ダニー食堂

右往左往の日々。

7本の注射 その後の検診

2008-11-14 | 移民局より入荷しました
状態によっちゃもう1本打つって事だから、子供のときにやったツベリクリンみたいなものかしら。
当日は両腕が痛くて着替えもダニーに手伝ってもらったくらいだったけど、もう平気。

ダニーは来れないから私ひとり。
冷たいお茶と忘れちゃならない身分証明書なんかを確認して午後2時到着を目標に一人バスに乗る。
指紋採取の時にここのバス(の運転手)は当てにならないことを学習したからあたし必死。
3回乗り換えて何とか最寄のバス停で下車。
運転免許とGoogle両方無かったらきっとあたしは日本に帰ってたかも。

「あー、この建物この景色ダニーと来たとき車から見た見た」ってGoogle様の仰る道をずんずん歩く。

それにしても暑い。
日陰があればどれだけ楽か、お茶を持ってきて良かったーってずんずん歩く。

突き当たった。
Google様のナビによるとここが目的地。

うーそーだー(泣)

何にも無いじゃんココ。
突き当たった正面は公園になって道はないし、だだっぴろい土地の左右に無機質なデカイ建物が遠くに見えるだけ。

でも間違いなくこの周辺のハズ。
だって一昨日、来たばかりだから見覚えあるもん。
地図検索した時ちゃんと番地まで入れたのに、きっと軍の施設だからってGoogleのヤロウきちんと表記しなかったんだわ。

いったい私は右と左どちらへ行けばいいの?
「こっち側の方が何かありそうね、それにしても暑いわ」って左折した。
10分ほどして「何かありそう」の何かが巨大なスポーツジムだったことが判明。

がっかり

更に数分後、単なるディスプレイの大砲を発見。
そう、確かこれは注射の帰りにダニーと見た大砲。

この猛暑の中15分も逆へ進んでしまった(泣泣)

ゲート前に立つセキュリティのおニイちゃんを見たときどれだけホッとしたか。
「会いあたかたっよー。あんあたの顔を後30分早く見たかったねぇ」って心の中で拝みながら身分証明書を出して中へ。

時間掛けて来たのだからじっくり診てもらってもいいもんだけど、ものの3秒でチェック終了。
「え?これだけ?」って言ったらあの時いた豊満なおばちゃんが「もう1本打ってく?」だって。

小走りで退散。

炎天下の中、歩き回ったものだからすっかり体力を消耗して予定していたウィンドウショッピングもせず直帰。
っていうか見知らぬ土地で迷子になった不安の方が大きかったわ。
その日の夕食後、ダニーとテレビを見ていたところまでは記憶があるのだけど翌朝、気が付いたらちゃんとベッドで寝てた。
重くてごめんねダニー。


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