あけましておめでとうございます。
昨年はコロナウイルスに明け、コロナウイルスに暮れた一年でした。
海外ではワクチンが開発されましたが、国内に普及するのはまだまだ先
、暫くはコロナウイルスとの戦いが続きそうです。
如何に科学が進もうとも、いまだに未知の病気が蔓延するなど、
天地自然の前では、人の力は誠に小さな存在であるという事を思い知らされた一年であり、
又外出したり、飲みに行ったり、買い物したりという
当たり前の生活が出来る事の有難さに気付かされた一年でもありました。
さて今年は令和3年辛丑(かのとうし)年、辛も丑も新しく活動を始める意味を持っていますが、
自然災害や気候変動、地震や台風が懸念される星回りとも言われています。
まずは神様にこの一年の御加護をお祈りしましょう。
神様の恵みを受けるにはひたすら祈る事が第一で、
神の御加護を頂くには我欲を捨て、正直で清らかである事が基本です。
神は人の敬によりて威を増し 人は神の徳によりて運を添う
この言葉は鎌倉幕府の基本法典「御成敗式目」の第一条に書かれてある言葉です。
第一条は「神社を修理し、祭祀を専らにすべきこと」とあり、
その後に続くのがこの名言「神は人の敬により威を増し、人は神の徳により運を添う」です。
いかなる神様も人々の崇敬をうけてこそ、そのご威光を輝かすのであり、
御神威を高めるのは人の敬う力である。
その人が人としての運、人としての生命を与えられるのは、神様の徳によってであるという意味です。
神と人との関係が的確に述べられています。
また神様を敬う気持ちが大きければ大きいほど、神様から受ける御利益も大きいとも言えるでしょう。
当社では「月参り御朱印帳」を社務所に置いてますので、
年に一度ではなく毎月お参りをして、清らかな気持ちで神様に祈りを捧げましょう。
神社での唱え言葉は
綾に畏き 嚴島の大神(あやにかしこき いつくしまのおおかみ)
祓え給へ 清め給へ (はらえたまへ きよめたまへ)
守り給え 幸へ給へ (まもりたまえ さきはえたまへ)
「神は人の敬により威を増し、人は神の徳により運を添う」
毎月神様にお参りをして、神恩感謝の真心を捧げれば、
より一層神様の御加護を頂いて、必ずや心願成就されることでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます