三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

大原 其戎(おおはら きじゅう)句碑除幕式

2013年05月29日 | 兼務社祭典

5月26日

恵美須神社(松山市三津2丁目7-24)に於いて

大原 其戎(おおはら きじゅう)宗匠の句碑除幕式が行われました。

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恵美須神社にて祭典を齋行し、句碑を奉納して頂いた大原綾子様を始め、
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恵美須神社 総代会長 村島由夫様、2013526_051

松山子規会 副会長 和田克司様、
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松山市子規記念博物館 館長 竹田美喜様
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等に玉串奉奠(たまぐしほうてん)をして頂きました。大原其戎は正岡子規の唯一の俳諧の師です。

大原其戎(おおはら きじゅう)宗匠の玄孫(5代目)故大原啓司氏は其戎の句碑建立を願っておりましたが、信州大学名誉教授を退官後5年、平成22年に急遽されました。

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このため故大原啓司氏の願いを叶えるべく、綾子夫人により、はるばる長野県より一昨年から話があり、この度、恵美須神社に大原其戎(おおはらきじゅう)句碑が建立され、明日、句碑除幕式が行われる運びとなりました。

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碑の句は

日永さや いつまでここに いよの富士   其戎

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これは、明治21年5月、其戎の主催する「眞砂の志良邊(しらべ)」第100号祝賀句会を久万ノ台の成願寺で行った際、句会が盛り上がり時間が経過した際に、遙か山口・大分まで見晴かす瀬戸の興居島(ごごしま)の夕映えを詠んだものです。

松山市子規記念博物館 竹田館長のアドバイスも頂き、幻の子規資料書と言われていた子規自筆選句稿『なじみ集』冒頭の其戎の項より採用し、文字もそれを拡大したものです。

『なじみ集』は平成21年に発見され、同年11月に松山市子規記念博物館収蔵、平成24年3月31日に同博物館が複製及び翻刻版を刊行し、収録句は4000句以上になります。

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祭典後、直会を執り行い、懇親を深めました。

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連絡を取って頂いた大原其戎の弟子 森 連甫(もり れんぽ)の子孫 森 愼吾氏をはじめ、
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多くの方のご協力の上、其戎の生家があったとされる場所の近くに鎮座する恵美須神社に句碑を奉納頂きましたこと厚く御礼申し上げます。
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中国・四国合同会

2013年05月25日 | 神道青年会

岡山県にて第一回中国五県青年神職協議会・神道青年四国地区協議会合同会が行われました。

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顔合わせの後、岡山縣護國神社にて正式参拝が行われ、懇親会となりました。

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中国・四国地区の主に40歳以下の神主が集まる初めての合同会でしたが、実りの多い会になりました。

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個人的には森に囲まれ野鳥の声が響く岡山縣護國神社の雰囲気が非常に良く、癒されました。

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国を想って亡くなられた英霊に見守られながら、無事愛媛に帰ることが出来ました。

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恵美須神社 大原其戎(おおはらきじゅう)句碑 建立

2013年05月25日 | 兼務社祭典

明日5月26日午後4時より

恵美須神社(松山市三津2丁目7-24)にて

大原 其戎(おおはら きじゅう)宗匠の句碑除幕式が行われます。

大原其戎は正岡子規の唯一の俳諧の師で、大原其戎(おおはら きじゅう)宗匠の玄孫(5代目)故大原啓司氏は其戎の句碑建立を願っておりましたが、信州大学名誉教授を退官後5年、平成22年に急遽されました。

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このため故大原啓司氏の願いを叶えるべく、綾子夫人により、はるばる長野県より一昨年から話があり、この度、恵美須神社に大原其戎(おおはらきじゅう)句碑が建立され、明日、句碑除幕式が行われる運びとなりました。

碑の句は

日永さや いつまでここに いよの富士   其戎

詳しくは明日以降アップします!

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日本の祝日と国旗・国歌のハンドブック

2013年05月23日 | 日々のできごと

本日も過ごしやすい良い天気ですね!半袖姿の方もよく見かけるようになりました。

さて、カレンダーを見ると、毎月のように祝日がありますが、皆さんは国民の祝日の意味を知っていますか?

国旗のデザインの意味がわかりますか?

いきなり聞かれると困る方もいらっしゃると思います。

もっと日本のことを知ってもらうべく近くの小学校に「日本の祝日と国旗・国歌のハンドブック」を贈呈しました。

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自分が住んでいる国なのに、知っているようで知らないこともあります。当嚴島神社でも無料で贈呈しますので、必要な方はお気軽にお声がけ下さい。

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嚴島神社(いつくしまじんじゃ)

愛媛県松山市神田町1-7

089-951-1471

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久枝神社(ひさえだじんじゃ)春祭り

2013年05月21日 | 兼務社祭典

5月16日

久枝神社の春祭りが行われました。

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久枝神社は元々住吉神社、祗園社、岩崎神社が合祀されたお社です。

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ちなみにこれが昔の久枝神社の写真です。
写真の右側にいる牛乳瓶の底のような眼鏡をした人が14代目の当厳島神社宮司です。ちなみに私は17代目です。

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推測するに60~70年程前の写真でしょうか、それにしても今の風景とは全然違いますね。
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このような歴史の流れがあろうとも未だに行われている伊予里神楽の歴史を感じ、今後とも奉仕して行きたいと思います。

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素鷲神社(そがじんじゃ) 春祭り

2013年05月20日 | 日々のできごと

5月15日

西長戸町に鎮座する素鷲神社(そがじんじゃ)の春祭りが行われました。

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今年も祭典と共に伊予里神楽も無事奉納でき、地域の安全、五穀豊穣が祈念されました。

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また、10月27日に式年遷宮奉祝行事にて伊勢の神宮 外宮での奉納が決定している伊予里神楽ですが、この日その打ち合わせも行われました。

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最近、多忙とパソコンの調子が悪いのを言い訳にアップが遅れております・・・。
明日明後日と岡山出張ですので、また遅れそうです・・。気をつけたいと思います。

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愛媛雅楽会練習(嚴島神社)

2013年05月20日 | 雅楽

5月14日

当厳島神社にて愛媛雅楽会の練習が行われました。

皆さんお忙しいのでなかなか参加出来ない方もいますが、この日は最近で一番会員が集まったように思います。

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会員同士、切磋琢磨し上達していきたいと思います。

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松山大学ボランティア見学

2013年05月15日 | 日々のできごと

松山大学の学生がボランティアで高齢者の介護を行うということで、その前に三津の町を知るべく当厳島神社にお参りに来ました。

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初めてお参りに来た方もおり、神社について説明した後も、いろいろと見学されていました。
神社についてはいつでも説明しますので、お気軽にお声がけ下さい。

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また、 この日は南海放送「もぎたてテレビ」の取材も来ました。

当厳島神社はチラッとしか映らないと思いますが、5月19日(日)昼11時45分~は三津浜の特集ということで楽しみです。

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愛媛雅楽会練習日(5月)

2013年05月13日 | 雅楽

5月10日

愛媛雅楽会の自主練習が行われました。

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初心者の方は回を重ねるごとに上達しており、私もうかうかしていられません。

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5月の愛媛雅楽会の練習日は

5月14日(火)18時30~21時

厳島神社(松山市神田町1-7)にて

TEL 089-951-1471

5月23日(木)18時30~21時

5月29日(水)18時30~21時(自主練習)

吹揚神社(今治市通町3-1-4)にて

TEL 0898-22-0369

初心者も大歓迎です。興味のある方はご連絡の上、先ずは見学に来てみて下さい。

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総代会・代議員会

2013年05月08日 | 日々のできごと

嚴島神社社務所に於いて、総代会(7日)・代議員会(8日)が行われ、歳入歳出決算、予算など全ての議案が満場一致にて承認されました。
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神社の会計においては不透明な印象をお持ちの方もいるようですが、そんなことはありません。

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宗教法人法において定められており、当嚴島神社でも、勿論監査を行い約40名の総代に報告し承認を得ております。
役員会、総代会、代議員会と会議が続きましたがこれで一息つき、11日の崇敬婦人会総会で一段落つきそうです。

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伊予里神楽について

2013年05月07日 | 日々のできごと

伊予里神楽について

各地に伝承される神楽は数多くあり、時代とともに盛衰はあれど中予から南予にかけては現在でも盛んに行われています。

松山では現在、城北・城西地区の神職を中心として組織する「惟神会(いしんかい)」という神楽組で神楽を演じています。

 この「伊予里神楽」は江戸時代より伝承されていて、五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願するための神事芸能として奉納されています。

現在実施されている神楽の演目は、「舞之口(まいのくち)」から「弓之舞(ゆみのまい)」まで全部で十番演じ、約二時間かかります。

また、「伊予里神楽」は伊勢の神宮 式年遷宮奉祝行事に愛媛県の代表として奉納する3団体の一つに選ばれ、10月27日に外宮にて奉納することが決定しております。

「舞の口(まいのくち)」は、神楽の最初の舞として五方の神,天神七代地神五代の神、一國一宮の神々等を勧請する舞です。

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「稚児神楽(ちごかぐら)」は、稚児(子供)の舞で、すべての神楽の基本となる舞です

「神迎(かみむかえ)」は、御幣と扇を中央に立てる仕草から榊を土に立て神籬勧請する、神を迎える二人舞です。その仕草が田植えに似ているとも言われています。

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「山之翁(やまのおう)」は、住吉之神が沖より現れて舞う白髪の翁の舞で、山探しの舞とも言います。

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「手草(たぐさ)」は、笹の葉を持って打ち振るうことにより穢れを祓う、二人舞です。手草が田草となり田植えにつながるとも言われています。

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「三面(さんめん)」は、神宮皇后が軍神としての弓矢太刀之神である鹿島之大神・香取之大神を引連れ、筑紫を経て三韓征伐のため旅立つ舞です。

「四天(してん)」は、四道之将軍として國を警固する四天王の舞です。

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「大魔(だいま)」は、神に大いに仇なす大魔、将軍に仇なす悪魔や外道、尺魔ともいう邪気の舞で笹を持って舞います。最後に四天王との太刀打ちがある勇壮な舞で、四天に降参した後は笹を氏子の人々に撒き与え、氏子の人々はこの笹を「魔除けの笹」として玄関口に立てておきます。

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「鬼帰(きがえし)」は、大魔を退治し邪気が帰った後、穢れを祓う舞です。

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「弓之舞(ゆみのまい)」は、治めの舞で、氏子の人々の禍事罪穢れを祓い、産土の里が豊かな処でありますようにと祈願する舞です。

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現在は次の神社の祭典に奉納されております。 

四月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸)  

四月十九日   生石八幡神社(高岡町)

五月 一日   奥土居神社 (東垣生町)

五月 二日   日吉神社  (南斎院町)

五月十五日   素鵞社   (西長戸町)

五月十六日   久枝神社(古三津町)

五月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜)

七月十七日   厳島神社(神田町1-7)

七月二十八日  住吉神社(西垣生町)

十月下旬の日曜 橘若宮神社(立花)   

 

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日吉神社 春祭り

2013年05月03日 | 他神社・仏閣

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5月2日

日吉神社の春祭りに伊予里神楽を奉納しました。
上天気で涼しい風が通り抜ける中、ひたすらに太鼓を叩きました。

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やはり餅まきの時間になると人が増えてきますね・・・。

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これから春祭りが続き、伊予里神楽を奉納する機会が増えていきますので、今後の日程をお知らせします。

四月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸)  
四月十九日   生石八幡神社(高岡町)
五月 一日   奥土居神社 (東垣生町)
五月 二日   日吉神社  (南斎院町)
五月十五日   素鵞社   (西長戸町)
五月十六日   久枝神社(古三津町)

五月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜)

七月十七日   厳島神社(神田町)

七月二十八日  住吉神社(西垣生町)

十月下旬の日曜 橘若宮神社(立花)

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月次祭(皐月)

2013年05月01日 | 三津嚴島神社祭典

本日も月の家内・町内安全を祈願し、今までの平穏無事を神様に感謝する毎月一日恒例の月次祭(つきなみさい)滞りなくご奉仕致しました。

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祭典後、境内の草抜きをして頂きました。若葉の季節は雑草も例外でなく、もの凄い勢いで生えてきてます!数は力。少ない時間でも大人数でやれば早いですね!ありがとうございました。

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その後、敬神婦人会監査も行われ、会計処理を確認して頂きしました承認されました。尚、敬神婦人会総会は5月11日に行います。

さらに午後からは奥土居神社にて祭典後

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伊予里神楽を奉納致しました。

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こちらのお社は子供さんが多く、賑やかで良いですね!神様のお喜びのことと思います。

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