三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

🌾秋の花手水になりました🌾

2022年08月30日 | 日々のできごと
9月の手水舎は、
五穀豊穣を願って古代稲や実の物を使用し、
藤づる、羽衣桧で雲海を表現して手水舎の龍が雲海の上から農作物の実りを見守っているかのようにしました。
𓂃◌𓈒𓐍 テーマ𓂃◌𓈒𓐍
神を祝ふ 小豆の飯や 今年米
正岡子規
 
𓂃◌𓈒𓐍 花材𓂃◌𓈒𓐍
つるうめもどき、古代稲、パンパスグラス、
ほおずき、藤づる、羽衣桧、あせび
𓂃◌𓈒𓐍 生花𓂃◌𓈒𓐍
 
𓂃◌𓈒𓐍 羽衣桧𓂃◌𓈒𓐍
実りの秋になりました。
今年も収穫を迎える時季、手塩にかけて育てた農作物の収穫をむかえる喜びの思いが句から伝わります。
 
当社では保食神(うけもちのかみ 五穀の神)さまが合祀されております。
楼門に御祭神、御由緒を記したものが掲示されておりますので是非ご覧ください。
 
収穫された実りは、秋の味覚として食品売り場に、
海の幸、山の幸が並び始めますが、皆様の好きな秋の味覚は何でしょう。
美芳(BIHOO) 、香心(KOOSIN) 
 
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夕焼けに染まる社🌇

2022年08月26日 | 日々のできごと
陽が沈むほんのわずかな時間
空が赤く染まっていました。
 
あんなに青かった空が
今は赤い。
 
明日はきっと
いい日になる。
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神社を護る動物④ 【猪(いのしし)】

2022年08月25日 | 日々のできごと
 
屋根に取付けられた装飾板を懸魚(げぎょ)といいます。
魚を懸(か)けると書くように、火災を防ぐお守りの意味があります。
写真は「猪の目懸魚」(いのめげぎょ)です。
中のハート形は猪(いのしし)の目を二つ合わせた形で厄除けの意味があります。
 
建物だけではなく、雅楽の「笙」(しょう)という日本古来の楽器等にも「猪の目」が彫られています。
 
「ハートマークを写真に撮って保存しておくと良縁に恵まれる」
そうですので、是非探して下さい。
 
 
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9月の限定御朱印のモチーフはお月見🌕

2022年08月24日 | 御朱印

長月(9月)の限定御朱印は
お月見をモチーフに「いち咲」さんにデザインをお願い致しました。

月にいるはずのウサギがお月見をしています。
団子を食べたいのでしょうか。
筆で書かれたイラストがほっこりさせてくれます。

原画は和紙を使ったちぎり絵で色付けされており、
非木材である竹パルプを採用した環境にやさしい紙を使っています。



【クリエイター応援企画】長月 限定御朱印
期間:9月1日~なくなり次第終了
時間:9時~16時半
初穂料:1000円

〇プロフィール
happy書家 いち咲
筆を持って4年。独学のため自分の直感が全ての基準。
穂先の長い特殊な筆を使い、濃墨をつけて勢いよく描く。
利き手と違う左手で描くことで制限が生まれ、なんとも言えない直感的なラインが誕生。
それが書や絵に個性的なインパクトを残している。
そもそもなぜ、急に筆を持って描きはじめたのか? 
一言でいうなら「あなたも幸せになっていいんだよ」というメッセージを伝えるため。
世界中を旅し、日本人には自分軸を持ったオトナが少ないことに衝撃を覚えた。

「幸せとは何か」という不変の命題に対して作家自ら問い続け、導き出した言葉やイメージの数々を作品にして世に輩出。
キャンバスの魔術師の異名を取るパートナーの和紙を使ったちぎり絵や金箔などを散りばめたコラボ作品も人気。

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神社を護る動物③【獅子(しし)と獏(ばく)】

2022年08月19日 | 日々のできごと
正面虹梁の両端に彫られているのが「獅子」と「獏」です。
 
日本の「獅子」は「ライオン」と同じで百獣の王「力の象徴」を表し、魔よけの意味があります。
「獏」は想像上の「聖獣(せいじゅう)」で「悪い夢を食べて、良い夢に変える」といわれ、同じく魔よけの意味があります。
 
向かって右側の獅子と獏は口を開けた阿形(あぎょう)左側は口を閉じた吽形(うんぎょう)で阿吽(あうん)(物事の始まりから終わりまで)を表しています。
又「獅子」の横には牡丹の花が彫られています。これは「獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)」という「ことわざ」があるように、
獅子はその体内に寄生する虫により、命を脅かされる事がありますが、牡丹の花から滴(したた)り落ちる夜露に当たるとその虫は死んでしまいます。
それで「夜になると獅子は必ず牡丹の花の下で休む」という故事から獅子と牡丹は一緒に彫られることが多いようです。
 
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🎐浴衣で夏詣🎐

2022年08月18日 | 日々のできごと

夏詣期間も残るところ10日ほど



夏の暑さを和らげる風を視覚と音で感じさせてくれる風鈴。
浴衣姿によく似合います。

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神社を護る動物②夫婦鶴(めおとづる)

2022年08月16日 | 日々のできごと

正面鳳凰の下奥に彫られているのが、夫婦鶴です。

波と雲の間を飛んでいます。

「鶴は千年」と言われるように、「長寿」の象徴であり、

鶴の「つがい」は仲睦まじく、一生相手を変えないことから「夫婦円満」の象徴、

また鳴き声が高く、遠くまで響く事から声が「天に通じる」めでたい鳥です。

「長寿」「夫婦円満」「願いが神様に通じますように」との想いが込められています。

よく見ると右側の鶴は口を開いた阿形(あぎょう)

左側は口を閉じた吽形(うんぎょう)になっていて、

阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)で力を合わせて、社殿を護っています。

 

神社を護る動物①【鳳凰(ほうおう)】

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8月15日の言葉「感謝の言葉」

2022年08月15日 | 今月の言葉
お盆が過ぎ、大勢の方が先祖供養やお墓参りをされたことでしょう。
「先祖あっての自分」とよく言われますが、両親がいなければ今の自分は存在しません。
父母、その父母と連綿と命が続いてきたからこそ、今の自分の命があります。
 
自分の命は自分だけのものではなく、身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいています。
それを思えばいつも感謝の心で、悔いのない人生を送ることが、ご先祖への恩返しにつながります。
今月15日の言葉は、いろんな感謝の言葉を集めてみました。
 
幸せになるには感謝することを探しなさい。
歩けるでしょ、見えるでしょ、聞こえるでしょ、しゃべれるでしょ
それができない方は、いっぱいいらっしゃるんです。                            
美輪明宏(歌手)
 
 
不満はね、ストレスのもとよ。
感謝はエネルギーになるのよね。                             
森光子(女優)
 
 
感謝の心を持つことは、小さな幸せを手にするチャンスをたくさん作ってくれる。                        
長友佑都(サッカー選手)
 
期待するよりも、感謝するようにすると人生は大きく変わる。                      
アンソニー・ロビンズ(作家)
 
 
弱さを見せられる相手が居てくれることに感謝。                           
浜崎あゆみ(歌手)
 
 
大切なのは他人だけでなく、自分自身への感謝や労い(ねぎらい)も忘れないこと。                           
國分利治(起業家)
 
 
感謝の心が自分を磨き、感謝の心が運命を開きます。  
今日も良い一日を!
 
 
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🐵サルスベリが見ごろになりました🐵

2022年08月14日 | 境内の植物

猿も滑って落ちてしまうほどツルツルの樹皮の様子から
サルスベリと名付けられました。
漢字では「百日紅」と書くほど初夏から秋までの長い間、
お花を咲かせてくれます。



境内には紅白のサルスベリが1本ずつあり、
今年は珍しく一緒に花を咲かせてくれました。



花言葉は「雄弁」「愛嬌」「あなたを信じる」

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七五三の前撮り撮影📷

2022年08月11日 | 日々のできごと

神社にて撮影が行われました。

綺麗に着飾ったお二人
風鈴の色とも合い、とてもかわいいです。

七五三の問い合わせも増えてきました。
予約を受け付けていますので、
お電話かHPの問い合わせフォームから予約してください。

撮影:モリカメラ

三津嚴島神社
愛媛県松山市神田町1-7
089-951-1471

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硫黄島 渡島事業に参加しました

2022年08月10日 | 研修・講義・会議
硫黄島にて慰霊祭を行うと共に、戦跡や遺骨収集の現場を見せていただきました。
一般人の渡島は厳しく制限されている硫黄島ですが、事業に参加するにあたり、自衛隊輸送機にて渡島。
到着し移動と同時に硫黄の独特の匂いを感じながら慰霊祭の会場に向かいました。
77年前、硫黄島の戦いにおいて2万余りの尊い命が失われました。 未だ1万柱以上の遺骨が硫黄島に残されている現状があります。
祖国の為、自らの家族のために犠牲となった方々に対する感謝と敬意を込めて慰霊祭を行いました。
参列者は地下壕の中で水を激しく求めたであろう英霊の為に慰霊碑に水をかけ、様々なお供えをされていました。
硫黄島は現在も硫黄が噴出しており、場所によっては100度以上の蒸気が上がります。
地下壕の中は地熱でサウナのような状態であり、少しいるだけで汗がにじんできます。
手彫りの壕は狭く、決して大きいものではありません。
このような中で1月もの間、日中は潜伏し、夜間に奇襲を行っていたと思うと・・・。
また、銃撃の後の残る壕や敵の砲弾がめり込んだ砲身も残っており、過酷な状況で激戦が行われた様子が伺えます。
遺骨収集は未だに続いており、日本がこれまでに収容できた遺骨は、1万437人。半数以上の1万1500人近くがいまだに見つかっていません。
日本軍は、全長10数キロに及ぶ地下壕にこもる持久戦を展開し、多くの兵士は壕の中で死んだとみられていますが、この壕を探し出すこと自体が困難になっています。
遺骨収集事業は、1968年の返還後に本格化しましたが、この時点で戦後23年が過ぎており、それまでに多くの壕は埋められ、どこにあるか分かりません。
今回見せていただいた遺骨収集現場の壕は5メートル以上掘ったところに発見されたようです。
「硫黄島渡島事業」は硫黄島へ渡島し、数々の戦跡を訪れ当時の悲惨な状況を知り、 遺骨収集が未だ続いている現状に向き合い、現地で慰霊祭を開催することで、愛する祖国のために亡くなった戦没者の方々へ改めて感謝と敬意を示し、日本人としてのアイデンティティを確立していただくために開催されています。
硫黄島戦没者のご遺族の方が優先に参加できますので、来年以降になりますが、是非ご参加ください。
 
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朝焼けにそまる神社

2022年08月04日 | 日々のできごと

朝5時頃に起きると、空が赤く染まっていました。

今日も良い一日になる。
そう思わせてくれます。

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2022三津浜花火大会 三津恵美須神社 夏祭り

2022年08月03日 | 兼務社祭典

8月6日(土)午後4時~午後10時 
三津 恵美須神社(松山市三津2丁目7-24)にて
夏祭りを行います。

同日に三津浜花火大会も行われ、安全祈願祭も行います。


コロナの影響で2年ほどお祭りの催しを縮小していましたが、
コロナ対策をした上で、今年は再開します。

境内にはオーガニックの夜店が出るほか

花火大会を記念して花火をモチーフにした


限定御朱印やお守り、絵馬もお出しします。


令和元年の様子です↓
コロナ前でしたので、みんなマスクしていませんね。

どうぞ三津の花火を楽しんで、お参りください。

三津 恵美須神社(松山市三津2丁目7-24)

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古三津南神輿 新調35周年の祭典を行いました!

2022年08月02日 | 日々のできごと
古三津南神輿の新調35周年に合わせて、
久しぶりに古三津南神輿の取り締まりが神社に集まり
神輿が担ぎ出されました。
今年の秋祭りはコロナ対策をしながらも例年通りの祭りを行うべく、
準備を進めているところです。
古三津南神輿の新調35周年
誠におめでとうございます。
 
 
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【8月1日の言葉】減らすことと増やすこと

2022年08月01日 | 今月の言葉

良い人生を送るためにー減らすことと増やすこと

今年もお盆が近づいてきました。
ここにきて「新型コロナ感染者」が急拡大し、故郷への帰省や家族との再会をあきらめた人も多いでしょう。

お盆に当たり、ご先祖や家族、親戚の事を思い出しながら、改めて自分の人生を振り返るのも大切なことです。

8月朔日(ついたち)の言葉は良い人生を送るために

「減らすことと増やすこと」を取り上げてみました。

わがままを減らして、協調を増やす。

話すことを減らして、聞くことを増やす。

不愛想(ぶあいそう)を減らして、笑顔を増やす。

無知を減らして、学ぶことを増やす。

心配を減らして、夢を増やす。

不平不満を減らして、感謝を増やす。

疑うことを減らして、信じることを増やす。

憎むことを減らして、愛することを増やす。

心の持ち方を変えるだけで人生は大きく変わっていきます。
これからも自分の人生を大切に!

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