御祈祷を行う拝殿では、長年にわたって胡床(こしょう)を使用していました。

胡床の歴史は古く、中国大陸から伝来して、古墳時代には今の形になっていたという説もあります。
神社で使用する際には、神様の前ですので
背筋を伸ばして浅く座ります。
身を休める椅子としてではなく、一時的な腰掛けとして使用します。

しかしながら
胡床は体重のかけ方やバランスに気を付けないといけないところがあり
一般の方が胡床に座る機会が少ないこともあって
少数ではありますが、お子様が座っていて、こけることがありました。
このようなことが無いように
この度、新たに椅子を用意致しました。

安心して座っていただき、ご祈祷に集中していただければ幸いです。
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