3月29日
椿神社崇敬者大会にて催された竹田恒泰先生の講演会に行ってきました。
只今、天皇陛下のご公務の負担への懸念や、今後の皇族の数が減少していく不安から皇室典範を改正し、女性宮家の創立、女系天皇の容認する話が浮上して問題となっております。
竹田先生は講演の中で、女性宮家が成立したとしても天皇陛下の代理など出来るはずもなく、陛下のご公務の負担を軽減することが出来ないこと。また女系天皇は女性天皇と違い、今まで一度も前例がなく、「万世一系」の天皇を頂く意味の最も根本が揺らいでしまうこと等、皇室典範改正による様々な問題点を分かりやすく説明して頂きました。
その後、高松に向かい雅楽(ががく)の練習を行いました。
移動も含めて疲れましたが、非常に有意義な一日となりました。
伊予里神楽が奉納される各神社の祭典の日程です。
三月下旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5-1569)
四月十九日 生石八幡神社(高岡町917)
五月 一日 奥土居神社 (東垣生町697)
五月 二日 日吉神社 (南斎院町1224)
五月十五日 素鵞社 (西長戸町角田788)
五月十六日 久枝神社(古三津町1257)
五月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4-乙74)
七月十七日 厳島神社(神田町1-7)
七月二十八日 住吉神社(西垣生町1367)
十月下旬の日曜 橘若宮神社(立花1-10-27)
各地に伝承される神楽は数多くあり、時代とともに盛衰はありますが、中予から南予にかけては現在でも盛んに行われています。
松山では現在、城北・城西地区の神職を中心として組織する「惟神会(いしんかい)」という神楽組で神楽を演じています。
この「伊予里神楽」は江戸時代より伝承されていて、五穀豊穣・家内安全・無病息災を
祈願するための神事芸能として奉納されています。
神道青年全国協議会中央研修会は開校式に衆議院議員 稲田朋美先生が出席され、素晴らしい挨拶とともに始まりました。
第1講 「激動する国際情勢と日本」
杏林大学名誉教授 法学博士 田久保 忠衛 先生
国際情勢についてX軸Y軸がある中で一体どの位置に日本があるのか。そして自国の周辺ではなく、地球の裏側まで大局観をもって世界情勢を見てほしい。と述べられました。
第2講 「二千年国家の新生」
㈱独立総合研究所 代表取締役社長権主席研究員 青山 繁治 先生
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致された日本人(日本人拉致被害者)を救出するための団体の象徴、ブルーリボンの意味。拉致問題について。津波後の被害は人災である。現代史を勉強し、一人でも多くの人に、政治家に意見を発信してほしい。と壇上の席に一度も着席することなく、ステージから降りて熱い講義をしていただきました。
第3講 「永田町から日本の未来を憂う」
産経新聞東京本社 編集局政治部記者 阿比留 瑠比 先生
1年前を思い出してからの民主党の活動、領土問題、日教組、外交、震災後の対応についての非常に刺激的な意見と、もっと怒りを政治家にぶつけて反映させるべきだと述べられました。
懇親会ではビールのテレビCMにてイチローと共演している、蟹の殻むき名人むきむきみっちゃんが登場し会場を盛り上げていただきました。
本当に素晴らしい研修会を開催して頂き、誠にありがとうございました。
更新遅くなりまして、申し訳ありません。
平成23年度 神道青年全国協議会中央研修会に行っておりました。
年に1度行われる全国の若手神職(主に40歳以下の神主)の中央研修会。今年は福井県で行われました。
今年は
「立志」~一人ひとりが、今、なすべきことの道標として~
という主題のもと研修が行われました。
風雲急を告げる幕末期、福井藩士である橋本左内が若干15歳にして「志なき者は魂なき虫に同じ」と自身の志を強く立てる為に『啓発録』を残します。
大きく5ヶ条に分かれている『啓発録』、その一つに「志を立つ」という1ヶ条があります。それが基となったテーマなのでしょう。
橋本左内は幕末の4賢公と称された主君・松平春嶽公に側近として登用され、当時の武士の多くが鎖国攘夷論を唱える中、幕政改革、幕藩体制は維持した上での西欧の先進技術の導入等、開国通商を促進する構想を展開しました。
惜しくも安政の大獄により26歳の若い命を散らした左内でありましたが、彼の志や行動は多くの憂国の武士に影響を与えたに違いありません。
福井の英雄、橋本左内の熱い心を受け継ぐべく、素晴らしい研修会となりました。
・・・続く
本日は午前中は曇り空のままでしたが、午後になって雨が降り始めました。この雨を契機に明日頃から気温が上がってくるそうですが、外にいるとまだまだ寒いですね。
今月の香川ひろこさんによる献花
3月1日撮影↓
3月5日撮影↓
3月16日撮影↓
桜の花を見ると、生け花もきちんと成長しているのがよくわかります。真ん中の花は、5日には綺麗に咲いていますが、15日にはしおれております。かわりに向かって右の方はずっとつぼみだったものが、15日には綺麗に咲いております。
枝の途中で切られても、きちんと花を咲かせる。植物の生命力には感動を覚えます。
ちなみに当厳島神社の境内の桜は比較的遅咲きですので、つぼみは沢山付けておりますが、まだ開花しておりません。
天皇陛下は11日の東日本大震災一周年追悼式に、皇后様とともに出席されました。
2月18日に心臓の冠動脈バイパス手術を受け、3月4日に退院されてから一週間。被災地に思いを寄せ、手術前から出席を強く望んでいた式典で陛下はお言葉を約4分40秒かけてゆっくりと、はっきりした口調で読み上げられました。
ここにお言葉全文を掲載します。
1年前の今日(こんにち)、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員をはじめ、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。
この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のためにさまざまな支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。
また、諸外国の救助隊をはじめ、多くの人々が被災者のためさまざまに心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。」
画像はクリックすると拡大します。
本日は変な天気でした。
朝、境内を見てみるとまさかの雪
あと一週間ほどで春分の日を迎えるというのに・・・
しかも雪が止んだ後は見事に晴れました。
さて、昨日で東日本大震災から1年が経ちました。当嚴島神社でも犠牲者の慰霊と被災地の復興を願う祭典を執り行い、雅楽の奉納も行いました。
テレビでは震災の特集が組まれておりましたが、まだまだ時間をかけて復興への取り組みを行う必要があります。
震災後、様々なことを考えさせられました。特に世間では「絆」という言葉が再認識されております。行き過ぎた個人主義や効率を求めすぎるが故に、最近では当事者としてこの「絆」という言葉を感じることが出来にくくなっているのかもしれません。
瞬間的な感情ではなく、永続的にこの未曾有の事態に感じたことを、心の中に留めておきたいと思います。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
本日、松山西中等教育学校にて雅楽の授業を行いました。
今回は中学1年生全員、約160名の前で授業をしましたので、さすがに少し緊張しましたが、無事楽しく授業を行うことが出来ました。
始めに雅楽の演奏を行い、雅楽の歴史や楽器について説明した後、唱歌を歌ってもらい雅楽のリズム、拍子を体験してもらいました。
楽器体験の時間では、体験したい生徒が多く、予想以上に積極的に手を上げてくれましたので、こちらとしても教え甲斐がありました。
最後に感想を聞いた際には、楽器についての感想を述べた後、「本日はお忙しい中、教えて頂きありがとうございました。」と大人顔負けの謝辞までいただき、大変和やかな雰囲気の中授業を終えることが出来ました。
今回で今年度の雅楽授業予定は終了しました。また来年度さらに伝統音楽の良さが伝えれるよう、努力したいと思います。ご協力頂きました先生方始め皆様に感謝したいと思います。
3月7日
松山市立三津浜中学校にて雅楽(ががく)の授業を行いました。
2時間目、3時間目と2回に分けて1年生の皆さんに日本の伝統音楽である雅楽について説明させて頂きました。
今まで小学校と幼稚園には行ったことがありましたので、中学校ということも、さほど意識せず今まで通り授業を行いましたが、中学生になると全然雰囲気が違いますね。
少し大人になり、人前に出ることに恥ずかしさを感じている様子でした。誰しもこういう時期はあるものです。皆さん授業に対する集中力は、心配する必要はない程、熱心に話を聞いてくれました。
雅楽の生の音を聞いて、少しでも伝統音楽の良さを感じてもらえると幸いです。
明日は松山西中等教育学校に行って参ります。
本日、総代さんと崇敬婦人会の皆様で伊予七福神参りに行ってきました。
朝はあいにくの空模様でしたが、時間が経つにつれて晴れていき、なんとか傘を差すこともなく、お参りすることが出来ました。
寿老人(じゅろうじん)をお祀りしている嚴島神社を出発し
次に弁財天がお祀りされている弘願寺(ぐがんじ)へ
その後、大黒天をお祀りする出雲大社松山分祠にて、面白い裏話を聞いた後
布袋尊(ほていそん)を祀る、昌福寺にて、永平寺から帰ってきたばかりという和尚さんのありがたい話を聞き
昼食後、毘沙門天をお祀りする文殊院(もんじゅいん)にて衛門三郎(えもんさぶろう)のビデオを見せていただきました。
次に福禄寿(ふくろくじゅ)をお祀りする浄土寺にてホッコリとした暖かい話を聞き
最後に恵比寿神を祀る伊予稲荷神社にて正式参拝をさせていただきました。
以上、一つ一つお話を書くと長くなりますので、非常に簡単に説明させていただきました。なんだか終わってみるとあっという間でした。
七福即生、七難即滅。7つの福を授かり7つの災いが消滅するという伊予七福神参りですが、お参りをして頂くと、それぞれの霊場で感じるものがあると思います。そこから得られるものを個人個人が感じて頂き日々の生活に生かしてもらえたら幸いです。
伊予七福神HP↓
本日は風があったものの、天気も良く過ごしやすい一日でした。昼間は春らしくなっていますね。
3月の愛媛雅楽会練習日を報告します。
3月8日(木)午後6時~午後9時
嚴島神社(愛媛県松山市神田町1-7)にて
TEL 089-951-1471
3月31日(土)午後6時~午後9時
吹揚神社(愛媛県今治市通町3-1-4)にて
先月また参加者が増えました。
興味のある方は是非見学に来て下さい。