九月朔日(ついたち)の言葉は
「今日という日は残りの人生の始まりの日である」
これは、アメリカの薬物中毒患者救済機関の施設「シナノン」の設立者、
「チャールズ・ディートリッヒ」の言葉です。
薬物から立ち直ろうとする人に対して
「今日から新しい人生が始まるんだ」
という力強い励ましの言葉でしょう。
デザイナーのコシノジュンコさんも
「これからの人生で今日が一番若いんです。
若い時にやっときゃ良かったじゃなく、今日が一番若い。
だから今日できると思った事は今日始める。
明日やればいいとか、そのうちになんて思っていると
結局できないで終わってしまう事がほとんどです。」
と81歳の今でも精力的に仕事に打ち込まれています。
私達もこういう気持ちで毎日を過ごしたいものです。
神道には「中今(なかいま)」という言葉があります。
たとえば一分前の過去の出来事、過ぎ去った事は変えようがありません。
同じように一分後の事、これから先の事は予測できません。
確実に出来る事は今やれることをひとつひとつ行っていく事です。
今直面する一瞬一瞬に全力を尽くす事。
神道ではこれを「中今(なかいま)」と言います。
今の自分はこれまでの人生の結果であり、未来の自分は今将来に向かって何をしているかで決まります。
自分の夢に向かって具体的に計画、努力している人にはきっと幸せな将来が待っているでしょうし、
夢ばかり語って何もしない人の前途は自ずから明らかです。
ダイエットやウォーキング、筋肉トレーニング、
身近な目標においても早速今日から始めようという意気込みが大切です。
「人は必ず死ぬ」
「人生は一回しかない」
「人はいつ死ぬか分からない」
これがこの世の真実です。
もしも、重病にかかって「寿命があと一カ月です」と言われたら、
一日一日を一所懸命大切に生きて行くはずです。
「今日が残りの人生の始まりだ」という気持ちで今を生きている人と、
毎日をだらだらと過ごしている人とでは圧倒的な差が生まれます。
人生の時間の密度とエネルギーの強さが全然違うからです。
毎朝ご神前に手を合わせながら、
「今日がこれからの人生の始まりだ」
「今日が一番若いんだ」
という思いで一日を始めましょう。
いつも新鮮な気持ちで、毎日を大切に過ごして行く事が充実した人生につながります。
10年前の記事を気にしていただき、ありがとうございます。
調べてみたところ、この曲で間違いありません。
当社にもカセットテープのジャケットがありました。
長年不明でしたが、お蔭様で解決いたしました。
ありがとうございます。