチ、20㎝そこそこのやたら朱点が多いアマゴで養殖物は朱点が多く浮き出る傾向が有るらしいのでおそらく放流物でヒレが回復した個体の様である。鵜殿氏との話しではどうも今回のヒットポイントはエサ釣師がアプローチ出来ない様な所で比較的流れが緩い感じの所だねと意見の一致を見つつ釣り上がる。暗黙の了解の基、キャッチやバラシする毎に先頭交替でそれぞれが何匹かバラシやキャッチで約束の時間まで楽しんだのである。私はそのエリアでは本日一番のクラブダービーにエントリー出来るギリの22㎝のアマゴをキャッチする事が出来た。ポイントの状況、獲った魚は以下の画像の通りです。
ヒットポイント(獲れたのは右側それとも左側?)

釣れたアマゴ


 約束の時間で皆さん合流、1130。源流部に向かった名誉会長と山本氏に話を聞くと先行者らしき車が3台有ったようで厳しい感じだったが名誉会長も何とか2匹キャッチで「ボ」は免れたようです。相談の結果それぞれ一応満足出来たので釣りは終了とし、昼食と本日のオプションの日帰り温泉へと移行する事に、昼食後にお世話に成った山本氏とお別れで私達は町営の温泉浴場に行き、一風呂浴びて汗を落としてから帰路に。伊東駅で名誉会長と鵜殿氏お見送りで「狩野川例会」終了と成った次第です。

同行のkidのblogに例会参加の釣行記がUpされているのでトラックバックを張らせてもらうことにする。