

令和7年5月29日、
前日の伊勢の神宮に続き、熱田神宮にて新役員の就任奉告参拝を執り行いました。
正式参拝を厳粛に行った後、役員会・各特別委員会・災害対策委員会を開催し、
北方会長より役員・特別委員へ委嘱状が授与されました。
新体制のもと、全国の同志と心をひとつにし、さらなる歩みを進めてまいります。
令和7年5月28日、若手神主の全国組織である神道青年全国協議会の新役員就任奉告参拝を、伊勢の神宮にて執り行いました。
当社の禰宜は令和5・6年度の副会長の任期を終え、今期令和7・8年度は監事として務める運びとなりました。
この日、役員をはじめ事業委員会、神宮式年遷宮の"こころ"を守り伝える委員会の皆が集い、
外宮にて御垣内参拝を行い、その後、内宮の神楽殿にて神楽を奉納、さらに御垣内参拝を行いました。
北方新会長のもと、全国の同志とともに想いを一つにし、さらなる飛躍を誓いました。
今後も精進して参りますので、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
5月25日(日)、高浜の金刀比羅神社にて春の例祭が斎行され、伊予里神楽を奉納いたしました。
瀬戸内の風が吹き抜ける高浜の地に、ゆったりと響く太鼓の音。
神前に捧げられる神楽の舞は、海とともに生きてきたこの土地の歴史や、漁民たちの祈りを今に伝えるようでした。
私はいつも太鼓専門でしたが、今回「四天」という舞に加えて「鬼帰し」も舞うことが出来ました。
今回奉納を行った金刀比羅神社には、次のような由緒が伝えられています。
むかし、古三津村の「刈屋口」という場所に、たくさんの漁師の人たちが暮らしていました。
その頃は、川がたびたびあふれて困っていましたが、慶長年間(1600年代初め)に川が整備されたことで、川岸は安全になり、水もおさまりました。
人々は、少し離れた場所にある新しくできた乾いた土地に移り住み、「苅屋(かりや)」と呼ぶようになりました。
そして後に住民の大半が現在の地である「新苅屋」に移り住みました。
享保年間(1716〜1736年)には、社殿(神社の建物)もきちんと建てられ、人々のよりどころとして大切にされてきました。
【伊予里神楽 奉納予定】
4月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5丁目1569)
4月19日 生石八幡神社(高岡町917)
5月1日 奥土居神社(東垣生町697)
5月2日 日吉神社(南斎院町1224)
5月15日 素鵞社(西長戸町角田788)
5月16日 久枝神社(古三津町1257)
5月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4丁目乙74)
7月17日 嚴島神社(神田町1−7)
7月28日 住吉神社(西垣生町1369)
10月下旬の日曜 橘若宮神社(立花1丁目10−27)
※日付が固定されている神社は、曜日に関係なく毎年同じ日に行われます。
早いもので、5月も残りわずかとなりました。
松山では本日より雨模様が続くようです。
さて、6月の限定御朱印をご紹介いたします。
今月の御朱印は、色鮮やかな風車と花菖蒲をあしらい、
毎年6月30日に斎行される「夏越祭」の茅の輪、そして初夏に吹き抜ける爽やかな風を表現しております。
風車の軽やかな回転、花菖蒲の凛とした美しさ、そして穢れを祓う茅の輪に、
梅雨の時期でも心晴れやかに過ごせるよう願いを込めております。
今回のデザインは、イラストレーターの「ルームe たにわき絵里」さんにお願いし、
やさしく温かなタッチで初夏の風景を描いていただきました。
お詣りの記念に、季節の移ろいを感じていただければ幸いです。
皆さまのお参りを心よりお待ち申し上げております。
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【水無月 限定御朱印】
授与期間:6月1日~ ※なくなり次第終了
授与時間:午前9時~午後4時30分
初 穂 料:1,000円(書置きのみ)
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社殿のうしろにそびえる大樹が、若葉をまとい、初夏の陽を浴びていっそう鮮やかに映えています。
空へと伸びるその姿は、訪れる人々の心を静かに包み込んでくれるよう。
境内にお越しの際は、ぜひ見上げて、深呼吸を。
自然の恵みとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
福田様より、今年初採りの「みつばちのダンス」中島産みかん蜂蜜を、
心あたたまるお気持ちとともにご奉納いただきました。
自然の恵みと、丹精込めて採られた蜂蜜に、深く感謝申し上げます。
神社への奉納は、「ありがとうございます」の感謝や、「これからも見守ってください」という願いを、かたちにして神様へお伝えする大切な行いです。
決まりごとはなく、そこに込めた真心こそが、何よりも尊いものです。
皆さまの日々の恵みが、これからも豊かでありますように。
5月16日、三津嚴島神社が管理する久枝神社の春祭りにて、伊予里神楽を奉納いたしました。
私はいつも太鼓のみでしたが、前日に引き続き、「四天」を舞うことができ、感慨深いものがありました。
祈りの舞がゆったりと広がり、地域の平安と五穀豊穣を願う心が、太鼓の音とともに響き渡りました。
境内の清掃や準備をしてくださった総代さん、宮前文化遺跡を守る会、地元の皆様、誠にありがとうございました。
今回奉納された久枝神社には、このような由緒が伝わっています。
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時は建武年間(1334〜1336年)、伊予を治めた河野通盛が本拠を高縄山から道後湯築城へ移した頃のこと。
この地は、河野家の家臣・久枝肥前守宣盛の所領でした。
当時、古三津村には3つの社が鎮座していました。
・住吉神社(大明神地区)
・祇園社(南条地区)
・岩崎八幡社(東山地区)
いずれも地域の人々に大切にされていたお社です。
しかし、明治3年(1870年)、これらの社は一度、三津嚴島神社へ合祀されます。
それから9年後の明治12年(1879年)、地元の人々の強い願いによって現在の地に再び祀られ、「久枝神社」と名をあらためました。
今もなお、かつての信仰を受け継ぐ社として、地域の心のよりどころとなっています。
【伊予里神楽 奉納予定】
4月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5丁目1569)
4月19日 生石八幡神社(高岡町917)
5月1日 奥土居神社(東垣生町697)
5月2日 日吉神社(南斎院町1224)
5月15日 素鵞社(西長戸町角田788)
5月16日 久枝神社(古三津町1257)
5月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4丁目乙74)
7月17日 嚴島神社(神田町1−7)
7月28日 住吉神社(西垣生町1369)
10月下旬の日曜 橘若宮神社(立花1丁目10−27)
※日付が固定されている神社は、曜日に関係なく毎年同じ日に行われます。

5月15日、素鵞社の春祭りにて、伊予里神楽を奉納いたしました。
私はいつも太鼓ばかりですが、今回初めて四天という四道之将軍として、國を警固する四天の舞を舞わせていただきました。
扇と刀を手に舞う姿に、静かで力強い祈りが込められています。
舞が奉納された素鵞社には、こんな物語が伝わっています。
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今からおよそ1300年前、天平年間のこと。
伊予の有力な武士・河野氏が、広がる疫病を鎮めてほしいと願い、この地に素鵞社を創建しました。
時が流れ、鎌倉時代の文治2年(1186年)、河野通信が社殿を建て直し、さらに室町時代の嘉吉年間(1441〜1443年)には、河野左馬通智が、地頭であった久枝肥前守通基に命じて社殿を改築させます。
その後も、素鵞社は地元の人々の信仰を集めつづけました。
神社の記録によれば、明治維新まで代官所の祈祷所とされ、毎年欠かさず代官が参拝に訪れていたそうです。
長い時代を越えて守られてきた神社で、今年もまた祈りの舞が捧げられました。
この神楽を通して、地域の平安と皆さまの健やかな日々をお祈り申し上げます。
【伊予里神楽 奉納予定】
4月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5丁目1569)
4月19日 生石八幡神社(高岡町917)
5月1日 奥土居神社(東垣生町697)
5月2日 日吉神社(南斎院町1224)
5月15日 素鵞社(西長戸町角田788)
5月16日 久枝神社(古三津町1257)
5月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4丁目乙74)
7月17日 嚴島神社(神田町1−7)
7月28日 住吉神社(西垣生町1369)
10月下旬の日曜 橘若宮神社(立花1丁目10−27)
※日付が固定されている神社は、曜日に関係なく毎年同じ日に行われます。
5月15日の言葉は身清浄(みしょうじょう)心正直(こころしょうじき)です。
「神と申すものは正直(しょうじき)なることを好み、また清浄(しょうじょう)なるものを好み給う。それゆえ、神を拝むにはまずおのが心を正直(しょうじき)にし、またおのが体を清浄(しょうじょう)にして、ほかに何の心もなく、ただ謹(つつし)み拝むべし、これが誠(まこと)の神信心(かみしんじん)と申すものなり。」
これは幕末の思想家「吉田松陰」(よしだしょういん)の言葉です。
自分の妹に信仰の心構えを「神信心(かみしんじん)」という表現で分かりやすく教えたものです。
すなわち「神様は清浄と正直を好まれるから、神様を拝む時はいつも、その事を忘れないように」ということです。
「身体は清らかに、心は正直に」簡単なようですが、実際に行なうにはなかなか難しいものがあります。
神道の教えのひとつは「より清らかに、より明るく、より正しく、より素直に」生きることです。
神様の前ではいつも、こういう清らかで、明るく、正しく、素直な気持ちで祈りを捧げましょう。
心を煩わせる悩みや雑念は、拍手(かしわで)の音で打ち消して、無心になって、心静に、手を合わせましょう。
心が穏やかになれば、清らかで、さわやかな気持ちのまま、一日を始めることが出来ます。
歳を重ねてわかった。人生一番の贅沢は「心の余裕」を持つことなんだと。 樹木希林
還暦を過ぎて気づいた。幸せは探すものではなく「気づくもの」だった。 瀬戸内寂聴
人生は不思議なもの。「困難」だった経験が後になって「宝物」になる。 黒柳徹子
還暦過ぎて気づいたのは「日々の小さな感謝が」人生を豊かにすること。 野際陽子
歳を重ねてやっと分かった。「幸せは足元にある」。 田辺聖子
60過ぎて気づく「人生はあせらず、ゆっくり、ゆっくり」。 中村メイコ
歳を重ねて初めて分かった。「今を懸命に生きる」ことの尊さ。 吉永小百合
今日も良い一日を!



